今日の単語はOpfer(オプファー)。


前回(と言ってもずいぶん前に書いたけど)のいじめの話の続き。ドイツ語でいじめる人はTäter(テーター)、いじめられる人をOpferという。


Täterはずばり「犯人」という意味。この言葉を聞くと、いじめも犯罪なんだ、という気がする。もとの意味は「やった人」だから、何かの行為をした人はみんなTäterなんだけど、やっぱりこの言葉は犯人っていうイメージが非常に濃い。


それに対し、Opferは「犠牲者」「被害者」。これまた普通には犯罪の被害者をさすから、Täterに対してまさにピッタリな言葉なんだけど・・・


私がOpferという言葉に最初に触れたのは、神話のシンボルに関する論文を読んだとき。そこで習った意味は、「神々への捧げもの=生贄」。


それがどうしても頭から離れないので、Opferという言葉を聞く度に、生贄の子羊なんかが目に浮かんでしまう。いじめられる人のことを、ドイツ人がどこかそういう目で見ているのかどうか、ナゾである。