天野こうゆうさん今年もよろしくお願いします(2/8) | ウラモニ

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昨晩はブライアン・セッツァー・オーケストラ25周年ライブ@広島で大興奮だったのは・・・

高蔵寺第16代住職 天野こうゆうさん

 

崩れないよね、彼らのカッコよさは。エルビス、バディホリーのコピーは完璧。昔、岡山文化ホールにストレイキャッツが来たとき当てまわりましたからね・・機嫌悪かったみたいで(苦笑。彼もだんだん大人になって、昨日はフルバンドでね。うわ~かっこえぇな~と思って、お坊さんを忘れる一時でしたね。

 

 

-今年最初のスタジオ出演です

 

私たち2月3日をキリに新年ですから、おめでとうございます、本年もよろしくお願いしますという感じですね。大変ですね今年も、ひどい事いっぱいじゃないですか?「放ってーてーキャンペーン」したい。宮内庁も相撲協会も放っておいてくらいの気持ちでいいかと思いますね、私たちが詮索することではない。それよりわが身を考えたらやることがいっぱいあるじゃないですか?

 

 

-星供養を終えたばかりです。こうゆうさんは星供養を終えると、この1年が見えて来ると言われていますが

 

空海様の伝えた真言密教というのは星の運行に私たちの運命が宿る「宿命」と言う考え方があるので星がかげると命のともしびがかげると。元気がいい時は光が当たるとき、だから運気とか運勢とかいうものを見るんですよ、だから「運勢」運ぶ勢い。ならば本人ではなくお星さまを供養して、1年の延命を祈ろうと、どんな状態でも1年は生き延びればチャンスはあるぞと言う考えでして、それが節分だったんですよ。それが豆まきと恵方巻に取られちゃって(苦笑。私のお寺や真言宗の寺院では1週間ていねいにお勤めをして3日を迎えようぞ、と。明治維新以降、いろんな考え方が入って来てグチャグチャになりましたけど、まだ根強く生きているのもあって、桃の節句なんて、この寒い冬を乗り越えたっていうお祝いで、先人の知恵ですよね。一番嫋やかにするじゃない?決まった期間、決まった時間、量の祈願、修行を積むと心と体がぴたって一つになった気がして閃くっていうか、節分開けたらいろいろお話しできますって言ってるんですよ。拝んでたら浮かぶわけ。当たり前のことも当たり前じゃないんじゃない?って思ったり。解決しないことを真逆からやってみる、右の足からやってたことを左でやるみたいな1年もあるんかもわからん。みんなを仲良くさせようとして1つに押し込めてみたらうまくいかん、別々にしてみたら逆に仲良くなるかもしらんと感じた1週間でした。だから世間でいま悪い事と思われてることがいいことになるかもしれないから。ひねて受け取らない、同調しない。自分、自身をもつ、軸をしっかりね!

 

 

 

-ちょっと前にお話しが出ましたが、こうゆうさんの法話集「ことばのお守り」が12月に高野山出版から出版されました。

 

岡山の人が高野山出版から出すのはレアでしょうね。高野山出版は本山ではありませんで、別の団体、真言宗の最古のメディアと言ってもいいと思います。京都と高野山にあるんですけど、高野山の現状とか布教資料、議事録とかを持ってらっしゃる日本一高いところにある(笑)出版社です。

 

法話いうのは仏教の教えを分かりやすく自分に合ったスタイルで聞く、一番わかりやすいのは相田みつをさんもそう、お釈迦さまは3000人にいっぺんに説くより一人ひとりに説いた方がいいって、対機説法っていうんですけど、ここのところの和尚さんは万民にむけて話しするというのが多いんですね、講演とか。そうなると伝わらない人も多い。だから私がここ20年やってきたことは、いろんな場所にその人の立場に向かい合って話をする、それを”法話”と呼んでいます。

 

 

-堅苦しさを感じられずに受け取れる言葉もあります・・・このフレモニでのお話しも収録していただいているんですね。

 

そんなに深いマニアックなことを一般向けに出すというのはむずかしいんですよ。だから専門書として出して、一般の方がちょっと苦労して手に入れたら”お、わかりやしーじゃん”ってなる、と。欲しいものは「求道」ですよ、求めて道を歩きなさい、と・・・まぁそんなこと言わんでも私のところに連絡くださればいいんですがね(苦笑。

 

 

法話会、講演会でリクエストの多かったこうゆうさんの法話がテキスト化。フレモニで話したことも掲載されています。「ことばのお守り」(高野山出版)

 

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◆高蔵寺(受付 : 10:00〜16:00)
 電話 : 086-465-2744
 FAX : 086-466-5393

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