<家族て、いいですよね(≧▽≦)>
こんばんは、
寺島正美です。
以前、訪問ヘルパーをしていました。
実際に、ご自宅に行って、オムツ交換やお掃除をする仕事です。
訪問する多くは、
高齢のご夫婦のみの世帯でしたが、
連休やお祭りの日などには、
ご家族が集まる場合があります。
そうすると、
小さなお孫さんなどが、
興味津々で、こちらを見ています。
「ほら、邪魔しちゃダメでしょ」
と周囲から注意されて、その場を離れることが多いですが、
ある夏の夜、
こんなことがありました。
■真剣な眼差し
夏になると色んなお祭りがあり、ご家族が集まります。
毎晩、オムツ交換にうかがっていたA様宅も
玄関を開けると、居間からたくさんの人の笑い声が聞こえてきました。
居間の奥にあるA様の部屋に行き、
「今日は賑やかですね」
とお伝えして、オムツ交換を始めました。
途中から、視線を感じるようになりました。
しっかり襖は閉めたはずなんですが、
少しだけ開いています。
すると、2~3歳くらいのお孫さんが、
こちらを凝視していました。
ヘルパーが珍しかったんでしょう。
普通なら、周囲の大人が「覗いちゃダメ」というところですが、
居間からは、笑い声しか聞こえません。
オムツ交換をする際には、
60度のお湯で、絞ったタオルを使うのが基本です。
私のいた会社では、
オムツ交換の後、
入れ替えたお湯と、新しいタオルで、手を拭いていました。
まだ視線を感じていたので、
「お手伝いしてもらってもいい?」
とその子に質問しました。
その子は、
トコトコとベッドサイドまでやってきました。
60度のお湯で絞ったタオルを少し冷まして
「これで、お婆ちゃんの手を拭いてあげて」
とその子に手渡しました。
お婆ちゃんの笑顔に安心して、
お孫さんは真剣に、
タオルで指を一本一本拭いてくれました。
ベッドに寝たままの反対側の手には届かないので、
トコトコと向かい側に移動し、
右手を拭いてくれました。
お婆ちゃんに
「ありがとう。優しいねえ」
と言われて、ようやくお孫さんも笑顔になりました。
そして、タオルを私に返すと、
トコトコと、お部屋を出て行きました。
「ありがとう、助かっちゃった」
と、その子の背中に伝えました。
■プレゼント。
A様を車椅子で居間にお連れし、
記録を書いて帰ろうとしたら、
三和土の所に、
お孫さんがやってきました。
そして、
キャラクター(たぶん、プリキュア)の絵の描いたアメをくれました。
「ありがとう、ヘルパーがいない時は、
またお婆ちゃんの手を拭いてあげてね」
と言って、私は靴を履き玄関を出ました。
居間から、
「ちゃんと渡せたの?」
「良かったなあ」
とお孫さんに話しかける周囲の大人たちの声が聞こえてきました。
ヘルパーは、時間で動くお仕事です。
自分でやった方が効率も良いですし、時間もかかりません。
でも、
こんな形でも、家族の良さを知ることが出来るので
とっても楽しいです。
後日、
訪問すると、
ご主人から、お孫さんが、
帰省中、ずっと、
食事の度にお婆ちゃんの手を拭いてくれたそうです。
そんな話を聞くと、
とっても嬉しくなりました。
本日もお越しいただき、ありがとうございます。
自宅で介護をするのは、大変なことだと思います。
終わりがないことですから、
前向きに考えることも、もしかしたら難しいかも知れません。
でも、ヘルパーやデイサービスや一週間くらいの宿泊のショートステイなど使い、
なるべく、楽しくなる要素を見つけて頂けるとありがたいです。
事実、これくらいのお話なら、
探せば、たくさん出てくるはずです。
私は、そう思います。
■これまでの更新
第一回 緊急入院した高齢の親が、自宅に戻ることになったら。最初にする、たった一つのコト!
第二回 親が緊急入院。何も分からない人が覚えておきたい、一番最初の行動とは。
第三回 自宅で介護をすることになる人が覚えておきたい、最も大切なこと。
第四回 「あなた、おばあちゃんを施設に入れたの?」と言われたら思い出してほしい、たった一つのこと。
第五回 自宅で介護する人が知っていると、ちょっと気持ちが楽になる、こんなお話。
第六回 あなたは独りじゃないよ」高齢者施設で実際にあった、心の温まるお話。
首都圏での
有料老人ホームの入居について、
あなたのご相談をお受けいたします!!
お気軽にご連絡ください。
ホームページは
↓↓↓
です。
直接のご相談は、
シニアホーム相談室
住所:東京都新宿区四谷2-2 第22相信ビル502
新宿相談室へ。
電話:03-5312-7927
メールの場合はこちらからどうぞ!
では、また次回!!