今日もKopfnoten(授業態度評価)の続き。
もう一つの分野は、Sozialverhalten(ゾツィアルフェアハルテン)=社会的態度、すなわちここでは社会性を評価する。
それにも3つの項目がある。
① Verantwortungsbereitschaft(フェアアントヴォルトゥンクスベライトシャフト)=責任感
クラス全体の利害や決定事項に対する責任や義務を負って、失敗に対してもその責任をとることが出来るか否かを評価する。
② Konfliktverhalten(コンフリクトフェアハルテン)=議論の態度
意見対立があった時、相手を傷つけないような言葉遣いが出来るかどうか、他人に敬意を払うことができるか、自分の成果や態度に対する他人の批判に耳を傾けることが出来るか否か、きちんと理由付けして様々な立場から批判することが出来るか、最終的に他人と折り合って円満に解決させることが出来るかどうか、といったことを評価する。
③ Kooperationsfähigkeit(コオペラツィオンスフェーイッヒカイト)=協調性
規則を守って他人の意見を最後まで聞くことができるか、提案を受け入れることが出来るか、助け合えるか、他人の成果を認めることが出来るか、グループの中で自我を押し通さずに他人と意見調整できるか等を評価する。
Kopfnotenの内容は以上、前記事とこの記事の2分野6項目である。
その中で、今日の②の「議論の態度」に関する評価基準が、ずいぶん詳しいことにお気づきだろうか。ドイツは議論の国。如何にフェアに議論できるか否か、学校教育の中でもかなり重視されていることの現れだろう。