2025年度版新外国人選手評価
こちらはパ・リーグとなります。育成選手については即戦力ではないことと情報量が少なく把握が困難なため評価外としています。また1/20以降に獲得発表された選手については精査が追い付いていない簡単な紹介となります。
福岡ソフトバンクホークス
北海道日本ハムファイターズ
千葉ロッテマリーンズ
ブライアン・サモンズ 年俸不明 ★★
選手タイプ 豪腕系・先発
球速C(普通)
コントロールD+(微妙)
実績D-(なし)
近年成績C-(平凡まで)
年俸 不明
平均球速146キロ程度の豪腕左腕。先発専門で育てられており昨年29歳にして初メジャー昇格。ただデトロイト・タイガースなので参考程度の記録記念。実質マイナーリーガーとなる。MLBでは先発と変わらないロングの中継ぎで最速151キロ平均球速147キロ程度までは出ているが144キロ未満の球も多い。過去の育てられ方から日本でも先発要員として獲得と思われる。豪腕系にしているが球速は技巧派。被安打・奪三振率そして完成度の微妙さからノーコン・豪腕系に分類している。マイナーリーガーなのでデータは極端に少ないがすべてにおいて平凡ないし平凡未満の選手イメージ。ただ極端に悪いわけではなくそれなりのイニングイーターは出来るよう。本命として取るには現状実力不足だが保険でお安く取るにはちょうど良いレベル。コントロールは致命的ではないがコマンド能力は見られなく完成度の低さ雑さを感じ取れる分布。これが修正できるかは投球タイプと年齢的にやや酷とみる。千葉ロッテに関してはドミンゲス(広島)の獲得報道があり負けた形で後日サモンズの獲得が発表されたのもあり比較対象候補に挙げてみる。ドミンゲスも現状実力不足で欠陥が多い選手の印象でさすがに本命として獲得するようなレベルではないだろうと思われる。どちらかというとサモンズのほうが欠点はやや少なく即戦力向きには見えるがどうしても平凡ないし平凡未満感やや実力不足感は否めない。★☆と★★で悩む範囲にはあり★★に関して甘いとは感じるのだが★☆にする根拠までは言いきれないため。凄い成績を残せるスタッツや能力はないが彼の場合多くを望まない前提で保険お試しとして補強するには普通に理解できる範囲。千葉ロッテは近年選手年俸を公表しておらず不明だが、ドミンゲスの50万ドルと同等レベルないし少し上の年俸価格帯だと思われ間違っても他球団1軍クラスの年俸ではないはず。金額的にもサブ扱いでデータ的にも多くは望めないだろうが1軍でイニングイーターができれば十分ありな補強に感じる。
東北楽天ゴールデンイーグルス
スペンサー・ハワード 年俸100万ドル ★★
選手タイプ 豪腕・先発
球速B(速い)
コントロールC-(良くはない)
実績C-(元有望株の伸び悩み)
近年成績D-(総じて劣化中)
年俸C-(やや割高)
平均球速151キロ程度の豪腕系先発。ドラフト2巡目若手有望株の伸び悩み枠。選手スタッツはすべてにおいて微妙な水準で近年の劣化もあって日本行きとなったか。元有望株としてはもう伸びしろなくむしろ劣化が続き見限られた感。ドラフト上位の有望株だったためそれ相応の代理人もついており安くなることは考えにくく年俸が割高になるのは仕方ない部分ではあるが近年成績を見る限り楽天が少し無理をして賭けに出た獲得の感がある。データ的には下ではそれなりに通用しているが上では全然通用していない総じて粗く完成度が低い投手。日本でストレート系のゴリ押しが通用するかどうかが活躍のカギだと思われるがそのストレートも悪化している近況に見える。変化球の質と精度はカーブ以外平凡未満で多くを望めず成長を阻害していてストレートにも影響している感。またランナーに対しケアが出来ておらず走られ放題になる可能性もある。細かい部分への対応や練度には疑問があり才能だけでプレーしてきたためにトップレベルでは通用せず現状頭打ちになっている選手に多いスタッツのイメージ。日本で磨いて光らせる原石型だと思うがなまじエリート街道を歩んできた選手ゆえ日本で心機一転スタイルを変えるかと言われれば近況や過去の元有望株選手のプライドからも普通に望み薄とみる。楽天の外国人選手で劇的にスタイルが変わった選手はあまり思い浮かばないので矯正や修正はあまりしない得意ではない球団なのかもしれない。二流三流にはある程度通用しているが一流には全く通用していない感、欠陥は本人もわかっていると思うが直そうとしている数字でもなさそうで同じ失敗を繰り返しており劣化も重なり手詰まりになっている状態に思える。日本を下位レベルと舐めてくるようなことがあれば成功の可能性は低いままとなりそう。★★と★☆で悩む範囲で★☆にする根拠がないわけでもないがそこまで断定する能力不足ではないかという判断。個人としても結構モヤっとした判断でかなり消極的で妥協した★★にはしているが大ハズレの可能性も結構高めの選手という印象。選手として能力がないわけではなさそうだが近況を考えると苦しむことは予想され多くを期待するには酷かもしれない。補強が間違っているかと言われれば個人的にそこまでは思わないのだがこれが最適解とも言えない困った補強。良いイメージが浮かびにくいし精査での判断も困難で評価にも困る。近年楽天はやる気のない補強が続いていたが補強しただけ球団は頑張ったとも言えるか。過去楽天の外国人補強路線は近況の状態よりブランド(元エリート)志向が強いと思うがこの選手もそのタイプ。ローテーションを回せれば十分だと思う。
オリックスバファローズ
ジョーダン・ディアス 年俸50万ドル ★★
選手タイプ 中距離型
ミート力C(普通)
長打力C(普通)
守備力D-(かなり下手)
実績B(22歳でMLB昇格)
近年成績C(成長途上)
年俸B(割安)
若手有望株の中距離打者。22歳でメジャー昇格している選手だが24歳で来日今季25歳シーズンとなる。普通に日本に来るレベルの選手はないが50万ドルという低年俸で来るのは謎。出来高等含め本当の年俸はわからないが基本MLB復帰前提だと思う。打撃スタッツに関してはまだもう少し。コンタクトの能力はある程度見られるが変化球には弱めだと思われる。またプルの意識が強く粗いイメージ。まだ完成形までには至らずMLBで定着するには時間はかかりそう。どちらに重きを置くかだが低打率はある程度覚悟のうえで長打力も案外控えめ、そして守備力は相当怪しくDH推奨レベル。MLBでもこの守備力では定着は難しい。すべてにおいてもう1段2段の成長が待たれる状態。評価については様子見の★★と中立評価。現状ではそこまで期待値は高くなく平凡なものが予想されるが25歳前で日本野球にフィットすればまだまだ成長の余地はあり。日本での1年育成の場として結果が楽しみな選手ではある。
埼玉西武ライオンズ
エマニュエル・ラミレス 年俸80万ドル(1億3000万円)+出来高/130万ドル(1億9000万円) ★☆
選手タイプ 豪腕・中継ぎ
球速B(速い)
コントロールB-(問題なさそう)
実績D-(全くない)
近年成績D(謎の経歴)
年俸D-(かなり割高) / E(論外)
西武おなじみの謎選手枠。平均球速151キロ程度の豪腕・中継ぎにしているが先発経験もありまたほかの中継ぎ抑え系の助っ人を獲得したため先発の可能性はある。ただ先発は裏付けがないうえに球種的に手詰まりになる可能性が高くおススメはしない。中継ぎのほうを推奨するがライバルは多い。西武ライオンズと言えば12球団でも有数の意味不明系補強でおなじみ。去年のヤンや少し前のキャンデラリオなど。獲得目的もルートも年俸も意味不明。ラミレスはその意味不明枠に入れてみる。昨年29歳にして初メジャー昇格だがマーリンズのため参考記録程度、23年はメキシコでプレー21-22年はAA級がメインという謎経歴の30歳シーズン。年俸も2パターン報じられており1億3000万円+出来高か130万ドルか(1億9000万円程度)だがいずれにせよ法外でにわかには信じられない数字。一応1億3000万円は当時の80万ドルを超える程度85万ドル弱なのでそれなりの選手ならばわからなくもないが実績は単なるマイナーリーガー。80万ドルでもかなり高く130万ドルとなると論外なので一応当方では80万ドルとして扱う。選手スタッツも謎。ストレートとスプリットのみメインの2択でスライダーも少しだけ投げている。各年度によって出来も違い通しで見るもどこを見て獲得したのかわからないがデータが信用するには足りない感。この選手が活躍するかしないかはわからないが最下位候補筆頭であろうライオンズ最初の補強が彼で年俸も異常と思わず失笑ツッコんだくらいの謎。ここまでくると評価したくもないし過去の裏付けがなく何をもって判断するかが困難で素人にはわからないというのが本音。活躍したらいいねくらいの軽さ。
トレイ・ウィンゲンター 年俸75万ドル ★★☆
選手タイプ 豪腕・中継ぎ
球速A(かなり速い)
コントロールD(悪い)
実績C(ある)
近年成績D(頭打ち)
年俸B-やや割安)
平均球速155キロ程度の豪腕中継ぎ。球速もさることながら成績的にもスライダーが非常に有効な決め球。ストレートとスライダーのみ球種的にはほぼほぼこの2つしかなく近年の投球比率は五分五分50%の読みあい賭けになっている。ストレートのほうが比較的容易に打たれているがスライダーが強烈。奪三振もスライダーがメイン。望むならばもう1つ球種があれば簡単に打たれることはないだろうがここまで投げないとなると習得しても通用もしないレベルだと思われる。豪腕系で球種が少なく制球力もなくコマンド能力はない。それなりにストライクゾーンには投げられているがどこへ行くかはわからない分布。キャッチャーのほうもかなり苦労するだろうと思う。そしてモーションが大きいうえにクイックにも無関心で走り放題。この部分は酷いので修正必須になると思う。制球面とクイックは豊田コーチに期待するところが大きい。とにかく尖っており長所も短所も強烈でストレートが球速ほど通用していないのもあり上では厳しかった模様。日本ではストライクゾーンに投げれば十分通用する範囲。抑えにするには現状怖い部分が多く中継ぎを推奨。ティノコ→アブレイユ→ウィンゲンターの流れで1番強烈な印象。★★☆は甘いと感じるが補正込みでの評価。また今年こういう尖った投手が少ないのでワクワク感もある。大成功も大失敗も普通に考えられるが面白い補強であることには変わりない。
タイラー・ネビン 年俸160万ドル ★★
選手タイプ 中距離型
ミート力C-(まあまあ)
長打力D+(あまりない)
守備力C(まあまあ)
実績C(それなり)
近年成績D(低空飛行)
年俸D-(かなり割高)
フィル・ネビンの息子。選手タイプとしては中距離打者ないし短中距離打者で迫力はない。選球眼も一定水準あり広角に打ち分けるタイプだがスタッツ的には微妙な領域ばかりで平凡の域から出ることはない。年俸2億5000万円と当時のドル換算で160万ドルはかなり割高な印象を受ける。ちょっと迷走している感。100万ドル程度が妥当と思われ大きく乖離しているのと長打力には期待できないタイプゆえに方向性に謎感は残る。似たタイプ的にはスパンジェンバーグ(スパンジー)かもしれないが長打力と派手さを消した感じで地味なスタッツが続く。良く言えば微妙ながらも安定はしている。守備に関してはサードないしファーストで外野はおススメしない。内野なら無難な程度。選球眼もありコンタクト能力もまあまあ。ストレート系に弱く変化球系にはそれなりについていけている。ただ成績は残せておらず技術不足感は否めず物足りない結果となっている。ストレート系の克服は日本では良化も予想できるがパリーグというのが厳しい。長打力はメジャーで壁に当たっておりストレート系に弱い分多くを望むには苦しい。年俸に違和感がある分無駄感もったいない感が強い。残す成績的にはスパンジーの1年目.268 15HRやマキノンの.259 15HRが目標となるが打率は似た感じまでは残せるかもしれないが少し遠い感じ、ホームランは届かないとみる。打率.250は可能だと思うが微妙な領域。変化球に欠陥まではないことや選球眼からは出塁率での貢献のほうに期待。打率.230前後ホームラン1桁で十分なら問題ないが最下位ライオンズで求められているものではなくいまさらそれはない感。下限はある程度限定され大ハズレは予想しにくいがここから上積みがいかほどか次第。それなりの成績は残せるかもしれないが地味めの結果になると思われる。★☆にする根拠はなくまた★★☆を望むにはすべてにおいて酷という感じで無難な★★と評価する。