確か昨年ですよね。
49歳のエリートサラリーマンが
地位も名誉も捨て、生まれ育った地方都市の鉄道会社で働く話です。
現実か夢か
子供を含めた生活を守ることか自分自身の希望か
誰しも考えることがあるでしょう。
私は、転職を選んだ側の人間なのであとには引けない状況にいますが
過渡期の方はどうなのでしょう。
カバーされた「明日がある」という歌の中に
会社を興した奴がいる 会社に残った俺がいる
という歌詞がありますが、
まさに、それを彷彿させます。
何が正しいのか。
基準が決まればいいのですが
その基準を決めることが
家族の生活や会社の業績という現実の陰に隠れてしまいます。
皆がみんな、夢を追ったら多くの会社は存続しなくなりますが
幸い、この主人公のように、転職して夢に生きようと思う人は少ないです。
そして、
この話の主人公は、エリートサラリーマンである程度の資金があることも大きな要素となるでしょう。
お金がなければ、
簡単に東京と島根を往復することも難しいでしょうし、
自分の母を個室に入院させる費用を賄うのも厳しいでしょう。
しかし、そんなことを度外視して
夢を持つことの大切さを考えさせられました。
それが、たまたま鉄道の話であっただけで、別の職業にも多く存在してほしい話ですね。
世の中に多く存在する
一歩踏み出すことをためらうことで生きていけるタイプの人にこそ
よんでほしい一冊ですね。
自分で選んだ道なら、不平を言いながらでも我慢できる。
