仕込みをそっと抜け出して、
向かうは二朗系という平和島「ラーメン髭」。
環七沿いの空気が悪い立地で、
超繁盛店を築きあげた有名店である。
店の外の自販機で食券を買って
店内に入ってみると、
皆さんただただ黙って、丼と格闘している。
BGMは、男たちが啜る太麺の音のみ。
うーん、ちょっと怖い。
小生が注文した醤油ラーメンが出来あがった。
予想以上に、ボリューミーな盛り付けに腰が引けたが
負けてなるものかと
威勢良くモヤシの塊に箸を突き刺した。
隣の若者は、
やっとの思いでラーメンを完食していた。
汗ダラダラ、鼻水ダラダラで折角のイケメンが台無し。
ティッシュで顔中を吹きまくって、
丼に入れてカウンターに置いて出ようとしていたら、
マスター髭が大激怒。
「駄目だよ、そんな事しちゃ。
ティッシュはそこのゴミ箱だよ。」
だって。
怖ぇぇぇ。
マスター髭のシャツには
「風林快山」って、意味不明な活字が印刷されている。
これまた、怖ぇぇぇ。
ティッシュ返却不可のラーメン店なんて、人生初である。
汗っかきゆえ、ティッシュで全身を拭きまくっていたら
小生の左ポケットが一杯になっちゃったよ。
新妻に見られたら
どこかで浮気したと思われちゃうじゃない。
でもね、こんな豚骨の臭いのする女性に
小生は浮気なんてしないよ。
骨のある女性はステキだけど
豚骨女はさすがにご免だね。
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※そんなナオン、いる訳がない。
