もう~7月、今年も半分過ぎてしまったのですね。
昨日、気持ちがドロ~ンとしていた時、娘が来てくれましたと書きました。
昔々、娘ってライバルみたい!って思ったことがありました。何か娘に監視されてるって言うか、チョット派手な服を買うと視線が怖くて、車に乗ってから着替えたりした事があったような・・脳裏の何処かでカスカな記憶として今思い出しました。
娘は結婚後・・あまり我が家に来なかったような・・
全員集合した時はモチロン、3人の子ども達の嫁、婿、それぞれ男の子と女の子の孫達も一緒に泊って、わたしの一番の願いである、ファミリーは仲良く~を実行してくれていましたが、娘だからって実家に度々顔を出して‥って事は無かったのです。
それはダンナが居なくなってから娘の口から聞きましたが『お母さんはお父さんに上から目線でモノを言っていたので、それを見たくなかったから・・』って。
何故、今、これを書いているか?と言うと・・
コロナで入院していた時、隣のベッドの人に度々『娘さんがいるからいいね』と言われたのです。
その時は、そこ迄言われる意味が分からなかったのですが、一人になってから・・って言うか、歳を重ねる毎に、娘の有難さを身に染みて感じ出したのです。
わたし自身も 娘だけど、実家の母に優しくした記憶も無いですが‥只、娘を田舎の実家でお産をしたので母の大変さを目の当たりにして、辛くて早く自分達の家に帰りたかった。
わたしって、母に対して、その程度より思わなかったけれど、今になって娘の良さっていうか?有難さを日に日に感じ出したのです。
昨日は、一寸持って来る物があって、婿殿は留守だったので一人で、コンビニで色々買って来てくれました。
用があった事は確かですが、娘の中で・・我が家の図書室の本を、少しずつでも紐掛けして持って帰り、近々に再生資源回収の日だから持って帰ろう~と思って来てくれたのです。
昨日の朝、図書室にしている部屋に行って気持ちがドロ~ンとした!と書きました。
何時の日か、ワタシが居なくなった日には全部家も潰すだろう~その日が何時なのか?と、わたしは必要のない命なのではないか?と気持ちが奈落の底に沈んで行ったのです。
それが思いがけなく、娘が頼まないのに ワタシの悩んでいた事のキッカケに取り掛かってくれたのです。
ダンナがコロナ病棟で亡くなった時、娘はダンナの衣類とか遺品を、全部キレイに処理してくれて、ワタシは遺品整理を何一つする事もなく、退院後、自分の身体の回復だけに専念すれば良かったのです。
人が、この世から居なくなった時、捨てるに捨てられない物が山ほどあって誰かが整理しないといけない。
退院の時、医者にその状態で退院しても一人でどうなっても知りません・・と言われた状態だったのに、退院して来た時、ダンナの面影も感じられないくらいキレイに娘がしてくれていたのです。
娘が居て良かった~~~
お嫁さんは、お嫁さんの両親に手を貸してるでしょうし・・
昨日、娘が帰ってから・・この歳になって初めて娘の有難さを感じたのでした。
昨日、娘を見送らなかったけど、家から車道に出たかな?と思う頃にのピポピポの音を聞いて・・思わず玄関から出て娘の車の姿を探しました。
丁度、家の前を走っていて手を振ってくれまして・・
安堵しましたけど・・・
やっと・・・
今頃 娘の有難さが身に染みて感じられた気がします。