画像を整理していたら
こんなのが。
確か浅草橋辺りだったような・・・。
この画像を見ていたら
中学三年の時の掃除の時間を思い出しました。
その日、私は図書室を掃除していて
わざとではないですが
花瓶を割ってしまいました。
少し言い訳すると
しっかりと手に持っていなかったので
滑って落ちたというのが正解です。
完全に割れたので
なかったことには出来ない状態。
怒られるのを覚悟で
担当のA先生に謝りに行きました。
「すみません、落としてしまいました」
と言って割れた花瓶を見せました。
すると、A先生は
「仕方ないことです。この花瓶は今日割れる運命だったんですよ」
と言われました。
あまりにも予想外の言葉に
私は何も言えませんでした。
その上、
「怪我はなかったですか」
とまで言って下さいました。
「はい、僕は大丈夫です」
と答えるのが精一杯。
「しっかり周囲を見てないから、こんなことになるんだ」
とか
「別の生徒に任せればよかった」
なんて言われたら「逆切れしてやる」つもりくらいでいたのに・・・。
怒鳴ったり叱ったり、そんなことは誰にでも出来ること。
頭の良し悪しではありません。
「すみませんでした」
と勝手に身体が動いていました。
「物を大切にすることを教わったと思いましょう」
本当にその通りでした。
中学生の自分なんかが寿命を決めてしまったこと。
一つ一つのことをしっかりと行えば
不測の事態を回避できること。
そんな大切なことを
その頃60歳くらいでないかと思っていた女性の先生に教わりました。
私は、その後しばらくしてから、クラスの日直で
何かを持って職員室に行きました。
担任の先生は不在だったので机に置いて帰ろうとした時、
少し離れた席の先生が
「さて、指導に行ってきますか」
と、両膝に手のひらを当てて椅子から立ち上がりました。
明らかに「教師である私が問題を起こした生徒を怒りに行く」
という雰囲気満々。
こんな先生が何時間説教しても
心に響くもなんてあるはずがありません。
生徒は
「すみませんでした」と頭を下げながら、
舌でも出して笑っていることでしょう。
その頃、私も反抗期だったので
「大人になんてなりたくない」
て思っていました。
もちろん、こんな教師のようなるのが大人なら
ぜったい嫌です。
でも、
A先生のようになれるなら、
大人になりたい
と改めて思いました。
本日もお越しいただきありがとうございます。
同じ頃、
「どんな大人になりたいですか」
というアンケートがあって、
「私がなりたいと思う大人」
と書きました。
先生から「これは解答になってない」と言われたのですが
どれだけ考えても妙案が浮かばず
「サラリーマン」と書いた気がします。
あれは、何のアンケートだったんだろう。
