「ルミネはみんな駅のそば」そんな仕事ならいいけれど。 | 旦那さんに気持ちを理解してもらえる伝え方コンサルタント。お菓子教室 寺島 正美のブログ

旦那さんに気持ちを理解してもらえる伝え方コンサルタント。お菓子教室 寺島 正美のブログ

初めまして!
旦那さんが、「もっと理解してくれたらいいのになぁ」というあなたのための、気持ちの伝え方コンサルタント:寺島正美です。
そんなあなたに、西八王子で、奥様とお菓子教室通じて、円満な夫婦関係のコツをお伝えしていきます!(仮)


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<スカイツリーが青いのはサッカー繋がりかな>


私の仕事は、


老人ホームを紹介することなんです。


みんな「有料老人ホーム」のことなんて知らないですよね。


だから、相談してもらえれば、


パンフレットをお送りして


一緒にホームを見学します。



でも、


私の会社で多いのは、


四谷にある「相談ブース」でお話を聞きたいという希望です。


来てもらわなくても、パンフレットを送るし


出張もするのですが、


多くの方がお越しになります。



そして、たまには、介護のストレスを


私たちにぶつける方もいます。



以前、


まだ、現在の会社を起業する前の会社で


こんなことがありました。



その方は、


認知症のお婆ちゃんのお世話が限界で相談に来られました。


新人の相談員を同席させての対応でした。



とにかく、捲し立てられます。


自分の不憫を


母のわがままさを


もう、30分以上、一方的にお話され、


挙句に、私たちが「悪い」ことにしようとされていました。



私は、「そうですね。大変ですね」としか言いません。


すると、新人の相談員が苛立ち始めてきました。



相談が終了し、


自分の席まで戻ると、新人さんから、


「どうして黙ってるんですか。あんなこと言われるなら、言い返してもいいじゃないですか」


と逆に言われました。


私は、


「ああやって話しているうちに、冷静になるんですよ。


自分の言葉を自分の声で自分の耳で聞いたら、納得するんですよ」


隣の席の同僚が、


「何、またマシンガントークを受けたの?」と涼しい顔。


新人さんは、きょとんとした顔になります。





介護の現場で、ヘルパーをしていると、よくあることですが、


家族の方がヘルパーを非難するんです。


「お宅の会社はそういう方針かも知れないけど、うちではそうじゃないの」


明らかにおむつがズレて、尿漏れの原因を自ら作る家族もいます。


でも、そこで「おむつはこう当てるんですよ」と言ってはいけません。



相談業務でも


現場のヘルパーでも


やることは同じ。



まずは、相手の方に120%言わせてあげる。



当然といえば当然です。


昨日まで存在も知らない会社に、自分の身内のことを頼まなくてはいけない。


最初から信頼してもらえる方が特例なのかも知れません。




ちなみに、一方的にお話をされた相談者の方は


後日、別の方を紹介して下さいました。


紹介していただいた方は、


「とってもいいホームを紹介してくれると聞いて来ました」


と席に着くなりおっしゃいました。



私は、例えばお店でいうと、


「坪効率はどうだ」


「費用対効果はどうなっている」


といったようなことを重視しないスタンスなので、


戸惑われることも多いです。



駅の近くにあれば便利ですが、


そんな都合よくいきません。



あなたに会いたいと思ってもらえれば、


例え不便な立地でも、人は来てくれます。



仕事て、そういうものだと思うのですが、


中々受け入れてもらえません。




でも、店員さんとお客様ではなく


人と人との関わりだと思えば、


強引なセールスをしたり、


「サマーセール」と掲げて来てくれたお客様が


「もう少し安くならない」という言葉にいらだつことはないはずです。




あなたがルミネのように資本力を持った企業の人なら別ですが、


私のように違うなら


地道に関係性を作るようにしましょう。


特に私のように、


紹介できるホームは、どの会社も変わりはないとなると、


やはり、個人力(パーソナリティ)で選んでもらうしかありません。




本日もお越しいただきありがとうございます。


当然、こういう風に書きながらアウトプットして


個性探しをしているんですけどね。



でも、こういうことが、現時点での自分を認めることだと思います。