WEBはPOSシステムだった。
昨年、秋以来、私は企業のWEB担当者にインタビューを続けてきました。
テーマは、「今後、メディアとどういうつきあい方ができますか」
というもの。また一方で、広告出稿の手控えの理由などを、自らの耳で確認もしたかったのです。
ある企業のWEB担当者が教えてくれました。
WEBというのは、すべてのことを計測できる仕組みです。
まるでコンビニのPOSシステムのように、
どこから、どういう時間、どういう媒体がレスポンスが多いか、少ないか、
時系列で、すべてわかってしまいます。と。ログ解析の高度にみればいろんなことがわかるのだと。
だからレスポンスの弱いものはやめるしかないんです。
またこういうコメントもありました。
昔から、新聞、雑誌は効果がないと思っていました。
それまでは、それらをうまく測定するものがなかったんです。
それがインターネット時代に、企業がWEBを持つようになって、
それらが手を取るようにわかるうようになってきました。それがPOS的だという意味です。
すると、実は、効果が本当になかったんです!!
思ったより効果がないということがわかったので、実際に新聞と雑誌の広告をやめました。
そしてまた、売り上げは下がることはなかったのです。!!!
グーの音もでません。理路整然とした「分析報告」に。
そうはいっても、ブランディングは、ターゲットセグメントした読者がいます。
というのは、メディア側が強調しておきたいポイントでもあります。
見えないがイメージというものや、潜在読者を掘り起こすとか。という理屈ですが、
ちょっと分が悪すぎます。
かつて、元代理店の方が「雑誌は、ターゲットメディア論」を強調されていましたが、
これも、数量的、定量的な根拠は弱かったです。実際は。
媒体が読者プロフィールを明確にしていないところがたくさんあります。
実際にリサーチしていないところもあります。
媒体側は読者をしりません。でもクライアント側はきちんと把握していたりします。
たとえば、JJとcamcanの違いは、正確にいえますか?
おそらく感覚的なニュアンスはいえる人はいますが、
同じメッセージを投げかけたときに
どういうレスポンスの違い、量的違い、個体の違いなどをクライアント側は知っています。
つまり作っている媒体側は知らないという本末転倒的なことが起こっているのです。
テーマは、「今後、メディアとどういうつきあい方ができますか」
というもの。また一方で、広告出稿の手控えの理由などを、自らの耳で確認もしたかったのです。
ある企業のWEB担当者が教えてくれました。
WEBというのは、すべてのことを計測できる仕組みです。
まるでコンビニのPOSシステムのように、
どこから、どういう時間、どういう媒体がレスポンスが多いか、少ないか、
時系列で、すべてわかってしまいます。と。ログ解析の高度にみればいろんなことがわかるのだと。
だからレスポンスの弱いものはやめるしかないんです。
またこういうコメントもありました。
昔から、新聞、雑誌は効果がないと思っていました。
それまでは、それらをうまく測定するものがなかったんです。
それがインターネット時代に、企業がWEBを持つようになって、
それらが手を取るようにわかるうようになってきました。それがPOS的だという意味です。
すると、実は、効果が本当になかったんです!!
思ったより効果がないということがわかったので、実際に新聞と雑誌の広告をやめました。
そしてまた、売り上げは下がることはなかったのです。!!!
グーの音もでません。理路整然とした「分析報告」に。
そうはいっても、ブランディングは、ターゲットセグメントした読者がいます。
というのは、メディア側が強調しておきたいポイントでもあります。
見えないがイメージというものや、潜在読者を掘り起こすとか。という理屈ですが、
ちょっと分が悪すぎます。
かつて、元代理店の方が「雑誌は、ターゲットメディア論」を強調されていましたが、
これも、数量的、定量的な根拠は弱かったです。実際は。
媒体が読者プロフィールを明確にしていないところがたくさんあります。
実際にリサーチしていないところもあります。
媒体側は読者をしりません。でもクライアント側はきちんと把握していたりします。
たとえば、JJとcamcanの違いは、正確にいえますか?
おそらく感覚的なニュアンスはいえる人はいますが、
同じメッセージを投げかけたときに
どういうレスポンスの違い、量的違い、個体の違いなどをクライアント側は知っています。
つまり作っている媒体側は知らないという本末転倒的なことが起こっているのです。
再開します。メディアクラッシュ!
しばらくごぶさたしていました。
怠慢、そう筆不精でもあります。
本音でいうと、なにがおこっているのかわからないような
状態のメディア不況が続いていました。
ようやく自分のメディアに関する考え方が整理できたので、
やっと書く気になれました。
結局、ビジネスモデルでいえば、いまメディアは、
面白いもの、役立つものを作れば、人が集まり、そこに広告が掲載されるという
モデルが崩壊してしまっているわけです。
そして、これは二度と戻ってこないのです。
メディア人が冷静に判断し、そうはいってもなかなか理解できないのが
この部分です。
なにしろ過去数十年にわたって、揺るぎないモデルで育った人ばかりですから。
広告主(クライアント)は、はっきりと言います。
「悪いですが、これからは今までのようには広告は出せません」と。
理由は効果がない。効果がわかりにくい。広告費が高すぎる(不当に)なんです。
私は、昨年秋から、クライアントを回り、メディアとのつきあい方をずっと尋ねてきました。
どうしたら、もっとメディアに戻ってきてくれるのかと。
ようやく整理できてきたものをこれからまとめていいます。
乞うご期待。
怠慢、そう筆不精でもあります。
本音でいうと、なにがおこっているのかわからないような
状態のメディア不況が続いていました。
ようやく自分のメディアに関する考え方が整理できたので、
やっと書く気になれました。
結局、ビジネスモデルでいえば、いまメディアは、
面白いもの、役立つものを作れば、人が集まり、そこに広告が掲載されるという
モデルが崩壊してしまっているわけです。
そして、これは二度と戻ってこないのです。
メディア人が冷静に判断し、そうはいってもなかなか理解できないのが
この部分です。
なにしろ過去数十年にわたって、揺るぎないモデルで育った人ばかりですから。
広告主(クライアント)は、はっきりと言います。
「悪いですが、これからは今までのようには広告は出せません」と。
理由は効果がない。効果がわかりにくい。広告費が高すぎる(不当に)なんです。
私は、昨年秋から、クライアントを回り、メディアとのつきあい方をずっと尋ねてきました。
どうしたら、もっとメディアに戻ってきてくれるのかと。
ようやく整理できてきたものをこれからまとめていいます。
乞うご期待。
雑誌が薄い!こんなにもスリムとは!
コンビニに立ち寄った。
1月の雑誌コーナーは、案の定、女性誌は付録オンパレードです。
絶好調といわれる宝島社の[Sweet」が幅をきかせて、ならんでいました。
それも×バンド(ゴムバンド)付きで。
ところがです。気づいてしました。
どの雑誌もウスイ、ウススギル!あまりにも。
あれほど分厚かったファッション各誌がほとんど薄くなっています。
そうです。広告が入っていないからなのです。
おそらくこの30年くらいでは一番、薄い状態ではないでしょうか。
広告がないほうがい見やすくていいという人もいました。
でも広告がないと、なんとなく寂しいのも事実で、
スタイルとは、編集ページでつくっていたのではなくて、
その雑誌に集まった広告が作っていたのかもしれません。
編集ページだけでは、特徴がいまひとつ理解できにくいのです。
それにしてもの、雑誌広告不況。
雑誌もそろそろネット並のマーケティングツール化を目指す
必要がでてきています。
1月の雑誌コーナーは、案の定、女性誌は付録オンパレードです。
絶好調といわれる宝島社の[Sweet」が幅をきかせて、ならんでいました。
それも×バンド(ゴムバンド)付きで。
ところがです。気づいてしました。
どの雑誌もウスイ、ウススギル!あまりにも。
あれほど分厚かったファッション各誌がほとんど薄くなっています。
そうです。広告が入っていないからなのです。
おそらくこの30年くらいでは一番、薄い状態ではないでしょうか。
広告がないほうがい見やすくていいという人もいました。
でも広告がないと、なんとなく寂しいのも事実で、
スタイルとは、編集ページでつくっていたのではなくて、
その雑誌に集まった広告が作っていたのかもしれません。
編集ページだけでは、特徴がいまひとつ理解できにくいのです。
それにしてもの、雑誌広告不況。
雑誌もそろそろネット並のマーケティングツール化を目指す
必要がでてきています。
就職活動がスタート!
大学3年生たちの就職活動がスタートした。
会社経営もやっていることから、
デジタルハリウッド大学の作品模試を手伝うことになった。
思えば、20数年前の就職活動が少しだけよみがえる。
行き場を探してのマスコミ就職、このジャンルだけが夢があるように思えた。
そしてネット時代、マスコミが総コケ状態。さらに世界不況の中で、
ただでさえ、厳しい新社会人の就職だ。
学生たちには、告げる。
「メゲずに頑張ること。40社も受ければ、キミはバージョンアップする」
「面接は公文式で考えよう。反復でうまくなる」
「まずは会社にはいること、3年後5年後の転職での人生設計もある」
「なにをやりたいのか、決まってなかったら明確しよう」
・・・・・・・・
これらを永遠に続けて彼らにいう立場になった。
20数年前の自分なら、とてもできていなかったことをアドバイスする。
時代が変わったのか、そういう立場になったのか。
それにしても、昔はのんびりしてたような気がする。
頑張れ、学生! 諦めるな!!
会社経営もやっていることから、
デジタルハリウッド大学の作品模試を手伝うことになった。
思えば、20数年前の就職活動が少しだけよみがえる。
行き場を探してのマスコミ就職、このジャンルだけが夢があるように思えた。
そしてネット時代、マスコミが総コケ状態。さらに世界不況の中で、
ただでさえ、厳しい新社会人の就職だ。
学生たちには、告げる。
「メゲずに頑張ること。40社も受ければ、キミはバージョンアップする」
「面接は公文式で考えよう。反復でうまくなる」
「まずは会社にはいること、3年後5年後の転職での人生設計もある」
「なにをやりたいのか、決まってなかったら明確しよう」
・・・・・・・・
これらを永遠に続けて彼らにいう立場になった。
20数年前の自分なら、とてもできていなかったことをアドバイスする。
時代が変わったのか、そういう立場になったのか。
それにしても、昔はのんびりしてたような気がする。
頑張れ、学生! 諦めるな!!
革命的とは?もうひとつのハイブリッドカーの捉え方
プリウスを手に入れた。
現行ではなく、二代目のプリウス 2年落ち 35000キロである。
はじめて、あまりクルマに思いれなく、購入してしまった。
週刊誌時代に カー・オブ・ザ・イヤーの実行委員やら、車ページ担当や
F1特集など、クルマこだわりをやり尽くした暁の「思いれなし」購入でした。
以前のランサーエボリューション。
走り屋仕様。大人気なかったが、とっても楽しいかった。
燃費が5-6キロ。月に1-2回の給油、平均250-300キロ走行で
まあちょっと悪いかな、程度。それまでのシトロエンXMなどが同じような燃費だったから、
こんなもんかで、なっとくのカーライフだったわけです。
ところがプリウスは、まったく減らない。200キロはしっても燃料計はフルのまま。
結局、メモリを1つ残したところで給油で、723km。おそらく無理すれば800km走ったことでしょう。
それもチョイ乗りのくりかえしでした。
もうひとつの変化は、給油が2ヶ月に一度になってしまったこと。1回5000円として 年間6回給油。
それで合計3万円なり。
ハイブリッド車ってすごい!
でも、プリウスがでてすでに10年以上経つ。
燃費の記事はでていたが、平均走行距離とか、平均給油間隔とかの記事は読んだためしがなかった。
60年代のシトロエンDSやビートルにも載っていて、この30年間とか、燃費は「さほど向上していない」
実感として、そう思っていたが、うーん、革新的とはまさにこのことである。
現行ではなく、二代目のプリウス 2年落ち 35000キロである。
はじめて、あまりクルマに思いれなく、購入してしまった。
週刊誌時代に カー・オブ・ザ・イヤーの実行委員やら、車ページ担当や
F1特集など、クルマこだわりをやり尽くした暁の「思いれなし」購入でした。
以前のランサーエボリューション。
走り屋仕様。大人気なかったが、とっても楽しいかった。
燃費が5-6キロ。月に1-2回の給油、平均250-300キロ走行で
まあちょっと悪いかな、程度。それまでのシトロエンXMなどが同じような燃費だったから、
こんなもんかで、なっとくのカーライフだったわけです。
ところがプリウスは、まったく減らない。200キロはしっても燃料計はフルのまま。
結局、メモリを1つ残したところで給油で、723km。おそらく無理すれば800km走ったことでしょう。
それもチョイ乗りのくりかえしでした。
もうひとつの変化は、給油が2ヶ月に一度になってしまったこと。1回5000円として 年間6回給油。
それで合計3万円なり。
ハイブリッド車ってすごい!
でも、プリウスがでてすでに10年以上経つ。
燃費の記事はでていたが、平均走行距離とか、平均給油間隔とかの記事は読んだためしがなかった。
60年代のシトロエンDSやビートルにも載っていて、この30年間とか、燃費は「さほど向上していない」
実感として、そう思っていたが、うーん、革新的とはまさにこのことである。