夏休み終了!!悲しい泣き笑いけど9月は3連休が2回もあるのが楽しみですねキラキラ

 

夏休み中、よく『体験格差』に関する記事を目にすることがあったんですが、これってどうなのかなと思っています。

ちょうどブロ友さんも書かれていたのでリブログします。

この記事↓にある、母子家庭で育ち海は海水浴を楽しむところだという事を知らずに育ったと言う大学生…。

私は試される大地育ちなので、子供の時に海で海水浴をしたことはありませんが、テレビや本で情報として知っていましたよ。

母子家庭だろうがそうでなかろうが、関係ないのでは…。

 

この記事にサッカーがしたいと子供に泣かれたとありますが、すればいいじゃないかと思ってしまいました。サッカー教室でなくてもサッカーはできるのでは…。学校のクラブでできたりもするし。

 

『阿部氏が紹介するイギリスの調査では、「趣味やレジャー活動」(90%)、「水泳(1ヵ月に1回)」(78%)、「1週間以上の旅行(1年に1回)」(71%)など、子どもたちの様々な「体験」に関わる項目について、大多数の大人が、子どもたちにとって必要なものであると回答している。

その一方、阿部氏自身が2015年に日本の大人を対象に行った調査では、「1年に1回の家族旅行(最低1泊)」(30.5%)や「スポーツ・チーム(野球、サッカー等)や音楽活動への参加」(22.0%)などの項目について、必要であり、すべての子どもが持つことができるべきであるとする回答が、相対的にかなり低い割合にとどまっていた。』

 

とありますが、私が思うに、日本人は一般的に余暇に求めるレベルが高い=お金がかかる。

趣味やレジャー、1週間以上の旅行というと、すごくお金がかかるものだと思っているし、お金もかける。

日本で一週間以上の旅行というと観光旅行で、ホテルに滞在し、色々な観光地に行き、食事は全てレストラン、お土産も沢山買って…となると思います。

 

イギリスの事は知りませんが、フランスだと1週間以上の旅行をする家族はとても多いものの、その滞在先の多くは親せき宅、友人宅、キャンプ、民泊、稀にホテル。移動手段も車や自転車が多い。滞在中の食事は自炊メイン。滞在中も観光地に繰り出すというよりは普段と変わらない生活。

趣味やレジャーもお金がかからないものが多い。

 

それはよく言われるようにフランス人がケチだとかいう問題ではなく、そもそも期待値がそこまで高くないからなのではないかと思うのです。

旅行と言えば観光旅行でしょ!!という感覚がない。だから旅行へのハードルが低い。

日本だと、ここに行ってあそこに行って、あれとこれを食べて、お土産はあの人とこの人に買って…となりますよね。

 

 

この記事↓では『子どもの体験が”消費”の対象になっているのだ。』とありますが、正にそうだと思います。

子供の数が減っていることや、昔より豊かな家庭が増え子供にかけられるお金が増えている家庭が増えているからこその悩みではないかなと。

夏休みに色々な体験がしたければ、虫取りや散歩、図書館に通う、普段しないことをしてみるとかできると思うんですけどね。

都会にはとにかく多くの体験教室があるし、スタンプラリーや美術館、博物館、展覧会、なんでもあるじゃないですか!しかも安い。もしくは無料。田舎にだって色々な体験教室がある。

ディズニーランドやUSJに行く必要なんかないのに。

 

こうやって親の不安を煽って、今よりもっと愛する子どものためにお金を出させようとする商売。

受験産業と同じですよね。

お金があって無理なく支払える家庭はどうぞ経済を回して下さいと思いますが、『体験格差で子供が不幸に!!』なんて記事を読み不安になり自分を責めてしまう親御さんはちょっと冷静になって、本当にお金がないと体験できないのか考えてもいいんじゃないかなと思います。

 

 

今日の一首

 

是が非でも愛する子供に体験をその愛情が搾取されてる