こんにちは。
「多次元数秘術」占い鑑定の西きほ子です。
敏腕な出版業界の方とお話をする機会を得まして
昨日はオンラインでミーティングをしていました。
「西さんはどのようにして集客してこられたのですか?」
素晴らしく切り込んだ質問でした。
自分が何の疑問もなく日々当たり前にしていることは
多くの人にとっては当たり前ではないことなんだって
気付かされました。
今日は、私がコンスタントにお客様を得られている理由を改めてお話します。
数秘術の占い師「西きほ子」が出来上がったタイミングがあったということです。
おかしな日本語に感じるかもしれませんね。
出来上がる前から私は私以上でも私以下でもなかったのですが、確実に西きほ子が「認知」されたタイミングがあったということです。
2015年1月、東京に一人出て来て半年が経とうとしていた頃に転機は訪れました。
年末には離婚が成立して、私は東京の永田町に通う 40歳のOLをしていました。
手取り給与のほとんどが家賃という、わけのわからない暮らしがスタートしていたのです。
兵庫県の神戸市という自然に恵まれた住環境で生まれ育ち、若い頃には建築士の資格も取って大手住宅メーカーの設計課に勤めながら風水を勉強していた私は、住環境においては簡単に妥協することができなかったのです。
阪神淡路大震災と東日本大震災2つの大地震も経験してきた人生ですから、災害への備えまで考えて建築士的目線で物件選びをすれば、手狭なワンルームに住む気にはなれなかったのです。
家賃を除けば倹約生活。
それは私にとって苦痛ではありませんでした。
成長期をとっくに終えた40歳は、大して食べなくても生きて行けます。
晩ごはんに作ったものをそのまま翌朝弁当箱に詰めて職場で食べていました。
職場近くのコンビニで1リットルの水を買うことが、その頃の私の中での贅沢。
ある日、私のガラケーにメールが着信しました。
とあるイベントの受付の手伝いをしてもらえませんか?という内容でした。
場所は青山、仕事を終えてからでも間に合う時間帯のイベントでしたので、二つ返事で引き受けたのです。
地方出身の私は、「東京、青山で開催されるイベント」とはいったいどんなことが繰り広げられるのだろう、と夢見心地でした。
会場の設営をしていると、「今日の講師を玄関からお招きしてこの部屋にお連れしてきて」という指示を受けて玄関で待っていましたら、ファッショナブルな出で立ちの女性セミナー講師が航空会社のCAみたいにコンパクトなスーツケースを転がしながら登場したのです。
私は受付に座って講演を聞いていました。内容は事前に知らされていませんでしたが「Facebookを活用する」という内容のセミナーでした。
私はその1年前の主婦だった頃、おっかなびっくりしながらFacebookに登録して実際の知り合い10人程とだけ繋がっていました。
そのセミナーは、Facebookに毎日投稿して「いいね」を沢山集めることで、やりたいことが叶えられるようになるというものでした。私は「これだ!」と直感しました。
セミナーが終わる頃には誰よりも大きく手を挙げて「ワタシ!やります!!」と立ち上がっていました。
目標は3ヶ月後に1投稿1,000「いいね」です。
9時から5時まではお堅い職場にいましたからFacebookができる時間は制限されていました。
今まで繋がっていた古くからの友達からは「きほちゃんが変なことを始めた」と警戒されました。
数はなかなか増えませんでした。
使っている携帯はガラケー! スマホが買えなかったのです。
だから外出時には常に家庭用の大きなノートパソコンを持ち歩いていました。
一緒に始めた仲間の中で最後まで一番の落ちこぼれでしたが、仲間が自分のことのように物凄く応援をしてくれたおかげでメンタルを支えられました。目標を設定した2015年4月、私は1,000「いいね」を達成しました。
学校教育の中でも数値目標を追いかけたことのなかった私が、仲間の応援を得ながら人生で初めて数値を追いかけた経験。そこから人生が変わりました。
「イベントをしますから来てくださいね」と投稿すればすぐに満席!人から興味を持ってもらえるようになったのです。
普通なら出会えないような大会社の社長さんから、突然にメッセンジャーにお声がけをもらうこともありました。
結果的にSNSだけで集客ができるようになったのです。
全国から来てくれるお客様で占いの予約が埋まるようになり、占いの仕事だけで食べて行けるようになったので会社員を辞めました。
その後に私は妊娠しました。
赤ちゃんを産み、子育てをしながら、私の出産と同時に脳幹出血を起こしてそこから寝たきりとなって懸命にリハビリをしていた夫の看病をし、家事もしながら仕事をして家族の生活を支えることができたのも、Facebookに集中して頑張った時期があったからです。2015年に頑張ったあの頃の私が、以後の私を支えてくれているのです。
事前に計画してこうなったわけではなく、結果的に今のようになったということを、昨日再認識したのでした。
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