我が家の近所の図書館には『子供コーナー』がある。
コーナーとは言いながらも、未成年者を対象とした立派な一つの図書館だ。幼児の遊びスペースや紙芝居、読み聞かせ本、各種ジャンルの学習書籍や辞典類、漫画から哲学書まである。
僕はこのコーナーが好きだ。特に歴史シリーズや伝記類の書棚をよく見る。青少年向け書籍なのでウツの頭でも読みやすいし、夢や希望を与えてくれるような爽やかなものが多い。
この人は偉大やわ。読みながらナイチンゲールを思い出した。
偉人の伝記を読むと、ちっぽけな自分を恥ずかしく感じると共に、何だか前向きな気持ちになれる。
『自分が幼い頃にこんな本達に出会っていたら違う人生があったかも』と思ったり、『いや、出会った「今」から始めてもいいんだよ』と思い返したりしてしまう。