昨日の、
↓ ↓ ↓
親が緊急入院。何も分からない人が覚えておきたい、一番最初の行動とは。
が、好評で嬉しい、
訪問専門のシニアホーム相談室の寺島正美です。
さて、
昨日に引き続きまして、
親が緊急入院した後のことをお伝えしますね。
具体的には、
退院することになった時のお話です。
ちなみに、私は、漢字が三文字以上続くと、
分からなくなるので、なるべく使いません。
え、
あれ、
知ってはいますけど、
あえてですよ!!
え、本当に知ってはいますよ!!(必死)
■介護が必要な状態で、退院が決まることは、よくあります!
今回は、自宅に戻ることになった場合をお話します。
急性期病院(救急車が行く病院です)は、
やはり二週間くらいで退院となります。
退院時、リハビリが必要であれば、
「リハビリテーション病院」に転院して、
三か月程度を目処に入院出来ます。
もちろん、リハビリをして自宅に戻る準備をします。
どちらにしても、自宅に戻ることになると、
家での生活になります。
元気になって、一人でも問題なく行動できるようになっての退院でなければ、
介護保険を使うことになります。
介護用のベッド、
オムツ交換でヘルパーさんの訪問、
デイサービスなどを希望されることが多いです。
このようなサービスを使うには、
介護保険の計画を立ててくれる
ケアマネジャーが必要になります。
今回のポイントは、ここです。
ケアマネジャーさんを使うには、
まずは、市役所に行って下さい。
当然だと思われた方が、たくさんいることを願います。
役所には、
「高齢福祉課」「介護保険課」というところがあります。
そこで、
介護保険のサービスを使うための
「認定調査」を希望して下さい。
認定調査とは、
どれくらいの介護が必要になるかを調査してもらうのです。
ただ、
調査の結果が出るのに、一か月はかかります。
ですので、退院してすぐに介護保険を使いたい場合には、
入院してすぐに動く必要があります。
慌てていて、そんな余裕はないのは分かります。
昨日のブログに登場する
ソーシャルワーカーさんに聞いてもらえば、
同じようなアドバイスを受けられるはずです。
認定調査は、
本人に会いに調査員が来てくれます。
そこで約80問の質問をされます。
その結果と、お医者さんの意見書を基に、介護度が認定されます。
認定されるとは、一番軽い要支援1・2、要介護1~5までのどれかになるということです。
それが確定するまで、約一か月です。
必要な準備物は、全て教えてもらえますから安心して下さい。
そして、ここだけ補足しておきますが、
認定結果が出ていなくても、
調査が終わっていれば、
ほとんどの場合、サービスを受けられます。
暫定的に計画を立てることが出来るので、
「今すぐにサービスを利用したいのに、
結果が出るまで待たなくてはいけない」
ということはありませんから、ご心配なく。
■みんな慌てます。あなた一人だけではありません。
認定調査なんて慣れない言葉を聞くと、
大変かと思うかも知れません。
でも、
あなたの周囲にも、
「おじいちゃんがデイサービスに通っている」や
「おばあちゃんのオムツ交換に来てくれる」という
介護保険を使っている方は、たくさんいますよね。
みなさん、この認定調査を受けて介護保険を使っていますから、
あなたも、そんな特別なことをするわけではありません。
でも、
初めてのこと過ぎて、戸惑うことも多いと思います。
人は、困ったり戸惑ったりすると、
急に考え方や視野が狭くなります。
町には、老人ホームのワゴンをたくさん見ますよね。
社会福祉法人と書かれた車もたくさん通っています。
多くの場合は、
デイサービスの送迎で走っています。
それくらい、多くの方が、保険を利用をされていますからね。
安心して下さい。
本日もお越しいただきありがとうございます!
それに、
私は、元訪問ヘルパーです!
こんなヘルパーさんが家に来てくれると思えば、安心ですよね!!
あれ、そうでもないかも(*^_^*)
入院して、退院後の生活が心配になったら、
まずは、何より、
ソーシャルワーカーさんに質問する。
そして、
役所に介護保険の申請に行って下さい。
慌てる必要はなくても、慌てますから、
とにかく、この二つが、
高齢者の方が入院された時の基本だと思って下さい!
このブログは、
訪問相談の「シニアホーム相談室」(老人ホーム紹介センターネット.コム)の相談員、
寺島正美が書いています!
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