.
今朝の朝のワイドショーで、
高齢者入居施設での、
職員による虐待映像が話題となっていました。
多くの方が衝撃を受けたと思いますが、
高額な金銭を支払い、
人生の終末の安寧の地として
約束されたはずの場所が、
実は地獄だったという
笑えない現実のお話です。
虐待に関わっていた人間は、
報道によれば、少なくとも4人いたそうで、
その中の2人は、現在も同じ施設で
仕事に従事しているということです。
虐待を行っていた職員が、
果たして改心することができるのだろうかと、
あの映像を見て思いました。
職員を簡単に切ることが出来ないという
施設側の状況もあるのだと
私は理解しています。
いくら問題ある職員だとしても、
いなければ、仕事が回らない。
それもまた現実なのです。
さて、そこで番組のコメンテーターの一人が、
面白い発言をさらりとしたなと、
ひとつ感心したことがありました。
こんな感じのコメントでした。
ぶっちゃけ、今の介護業界は悲惨です。
大変な仕事なのに、給料が安いために、
優秀な人材がほとんど残らないのです。
そのため、職員の質の低下を招くのは必然なのです。
国は、もっと若者がなりたい職業とするような
優遇措置を検討しなければなりません。
よく代弁したなと思いました。
これが施設側の本音です。
いくら理想を掲げて入った仕事でも、
より待遇の良い職場を求める者は多いのです。
国は、最新の法改正で、
職員の給与を増額する措置をとりましたが、
施設に入る金額を、大幅に減額しました。
これは、職員のとって聞こえはいいですが、
現実は奥深いものです。
これにより、小さい施設の淘汰が現在起こっています。
また、施設に入る利益が減った分、
職員の削減に加え、受け入れ利用者の増
これによるサービスの質の低下が
起こり得ます。
人のためになる仕事
と言った、一見聞こえの良い言葉による
上辺だけのモチベーションは、
長くもつことはありません。
ただ、今は、優秀な人材だけでなく、
介護に携わろうとする人材そのものが
不足してしまっています。
人を選べないという今でも、
すぐ辞めるような人かどうかを
見極める最低限の目は
持っていきたいと思っています。