永代供養とは、墓地継承者が途絶えたり、または墓地を継承する人がいない時に、
寺院が代わりに一定期間、供養を行う契約形態です。
「永代」とはいえ、永久に供養をしてもらえるわけではなく、契約内容によって、十七回忌~三十三回忌までといったように、
一定期間の間、寺院の経営が続く以上は、墓の面倒を見てもらうというものです。
日本に永代供養という言葉が登場したのは、
何と、33年前の1985年です。
登場したのは、滋賀県大津市にある比叡山延暦寺が始まりで、
普及し始めたのは2000年からで、きっかけとなったのは、1999年に改正された「墓地、埋葬等に関する法律」です。
無縁墓から遺骨を取り出し他のお墓に移す改葬は手続きが必要でしたが、法律改正により簡略化、引き継ぐ方がいないお墓を
永代供養墓に簡単に移せる様になりました。
別の文献では、
永代供養とは、寺院が永代にわたり供養する事を意味する。
起源は定かではないが、江戸時代に書かれた永代台帳が
多くの寺院で見受けられる事から、江戸時代頃からではという見解もある。
永代供養の費用は、30万円~300万円と寺院や内容により幅がある。
ただお寺が廃業するまた、お寺の後継ぎがいなくなる事も考えられる現代でもある。
家系、お墓とは、そもそも誰かが必ず継承していかなければならないものなのか?
そもそも家系、苗字は、一般庶民は、無かった、魚屋の長さんとか、お茶屋のお菊さんとかの世界でした。
家系という考え方は無かったのです。
明治8年(1875年)2月13日の平民苗字必称義務令により、国民はみな公的に名字を持つことになった。
この日にちなんで、2月13日は「苗字の日」となっている
一般に、庶民がお墓を持つようになったのは、江戸時代で、幕府が檀家制度をひき、
お墓を管理する体制を作ったことで庶民もお墓を持つようになった。
永代供養は、このような時代背景がある。
そして永代供養はお寺は具体的には、何をするのか?
お坊さんがお経を唱えるとしても何人分も、何回も、唱えれない限りがある。
まとめての供養になる。
永代供養帳に一筆亡くなった方の名前を記入する。事だけになる。
しかも毎日の僧侶としてのお勤めの中で、特に大きな負担はない。
寺院は、ビジネスとして、まとまった収入が得られる。
永代供養100万円として、30人の申込みがあれば3000万円。家が建つ。
真言密教僧侶として、また占い鑑定師として、の私、修 弦の見解は、
結論、永代供養は必要ない。
苗字という物、家系という物に執着し過ぎている故に、家を継ぐ、後継ぎとかの言葉が出てくる。
そもそも個々の人間である。
自然界を見れば、理解出来る。
樹齢300年の大きな木があるとしよう。
この木の幹が家系としよう。
枝葉が生い茂り元気に育っている。
ある時、台風で、1本の枝が折れてしまった。
この状態が後継ぎがいないと言う状況です。
木はたかが1本の枝が折れても、枯れはしない。
大地にしっかりと根を張って土からの養分を枝葉に行き渡している。
先祖供養とは、食料、食物と考えてください。
我々が毎日、朝昼晩と食事をするのと同じです。
先祖様も身体はありませんが、定期的に供養が必要です。
それがお盆や春と秋のお彼岸です。
但し、供養が必要でない先祖もおられます。
生きている時に、しっかりと世の為人の為に善行を行なってきた人です。
生きながら菩薩の境涯に至った方で、ようするに徳を積んでこられた人です。
もし自分が亡くなって後継ぎがいない場合は、永代供養をするお金があるのなら、
ユニセフや赤十字等に寄付をされることをお薦めいたします。
具体的には、恵まれない国に、学校を作る費用に寄付する等です。
その事が自分の徳としていただけ、供養が必要でない人とならさせて頂けます。
形あるものは必ず壊れます。
徳は形がありませんので、未来永劫です。
これが宇宙の法則。みほとけです。
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