毎度、毎度買い取り業者さんから

電話が掛かってくるのです。

 

まぁ~いつも書くように、

「0120」だったり「050」の電話は取らないのですが

昨日は「078」だったので取りました。

 

本の買い取りの電話でした。

お料理の本1冊でも手放しても良いと思うなら・・売って下さい、って。

 

ええぇ~~珍しい!! 

今迄に本の買い取りの電話は、

一度も掛かって来たことはありません。

 

 

我が家の図書室の本は、これは氷山の一角で(重みで棚も落ちかけています)

児童文学全集から、どらえもん全集?から動物図鑑から

何でもあります。

 

でも、買って貰えるのなら、先ず

 

 

「児童百科大辞典」21冊と「現代文学全集」50冊

「日本の歴史」10冊程 は棚も無くて床に置いているので

持って帰って欲しいと思ったのです。

 

来たのは女性でした。

こんなに沢山売る本があるのに女性が運べるの?と思ったのが

バカでした。

 

何年版の全集が全部揃っているか?とチェックして

会社の方で査定して値をつけて貰うように写メで送っていました。

 

その返事を待つ間に、今売れているのが『モデルガン』とか・・

『モデルガンだったらありますよ』と出してくると

それも全部会社に写真、送っていました。

 

まぁ~来た人が女性でしたから、安心して別棟の図書室に通して

いろいろお喋りしていると、

『ブランド物のバッグとかないですか?』

 

あぁ~やっぱりそれが目的だったのだわ~

 

『ない!ない!ブランドの物など、持ってません!

イタリアで買って来たバッグは有るけど・・』

『それ、それ、それを見せて下さい』

『それは母屋の方ですから、向こうに行きます』

 

彼女は、別棟に行く時も、母屋の方に来る時も

外を通っているので、わたしは渡り廊下を通りますが

彼女は家の中は通りません。

 

玄関でイタリアで買った、バッグを見せました。

それも会社に送っていましたが・・

どれもこれもアウトで値が付かないって・・

 

そうなると、何か腹が立ってきて・・

バッグはシャネルより知らないのか!

イタリアで買ったバッグはイタリアでは有名なブランドだったのに・・

 

結局、本も全部ダメ、モデルガンもダメ

 

ミシンはないですか?と言われて『ロックミシンだと・・』

それは何とか値がついて・・

だって、もうロックミシンでドレスを縫うなんてありえないし

娘は買ったと言っていたし・・邪魔になっていたし・・

 

後、2~3だけ値はついたけど微々たるもので・・

でも、モノは無くなる方がいいのよ~と、納得はしています。

 

まぁ~わたしも、いずれにしても閑してるし・・

お話相手をして貰ったと思ってますが、考えてみると

人を雇って、売れない物を買っても仕方がない訳で

 

『美味しんぼ』の漫画でも出すと多少は値はついたかも知れないけど

 

児童百科事典なんか、時代がドンドン変わっているのに

40年程前の辞典が役に立つ訳で無し・・

本を買いに来ると言うので、わたしもホイホイ喜んだけど

あくまでも、この業種の人は貴金属が目的なんだと

よ~~く分かりました。

 

今度から電話が掛かって来ても、売れるモノはありませんから・・と

相手にしないようにしよう~~

 

 

今、思ったのだけど、玄関に飾っている

ピカソの銅版画、それもダメと言ったかな?

 

何時だったか来た人は、ピカソの額を見て目をキラキラさせて

これ本物ですか?って・・会社に問い合わすと

その種のモノは扱ってないからダメと言われたみたい。

 

額の裏は密封されていて、版画を刷った番号が記されてるとか・・

 

売れたとしても今、売るのはイヤだけど、

調べてみると、それなりの値がしてるのもあるみたい。

 

 

わたしが居なくなったら・・

孫のKくんに貰ってもらおう~~ これ!わたしの遺言ウインク