カウンターに置かれた、優良調理師の盾。
ここは和食の名店「島津」。
豊橋に発った、古川さん一押しのお店である。
このお店に何が凄いかって、
ランチでもオーダーが来てから
じっくり焼き魚を焼いてくれることと、
ご飯がお櫃ででてくること。
皮目がこんがりと焼けた天然鰤の塩焼きに、
銀シャリと評価できる、艶やかな白ご飯が堪らない。
シンプルなんだけど、
こういうのが最高の贅沢なんだよね。
お櫃には、小生だけのために
信じられない量のご飯が盛られている。
ううむ、温泉宿に来たみたーい。
浴衣を着ていたら、まさにそんな気分になれそうだよ。
限界量をゆうに超えたご飯を胃袋に詰めて、
サービスのコーヒーをひと口。
無意識に、げっぷが出てくる
鰤とオレンジとコーヒーの香りが混じった複雑なげっぷ。
体をなんとか起こして、お会計に立つと、
女将さんが、
「コーヒーのおかわりは如何ですか?」
と優しい一言。
これ以上飲んだら、
鰤とオレンジとコーヒーと、
胃液の香りが混じったげっぷになっちゃうよ。
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