今年の春に明確に決めたことがあります。
「がんばる」
「計画する」
「あきらめる」
をやめました。
だって、
出来ないからです。
そう決めて、過ごしていたら、
こんなことがありました。
金曜の2時頃、
会社の隣のサンクスで買い物中、
「すみません」て、
声をかけられました。
千円札を手に持った小学生。
「はい、何か」と返したら
「小さい方のイロハスを取ってください」
て言われました。
飲料水のコーナーには
大小二種類のイロハスがありました。
私は
「はい、どうぞ」
と棚からとって手渡しました。
「ありがとうございます!」
と、その子はお礼を言ってレジに向かいました。
すると、すぐに店主さんがきて
挨拶してくれました。
「ありがとうございます」て。
確かに、
小学校の低学年くらいだったその子には、
上段にあった商品は取れませんでした。
私は、
まだまだ、都会の人は「人間関係が気薄だ」と思います。
人見知りの私には、それくらいが丁度良いのですが、
でも、
人て、
「求める人が集まる」と思っています。
その時間にコンビニに行ったのも偶然だし、
夏休みといえ、
小さな子が、一人でコンビニに来るのも
珍しいでしょう。
ああ、
やっぱり引き寄せてるなあ。
私は、こういう、しっかり挨拶をできる人が好きなので、
「年齢は関係ないなあ、すごいなあ」
て、思いました。
そして、
私も、
同じイロハスを買いました。
はい、
もちろん、買うつもりはありませんでしたよ。
確かに、
「何か」飲み物を買うつもりでしたけど。
私は、
がんばらないし、
計画しないし、
あきらめが悪いけど、
こんなシーンに出会えました。
コンビニにいた、わずか3分程度の時間に、
二度もお礼を言ってもらえた。
質より量、
下手な鉄砲数打ちゃ当たると思って必死に頑張ったり、
毎日計画をたてて、それが実現せずに自己否定したり、
後ろ髪ひかれながら、やりたいことを諦めていたら
「面白い」や「楽しい」なんて
思えないんですよね。
きっと、こういう小さなことが積み重なって、
結果が「明確に変わるんではないのかなあ~」
なんて思います。
多くの人は、「その程度のことで」と、
思われるでしょう。
だって、私が一番そういうタイプでしたから。
「ロジックになり、誰がやっても同じ結論になるまで検証したのか」
なんて思っていたに違いありません。
私、なんて嫌な人間だったんだろう…。
でも、
何より、
ほめられたり、お礼を言われることに素直になりました。
私が、「謙遜」のつもりで受け取らなかった多くの言葉か、
実は、とても大切な言葉だったと気が浮きました。
まあ、反省するつもりもないですけどね。
私に起きた、ほんの小さな出来事は、
これだけ見ると大したことではないですが、
きっと、
これからの楽しい未来を
予見させるものだったのだと思います。
人生で、一番美味しかったイロハスは
そんな素敵な味でした。
