奈良少年院慰問ライブを終えて | URALiオフィシャルブログ Powered by Ameba

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8時半 着


裏方スタッフさん達が朝早くから用意してくれてました。感謝!



9時。リハ。



あっとゆうまに




10時。本番。




オープニングを務めさせていただきました。

歌った曲は

FREE
Love Is Life~ねぇママ、ねぇパパ~



そして

Without You!

WOYは人間味溢れる日本語のゴスペルで、優しく心をくるんでくれる。
更生施設への活動はなんと14年目になるそうです。
奏でる音色(メッセージ)は空に高らかに鳴り響く鐘のよう。教会
少年達が背中をふるわす姿になんともいえない気持ちが溢れる。
いつのまにか私も少女になってもた。。。女の子




そしてアンコールでも参加させてもらいました。

OH HAPPY DAY!!!


ゴスペルの持つ背景、メッセージからふつふつとエネルギーを感じました。キラキラ

WOYのみんなと一緒に歌えてうれしかった。





終演後

ピアノ伴奏してくれたこまっきーと。
しなやかな歌声も重ねていただき、凛としたキモチで歌えました。

こまっき~!ありがとうございました~!!!

(後ろに渋いお二方...♪)

パチリ。





パチリ。


この石、レクサスくらいのお値段するそうです。。しょぇ~!

奈良少年院の院長さん、刑務官さんのお人柄のあたたかさにもただただ感謝でした。
いろいろとお話を聞かせていただきありがとうございました。



ライブ後、
少年から花束をもらいました。

はにかむ笑顔をありがとう。




少年院でうたうのは今回で2度目です。
前回は初めてでガチゴチでした、、が、
今回はわたしのまま、ありのままの自然体で話し、歌えたと思う。

2曲にわたしの生きてきたすべてを込めました
全部、さらけだしました。
さらけだすことが、唯一、心と心を繋ぐ橋になるような気持ちだった。


12分間のあいだ、少年達、ひとりひとりの目をみていました。
見開いて乗り出すように聴いている子、瞼を閉じじっと耳を傾ける子、
苦笑いしてる子、下を向いてる子、まっすぐな目、無垢な目。

本当にこの子達が一体なにをやったんだろう、って思います。
はにかむ笑顔は可愛く、こぼれる涙をみました。
握手した手のひらはじんわり熱かった。


彼らにわたしのメッセージがどれくらい伝わっているのかはわかりません。
今はまだ受け取ることも難しいかもしれません。
でも、きっと、いつか、思い出してくれる日があったらなと思います。


y’s


刑務官にお聞きしたところ、こちらの少年院に入ってる子どもたちはほぼ母子家庭。
祖父母に育てられている子たちが多いそうです。
そして、虐待や、いじめ、不当な扱いをされてきた。
だから、社会に対して、大人達に対して、不信感がある。
そして、自分に自信がない子が多い、と。

だからまずその自信を取り戻してあげることが大事。
そして、社会や大人のせいにして逃げず、自分の足で立つ、立てるんだ、ということに気付くようにしていく。

プログラムの中には
畑仕事を通して命を育てる、(愛情・責任感)
ろくろをまわして陶器を創る(集中力・達成感)
他にもいろいろありますが、
心を育てる授業が組み込まれているそうです。



わたしもですが、いつも自信がなく、、ぽつん。と今にも消えそうだったな。と。
人はみな孤独だとゆーけれど、青年期にその真意を理解することはなかなか難しい。

なぜ、自分だけ、なぜ、?と答えのない悲しみはいつか怒りに変る。
それは、そうしないとやってられないからです。



生まれてきてくれてありがとう。

大丈夫。一緒にゆっくり考えよう。



そういってくれる人が一人でもいたら救われる多くのことがあると思います。

そして、いつでも待っている、応援している大人達がいるということを
子どもたちが知ってほしいと思います。



家




きのう出逢った少年たちが自分の道を見つけて、たくましく未来へ向かって歩いていく日々を祈っています。




この時を与えてくださったWithout Youのメンバー皆様、奈良少年院の皆様に、
心より感謝を申し上げます。



ありがとうございました!




URALi





少年達がつくったお野菜。
不揃いだけどすくすく育ってる。
ぴっかぴかだね。おいしかった~!


ひまわり