11月まで大学院の授業がなかったので、色々本を読んでいたのですが、図書館で借りて面白かったのがこれ↓
この中に赤ちゃんと道徳という部分があり、そこに『赤ちゃんは生まれながらに利他的である。自分の取り分が減っても他人に大事なものを分け与えるし、他者を助けることが好き。正義の味方を好み、悪者には処罰感情を持つ。』とありました。
ちゃんとした研究によって赤ちゃんは優しく正義を好むという結果が出ているそうです。
道徳心についての部分以外も面白かったので、ぜひ図書館で借りてみてください。
秋から読み続けているエミールにも同じようなことが書いてあり、ちょっと感動しました(まだ上中下の中の半分くらいしか読めてない)。
ルソーは別に実験なんかをしたわけではないけれども、現代の科学的実験で出た結果と同じことを言っている。
ルソーの言うように、『わたしたちの心から美しいものにたいするそういう愛をなくしてしまえば、人生のあらゆる魅力をなくしてしまうことになる。…この地上にどれほど多くの悪人がいるにしても、自分の利害ばかり考えて、正しいこと、よいことにぜんぜん無感覚になっているような、死せる魂の人は少ない。』
実際、人に親切にすると気持ちがいいし、ありがとうと言われると嬉しい。
戦争や貧困で苦しんでいる人を見ると辛くなる。
それが社会的な影響を受けて育った感覚ではなく、人間の生まれながらに持つ性質だと思うと、やっぱり人間って素晴らしい生き物だよなと思います。
と同時に、では悪人と呼ばれる人たちは、どんな環境で育ってしまったんだろうとも考えてしまいます。
うちの子達はできれば道徳心を持ち続けられる人間でいられる環境にいてほしいです。
今日の一首
誰もみな最初は優しく利他的で正義を愛する人に生まれる


