自動で株トレードするシステムの設計をしていて疲れたので、今日は休日です。
いや、病気引退したので毎日が休日なのですが、
「もう、何もしない」
と最初から決めてかかる日があっても良いと思うのです。今日はその日。
昨日は心療内科の月一回の定期通院日でした。
ひと月の間にあったことや、気分の変調度合いを主治医に伝えて、いつもの薬を処方してもらう。
ーーーそんなルーチン
主治医とは20年くらいの付き合いになるから、僕のことを良く知っている。僕自身よりも僕を理解しているかもしれない。
前回の受診時がちょうど日経平均の暴落のタイミングだったんだけど、今回はそのレビューをしました。
前回受診時に「今回の日経平均暴落はこれといった理由のない、不運の多重です。心配いりません」と僕は言っていて、主治医も穏やかな顔をしていたのですが、今回受診時に
「僕自身は7月8月はトレードをお休みしてプログラミング月間にしていました。なので、得も損もしていないのですが、長期投資が50万円くらいのダメージを受けて、現在順調に回復中です」
と伝えました。
「でもあの翌日は『追証まつり』になったという噂を聞いています」
と付け加えると、主治医が少し大げさな態度で
「いえ、噂じゃなくて、結構あったみたいですよ」
ーーー珍しく反論。ーーー
ーーーほほ~う。この先生、やっぱり株やってるな。
僕は元々ファンダメンタルズ分析から株トレードに参加するようになって、無駄に国際学と経営学の修士号も持っている。
でね、僕の世界経済情勢分析とか株式市場の話を主治医は楽しみにしているんですよ。
でも、この先生も「やられた」口だな、たぶん。
まぁ、生き残っていれば、良いこともありますよ、たぶん。生き残っていれば。
心療内科クリニックからの帰りに遠回りしてショッピングセンター内のスタバに行きました。ドトールと違って一人あたりのテーブルスペースが広いので、PCに加えてサブディスプレイも置ける。プログラミングをしていると最低でも2画面は欲しいんだよね(自宅では3画面体制で作業しています)。
大きなテーブルを囲むように若人達が10人くらい座る形式なんだけどね、しばらくして僕に向き合う形で20代後半くらいのボーイッシュな女性が座った。美人ではないんだけど、素朴な感じで珍しく印象に残った。本を2冊とスマホを持っている。美術史系の本にマーカーで色んなハイライトをしている。美大生なのかな? 傍らには気になる本がある。
女性というよりも、この本が気になったのかもしれない。
でもこの女性はこの本を開くことなく、時間を持て余すようにスマホをいじっていた。
ーーー僕と一緒で気が乗らないんだな
珍しく声を掛けたい気分になったけど、そんなことしません(ヾノ・∀・`)ナイナイ
こんな場所で初老のジジイが若い女性をナンパできるはずがありません。
でも若いうちに哲学や倫理学に触れておくのっていいですよね。単に大学の必修科目なのかもしれないけど。
僕がトイレ&タバコのために中座している内にこの女性は居なくなっていました。
今日は爺ちゃんを皮膚科クリニックに連れていく予定がありました。先日のイボ切除手術の予後診察です。でも特に予約を入れている訳でもなくて、当日の気分次第で診療日は決められます。
爺ちゃんは外出が好きではないので、明後日に行くことにしました。
午前中にわんこ達を長い散歩に連れて行ってやりました。NHKでもウェザーニュースでも今日は「洗濯日和」だそうで、しかも気温が低い。
ところがね、散歩していると小雨が……
ーーー何でなん(´・ω・`)?
少し濡れながら散歩をして、帰宅直前にやみました。やれやれ。
株式市場の取引時間内にデータ取りを兼ねたMinoriちゃん検証をしました。板情報などを取得するプログラムの検証です。検証環境ではデータ取得できないみたいなので、本番環境での実験です。せっかくだから優待目的で保有している丸亀製麺(トリドールHD)での実験。
ふむふむ。ちゃんと動くぞ。ちなみに、人間がPCで操作する場合は下のような画面に相当します。
余談なんですけどね、auカブコム証券です。SBI証券、楽天証券に次ぐ3番手のネット証券会社かな。なんだかね、「個人投資家にもアルゴリズム取引のメリットを」みたいなことを言っていて、API(PC向けサイト)を公開していて、僕のような「株というよりもプログラミングです(*'▽')/」というオタクにピッタリなのですよ。(ついでに言うと、人間向けサイトでもAI予測のような情報が表示されます。たとえば14:30を過ぎた頃からは板情報に「終値見込み」が表示されています。)
APIのフォーラムもあって、僕のような「株も初心者🔰、プログラミングも初心者🔰」みたいな人たちが「プログラムが動かへん(T_T)」「変なエラーが出た(/・ω・)/」みたいなことでわーわー言ってます。
フォーラム・マスターみたいな人が居てね、色々と説明してくれるのですが、たぶんこのフォーラム・マスター、証券会社のSEですよ。普段のプログラミングだけでなくて、こんなところで初心者相手に一生懸命対応してるんだな(´・ω・`)。
さんざんやりとりがあった後に、別のフォーラム参加者が「ストップ高以上の価格で指値してませんか?」「え? ストップ高って、どうやって調べるんですか?」みたいなことで解決したみたいです(^^;)。
うん、銘柄情報もきちんと取得できてる。よしよし。
それじゃぁ、ちょっと「買い」注文を出してみるか。絶対に刺さらないベタ安の指値注文です。えいっ!
そしたらね、まさかの「パスワードエラー」。
なんじゃぁ?
証券会社APIと僕のPCの間でやりとりされたデータを検証目的でg.contentという領域に保存する仕掛けにしてあります(ちゃんとパスワードは桁数の判らない伏字で表示するようにしてあります)。
(・◇・)?
あ、エラーデータをスクショしたつもりが、別のデータになってる(´・ω・`)。
でもテキストファイルにちゃんとエラーメッセージが保存されていました。
今日は休日なので、明日ちょっと点検してみます。
ちなみに、いま一番悩んでいるのはFurikaeri君の判断基準です。システムトレードのキモの部分なんですけどね、文字通り「機械的に」判断させて「損せずに儲ける」ことができるかどうかをExcel上でシミュレーションしています。旧Furikaeri君はさざ波型チャートで大損する仕組みだったので、その改善点を探しています。
でね、(旧Furikaeri君の設計の時も感じていたのですが)移動平均線だけでは「必勝」は無理です(勝てない訳ではない)。人間のデイトレーダーさんは(本人も気づいているかどうか不明ですが)直感的に「これはギザギザだ!」とか「この辺りが底だろう」と判って(先回りして)売買していますね。その為に(デイトレの場合は)取引時間後に復習として日足チャートを見る必要があるんだろうと思いました。デイトレを始める前に「この銘柄は今日は上がりそう」とか「下がりそう」という認識をした上で(更に「いつも〇〇な値動きをしてる」とか「普段の値幅帯」みたいなことを熟知して)立ち回っている気がします。
でね、「上がりそう」な銘柄に関してはデイトレで(順張りの場合は)チャートが上昇を始めた瞬間に「えいっ!」と冒険しているのです。逆張りの場合は上昇や下降が止まりかけた瞬間に「えいっ!」ね。
たぶんこの予習・復習のやり方が「なんちゃってデイトレーダー」と「稼ぐデイトレーダー」の分岐点になっている気がします。
そんなことを昨夜感じてね、
「やっぱりシステムは人間の直感に勝てないのか?」
みたいなことを思い、ある意味では(システム構築を目論んでいる僕としては)ガッカリし、ある意味では「まだまだ人間のデイトレーダーも捨てたもんじゃないぞ」と希望を持ったりしました。
既に完成したと思っていたErabu君ですが、Furikaeri君のサポートをできるように改修するかもしれません。