夜は短し、恋せよ乙女
の、森見登美彦氏のデビュー作だそうです。
実は、
春先に半分くらいまで読んでいて
ずっと放置でした。
そして、後半を読みました。
驚きは、
解説を「本上まなみ」さんが書いているところ。
主人公が自転車に「まなみ」という名前を付けていたり
本上さんが大阪出身で京都の学校に通っていたりあるのでしょうが、
それ以外、
私の中では、本文の内容や意図などは、最後まで分からないまま。
物語としては
もてない大学生が最後に京都市内を巻き込んだ大騒ぎを起こすのですが、
それも、いまいちピンとこない。
「夜は短し」が面白すぎたので
あの独特の主観で堅苦しい言葉のオンパレードに
期待をしたのですが、
分からない。
あるでしょ、
作者ごとの文体。「下妻物語」のあの文体は、他の作家では書けない。
終戦のローレライの福井さんだってそう。
いつもの文体に心置きなく物語に入っていける安心感が
この「太陽の塔」では、
私にはなかった。
もう一回読み返してみるべきか、
それもちょっと面倒なような・・・。
私の中では
久々に
何が言いたいのか分からない「新鮮さ」がある一冊でした。
