こんばんは、寺島正美です。
今日から遠出するので、「移動時間で読めるものを」と思い
本屋さんに行ったら、
見つけました。
野田あすかさん、
2年前の冬に、
板橋区でリサイタルを観たことがありました。
海外のコンクールでの受賞経験もあるそうです。
実は、
リサイタルていうもの自体を観たことがなかったので、
野田さんの演奏がどれほど素晴らしいものなのかは
分からなかったのですが、
「凄いだろうなあ」とは感じました。
歌声も、容姿やそれまでの行動からは想像も出来ないくらい高く、
素人ながらに、
「ああ、会場の反響まで考えて歌ってるなあ」
なんて思ったりしました。
突き刺さるようなインパクトを受けました。
その後、ドキュメンタリーを観ました。
その中で、とっても印象的だったのが、
本文にも登場しますが、
「私の話は誰も聞いてくれないけど、
ピアノなら聞いてくれる」
実は、
現在の私の考え方は、この言葉からヒントを得ました。
誰も、
もう世に溢れているモノはいらないんです、持ってるから。
ピアニストだって、
野田あすかさんじゃなくても、たくさんいます。
でも、
野田さんのピアノを聞けば、凄さが分かる。
逆に、
「あの演奏をしているのは誰だ?!」
てなる。
まずは、知ってもらえなければ意味がない。
それを野田さんの言葉の中から知ることが出来ました。
「野田あすかさんが弾いているんです、凄いでしょ」ではなく、
「このピアノを演奏しているのは、野田さんていうんだ」てこと。
今、
モノではなくコトを伝えるということが楽しくなってきました。
そんな時に、
改めて
この本を見つけて、
もっともっと、仕事も生活も楽しくなりそうな気がしました。
移動の新幹線で読む予定でしたが、
結局、昨晩、読み切ってしまいました。
参考までに
私の印象に残った言葉や文章を紹介しますね。
31ページ
前にどこかで会ったことのある人と別の場所で再開したとき、
「あら、あすかちゃん」と言ってくれても、
あすかは「知らない人が来た」とパニックになります。
49ページ
お母さんの声が「ファ」から始まるときは機嫌が悪いです
149ページ
「みんなと違うのは障害のせいだ」とわかってほっとしました
私は、知的障害者の方の施設で働いていた経験があります。
もしかしたら、
皆さんより、少しだけ障害者の方が身近な存在かもしれません。
でも、
改めて文章や言葉で見ると、ドキっとしました。
もし、この本をお読みなって頂ける方がいたら嬉しいです。
そして、
少しでも、更に、「みんなが住みやすい世の中になればいいなあ」と思います。
