鬼軍曹発揮 (姿勢矯正)
我家のダンナと家の中で会うたびに
(ダンナは2021年5月に永眠)
『膝裏のばして!』
『胸が前に行ってる!胸起して!』
『目線はそこではなく まっすぐ前を向いて!』
『頭を天井から吊られている感じで!』
と姿勢の矯正をしているのですが
いっこうにシャンとした姿勢にはなりません。
まぁ~ そんな姿勢のままですが
庭の松の木を、次々 きれいに剪定しています。
今日は座らないで、立ったまま剪定をしたようですが
腰の具合が良いって 言っていました。
『そうよ! 立って キレイに腰を伸ばしているからよ!
誰でも、腰を曲げて用事をしている時は腰が痛いでしょ!
いつも、正しく腰を伸ばして、胸を伸ばして、膝を曲げないでいると
痛くなくなるから・・・』と
鬼軍曹(わたし)、コンコンと姿勢矯正の説教をしていました。
『お腹をゆるめている方が楽だからと思ってるけど
わたしなんか、いつも腹筋使って立ってるよ!
まっすぐ立つことを、いつも意識してる!
ふなぁ~と緩めている方が シンドイよ!』
家の中でも
『膝裏伸ばして』と言うと
一瞬、きれいな立ち姿になっています。
床を踏んで・・・肩を降ろして・・・床からのパワーで首を伸ばすと
昨日まで 喧しく言っていました。
床を踏めば・・反対に首は伸びるでしょ!と言っても
あまり反応がない!と思ったら
膝が曲がっていたのです。
膝を曲げて、いくら床を踏んでも 首まで繋がらないと判ったので
今日は、膝裏伸ばして、膝小僧を奥に押しやって!と言うと
だいぶ、繋がったのです。
これって、ダンスの立ち姿と、足からボディ、首まで
繋がらすの原理なんですよね。
早く、前かがみになる癖を治さないと
ドンドン、腰が曲がってヨタヨタ歩きになるから
五月蝿く、口喧しく 矯正しているのですが・・・
言っても、聞き流されることが多いですが
自分でも、姿勢をよくしないと・・・とは思ってるようです。
すぐに
『腰が痛いから!』と言い訳をするので
『腰を曲げてるから、腰が痛いの』と言っています。
今の歳(当時83歳)で、矯正しても無理なのかな?