子ギツネが！『か』と『く』と『こ』を！！正しく発音できました！！！！！！
この記事を書いてから約1年、生まれてから6年7ヶ月にして初めて！！！！
この記事の後も時々ガラガラうがいやら、唇の筋肉の訓練やらをしていたものの、全く改善せず。
去年の秋に大きな病院の口腔外科に行く機会があり、そこで滑舌が悪いんですと相談するとそこの言語聴覚士さんに見てもらえることになりました。
言語聴覚士さんによると、口や唇や舌の機能に問題はないので、正しい音を出そうと思えば出せるはずだと。
そこでかなり安心しましたが、正しい発音はできないまま。
その後2回通院しましたが、現状確認だけで、特にどうしたら正しく発音できるのかなどの指導はありませんでした。
そして先日の通院。いつもの言語聴覚士さんが急用でお休みということで、別の言語聴覚士さんが担当してくれました。
まずは現状確認で確かに『か』と『く』と『こ』が『た』と『とぅ』と『と』になるねと。知ってます。
いつもはそれで終わりなんですが、今回は違った。
手作りの口の模型を出してこられ、手に赤い靴下を着け、かきくけこの発音の時は舌はこの位置にあるんだよ～、たちつてとの時はこの位置にあるんだよ～と説明。
その後、大きな鏡を子ギツネの前に置き、口を開けてごらん、舌を下の歯の裏にくっつけて、『か』って言ってみて、などとしていると、なんと正しく発音できるではありませんか！！！！！！！
もう感動！！
今まで舌を指で押さえてやったりしてもなかなかできなかったのに、説明を聞いて自分で鏡を見てやってみたらできた！！
すごい！！！希望が見えました
『く』の発音は『か』と『こ』と比べると難しいようですが、それも練習の仕方を教えてもらいました。
まず最初に『う』の口の形にしてから『k』を出させる。
『k』だけだと母音がぼんやりしてしまうそうで、まず母音を出してから『k』を加えるとうまくいくそうです。
ずーっとずーーーっと『か』と『く』と『こ』が言えなくて、幼稚園では良かったけど１年生になってからは他の子達や上級生性達に「え？何？」などと聞き返されたり笑われたりする場面を見てきました。
私が学校にいる時だけでもそういう場面に出くわしていたので、いない時はもっとからかわれたりしていたのかなと思うと、自分のことのように辛かったです。
幼稚園時代よりも滑舌のことを本人が気にするようになってきていて、指摘されると過剰に怒って泣いたりするようになってもいました。
やっと、６歳７か月にしてやっと、正しく発音できるようになって私も家族も嬉しいんですが、何より本人が正しく発音できることがとても嬉しそうで誇らしげにニコニコして、本当によく頑張った！！！と泣きそうになりました。
その日の夜はお祝い
次の日に子ギツネ専用の鏡も購入。
言語聴覚士さん曰く、口の機能に問題はないものの、音と発音の仕方の組み合わせを誤学習してしまっていたので、どんなに正しく発音しようとしても学習した通りになってしまっていた。
もう６歳なのでどうやって音が出るのかを説明すると理解できるし、すんなり正しい発音ができるようになる子は結構いますよとのことでした。
このまま練習を続け、夏にまた見てもらうことになりました。
このサイト↓にあるような練習を続けて行けば、すらすら発音できるようになるとのことです。
もうすぐ子ギツネが『とと(ここ)だよ！』って言うのも聞けなくなるんだなと思うと寂しいなと思い、ないものねだりな自分に呆れるばかり。
でもやっぱりちょっと寂しいです。
今日の一首
頑張ってできないことができるようにあなたの笑顔が何より嬉しい