先日、赤坂のとある超高層マンション内で

数秘術アドバンス(プロ養成)の授業をしていました。

 

 

お忙しい受講者の一人がこちらにお住まいで、

できればこちらを会場にして講義して欲しい

とのご要望でお招き下さったのです。

「この場所に私が呼ばれるのには

きっと何かの理由があるのだろうなぁ…」
20代の頃に勧められて読んだ
司馬遼太郎さんの著作を思い出しながら、
先月も数回こちらで講義をしました。

 

 

私の数秘術の授業は、
普通とは少し違います。

長時間一緒に時間や空間を共有し

同じお茶を飲んで一緒に食べて、
ということを重要視しています。

そうすることで私の数秘術に関するセンスを感染させる…

ということが主な目的です。

私が自然に数秘術センスを感染させるので、

用語を覚えてもらうようなお勉強は一切していません。
毎回の授業で「これ、覚えようとしないでください!」

口酸っぱく言っているのは、
リラックスした状態で私の声と話を聞くことで
私の中にある数秘術に関する長年の知恵と経験を

暗記ではなくそのままコピーしてもらうのです。

 

 

私は出身が関西人であることも関係してか
自分の中にあるものを
話術で伝えるのは得意です。

 

受講生からは「授業内容がめちゃくちゃ楽しい!」

「面白い!」と嬉しいことに大変好評です。


すんなり自分のものとして
いきなり使えるワケです。

実際に卒業生たちは、すぐにそれぞれの専門分野に

数秘術を取り入れて実践しはじめています。

私は数秘術を

「誰にでもできる錬金術」

と捉えていて

私が「簡単で楽しい」と思っているから

習う人にもその感覚が伝わっていくのです。

もちろん奥深い秘技ではありますので

お渡しするオリジナルテキストの分量は膨大。
大変なことでも大変とは思わせずに

楽しく泳いでいて

気付いたらこんな遠くまで来てしまった。

そんな泳法ですが

今のところ脱落者は出ていません。

 

 

一日の長い講義が終わり、私は風に当たりたい

気分になって最上階の空中庭園に出てみました。


目下には国会議事、その向こうには翌日には

「即位礼正殿の儀」が行われる
皇居が見えます。

高さ162メートルのその場所は大変「氣」が良く

多次元世界への入口になっていることが確信できます。
 

 

席に戻り、受講後の雑談に混じりましたら
「西さんのブログ、

近頃幽霊ネタがないですね」

そんな素朴なご指摘がありました。

「ユーレイネタですか?」

「面白いので、ぜひ書いてくださいよう!」

 

そういえば最近は必ず出ると言われる施設でも

幽霊に遭遇することなく快適に過ごせたり

全般的に幽霊に絡まれることなく

穏やかに過ごせていた

ということに気がついたのです。

 

 

「そういえば、最近幽霊を見たのは

この場所だわ!」

突然思い出した私がそう言いました。

初めて来た時に「せっかくなので施設を見学してみます?」と

居住者がご自身の鍵で立ち入れる場所を案内してくれたのです。

その2階部分の一角に、

お茶室と並んで図書室があり、

そこには統一感のないソファーとテーブルがただ

並べられているだけの

目的を失った空間でした。

 

「私も長年住んでいるけれど

ここを利用したことはないわ」

そうおっしゃるのも当然、こんな不穏な空間には

運のいい人なら簡単には入れないはず。

その広い図書館全ての椅子には

幽霊が座っていて

人が座れる椅子がないのです!


幽霊たちは昭和初期頃であろう品の良い雰囲気の方々。

行き場を失くした赤坂の幽霊たちが、ここで

「何か」を待っている、待合所なのでしょうか?
 

そんなことが以前ありましたね、という話をしたら

受講生の一人に霊感がある人がいて

「実は私も口にはしませんでしたが、

あの部屋は幽霊だらけで怖かったです」

と同じようなものを見ていた模様。

 


この氣の流れの良い場所の2階の一部分だけに

あのような空間が存在しているということは

このタワーマンションを竣工する前に結界師が

介入した可能性があります。
ここは日本の主要な機関が集まる

重要な場所ですから結界師が入ったとしても、

すべての辻褄が合います。

 

 

そうこうするうちに会がお開きとなり

エレベーターの到着を皆で待っている間

直通の高速エレベータなのに

なかなか上がってこないことを

不思議に感じながら私は急に咳き込んでしまい

咳が止まりません。

 

「ポーン」という遠慮がちな音と共に

扉が開いて降りてきたのは

和服姿の男性でした。
顔はダルマのように見えて、現代人には珍しい

威厳と圧倒的な風格のあるお方でした。

その後に続いてやはり

白い和服姿の女性

一人、二人、三人、四人、五人、六人

七人、八人、九人?十人、十一人??
 

エレベーター前で

一体どれだけ待たされたでしょうか?
中から、人が出てくる出てくる…

その全員が無言でまっすぐ前だけを見て

一直線になって前の男性について行くのです。

 

その着物は「白い」という情報以外の何も

私の記憶に残しませんでした。おかしい!
そう、これら全員が幽霊なのです。
見えない霊も合わせればおそらく50体くらいが

一気に44階に上がってきたのです。

 

ひゃー。久々に凄いの見ちゃった。

私は真顔のまま受講生さんと一緒に

エレベーターに乗り込みましたら

受講生が言いました。

「ねえ、おかしくないですか?

このエレベーター私たち4人でも狭いくらいだから、

詰めて入ってもあと2名くらいが限度かと思うのですが

さっき、かなり恰幅のいい男性も含めて数十名は

出てきましたよね?どうやって乗れたのだろう?」

私はすかさず

「皆さんにも見えていたんですか?あれ、幽霊ですよ」

一同
「ええぇぇ~~~!」

「おかしいなと思ったんです。だって出てきたの

12人くらいじゃなかったかな?」

「え、私にはもっといたように見えました」
「最初の3人くらいまでは記憶にあるけれど・・・」
そこにいた4人全員がはっきりと幽霊を見たのです。
 

霊界が全くないと言っている一人が

「私、人生で初めて幽霊を見ました。

あんな感じなんですね!」

白い顔面を更に蒼白にして言います。

 

全員に見えていたという霊体験、

私が共有できたのが人生で初めてのことだったので

内心嬉しかったです。
 

その霊の団体様は、そのまま空中庭園の方に進み
私が先ほど出ていた外側にある

異空間の入り口

向かっていったものかと思われます。


翌日が新天皇の即位礼正殿の儀が行われる日。
この前日の夕刻という時間帯も

関係あったのでしょう?
この男性は司馬遼太郎さんの

『坂の上の雲』の中でも

描かれているあまりにも有名な
昭和の時代の英霊の一人でした。


私はその方をまったく存じ上げていませんが

ご本人がそのように私に自己紹介をされて

「此れにてお役目御免!」とおっしゃいました。

もう天国に還られるのだそうです。

 


時代が終焉し、新たな時代が始まる。

それを分かりやすく見せられたような体験でした。

 


イベント開催のお知らせ

2019.11.4(月・祝)10:30~14:00 東京・世田谷区
『秋の豪徳寺ツアーinよりどころ
マクロビ御膳を一緒に食べながらのグループセッション』

https://www.facebook.com/events/507949363333455/

 



2019.11.9(土)14:30~17:00 東京・丸の内
『天皇陛下ご即位をお祝いする国民祭典の

全景を眺められる絶好ロケーションで堪能する

アフタヌーンティー会』
https://www.facebook.com/events/424677888238749/



2019.11.26(火) 13:30~16:00 東京・三軒茶屋
『魔界シリーズ第2弾 あの世お話会』

https://www.facebook.com/events/2400036103574471/

どれも参加可能です。
初めての方も、ぜひ会いに来て下さい!!