日本の教育は素晴らしいと思っているということを書きました↓が、学校以外ではどうなのかなと思うことが結構あります。

学区内の幼稚園に、年長で漢検10級を受けさせるところがあるそうで…一体何の為に???と不思議でたまりません。

新聞を読めば小学生で英検1級合格しました!すごい!みたいな記事も珍しくないし、この人達は何を目指しているのかと思います。

子ギツネの幼稚園でも、なぜか足し算、引き算をやったりしていて(一応やりたがればやる活動ではある)、幼稚園生に何を求めているのか謎です。

 

元々小さな子供にその年齢相応でない勉強をさせるのは反対なのですが、そう確信した出来事が、子ザルが小学校に入ってからずっと運筆の練習をしていたこと。

子ザルはしまじろうさんのおかげで入学までにひらがなは全て書けるようになっていたし、カタカナも全て読めていて、大部分は書けるようにもなっていました。

それなのにずっと運筆。これじゃつまらないんじゃないかなとずっと思っていました。

でも本来なら、小学校入学時にはひらがなが全部読めて、自分の名前をひらがなで書けるだけでいいんですよね。

 

だから子ギツネはひらがな・カタカナは書けなくてもいいと思っているし、実際自分の名前以外はほぼ書けません。

読むのも微妙(読むのは頑張っていただきたい…)。

 

小学校の参観日には毎回行っていますが、その度に「こんなに授業が進むのが遅いの…?」と驚いています。

全員が単元をきちんと理解できるようにとても丁寧に説明されているんですよね。

でも塾に行っていたり、通信教育で先取り勉強してしまっている子達は退屈で仕方ないんじゃないかと思います。

だから歩き回ったり、お喋りする子が出てくるのか…!!!!と。

現代の学校の問題って、早期教育や塾が原因であるものが少なくないのではないでしょうか。

 

学校の勉強を楽しいと思ってもらうためにも、早期教育、先取り教育には私は反対です。

本来なら新しい事を学ぶのは刺激的で楽しいことだし、知らないことを勉強できる所が学校なんだと思うんですが、塾や早期教育で既に学んでいることを学校でやられても、既に知っていることだから楽しくも何ともない。

学校=既に知っている事をまた教えられる場所とインプットされてしまうと、退屈で行きたくなくなりますよね。

 

でも義務教育だから行かないといけない。でもつまらない。

学校や勉強が楽しいという気持ちがなくなる。嫌々行くから更に嫌になるという悪循環。

 

私がベネッセの通信教育が好きな理由は、早期教育ではなく子供の月齢に合わせた教育だからです。

早期教育は百害あって一利なしと、結構な数の研究者や教育者の皆さんが色々なところで啓発されていますが、教育熱心な親御さんには全く届いていないのではないかと思います。

この記事↓を読むと、勉強より遊ばせなければ!と本気で思う。

 

こちらの記事↓には早期教育より早く寝かせろと書かれています。

 

少し前の記事になりますが、ブロ友さんも同じこと↓を書かれていて、うちの子達の就寝時間は遅すぎるよなと反省…。(サラマさん、無断リブログ失礼します!)

うちの子達の就寝時間は9時くらい…。目標は8時半。

ちなみに両親フルタイムの妹夫婦の子供達の就寝時間は8時…(妹は夜勤あり、激務の病院勤務なのに不安家での仕事がメインの私には言い訳できない…。)。

しかもそれは無理やり寝かしつけている訳ではなく、朝5時台に甥っ子達が自然に起きるらしいので8時には眠くて眠くて仕方が無くなるという素晴らしい理由で!!!うちに泊まりに来た時も、8時にはぐっすり。素直にすごいです。

 

しかし同じく両親フルタイムの姉の子供は、10時近くに就寝。朝は姉が早く出ないといけない時は5時台に起こされ、6時には家を出るという生活。

当然眠くて朝食もろくに取れず、姉が作った栄養バランス完璧の超素晴らしい朝食はほとんど食べられないまま保育園またはファミサポへ。

 

姉と妹の生活がここまで違う理由は、単純に旦那さんの家事育児の参加率です。

うちは本当に言い訳できない凝視

 

お勉強ができることよりも、心身ともに健康で学校を心から楽しいと思えるようになってほしいと思います。

学校は勉強する場でもあるけど、社交を学ぶ場でもあるのだから。

 

 

今日の一首

 

勉強ができても基礎が欠けてると成長したら崩れてしまう