私は、以前まで、「大は小を兼ねる」と言う言葉を信じていました。もちろん、それが成り立つことも多々あるとはわかっていますが、自分の生活の中で全てにおいてそれが当てはまるのかというとそうではないです。

まずはよく聞くケースですが。以前まで、フェイスタオルよりバスタオルがいいと思っていました。しかしフェイスタオルで体を拭いてみてもさほど不便は感じませんでした。それ以上に、洗濯後に乾きやすくで大変重宝し、我が家からバスタオルはなくしました。

他に「小」にして良かったと思うものは、日頃使うゴミ袋です。自治体指定のゴミ袋は大と小があり、ずっと大を使っていました。リットル数は表示されていないのですが、おそらく45リットルほどのサイズです。これを日常的に使っていると、マンションでいつでもゴミ出しができる環境なのに、2、3日に一回しかゴミ出しをしませんでした。大きく重いので、夫婦どちらともゴミ出しをしたくなくなり、押し付け合いになっていました。当時住んでいたのは、エレベーターなしの階段だけの4階と言うこともあり、なおさら、その傾向は強かったです。

今の家に引っ越してからは、ゴミ袋の小を日常的に使うようになりました。そのために、サイズがゴミ袋より気持ち小さめで、袋をはめやすいゴミ箱を探すため、ニトリにゴミ袋を持っていって、いろいろなゴミ箱ではめてみて試しました。そして納得するゴミ箱を買い、現在も使っています。

小さいゴミ袋なので、1日でいっぱいになります。(我が家は子供3人中2人がオムツと言うこともあり、このゴミの量になります。)なので、毎朝はゴミを捨てると言う習慣がつきました。
小さなゴミ袋なので、すごく重くなると言うこともなく、また毎日捨てないと生活ができなくなるので、自然と捨てるようになりました。ゴミが軽くなったことで、夫婦で押しつけ合うことなく、どちらも積極的に持っていくようになったのはとても良い点です。

あと、私は、今まで、大きなゴミ袋を大きなゴミ箱にきれいに設置することがうまくできずにいました。夫にはそれがストレスだったようです。しかし、きちんとゴミ袋に合うサイズのゴミ箱を購入したことで、私は毎日、きれいに袋をはめることができるようになりました。私が扱える適切なサイズというのがあるのだなと言うのを痛感しました。

常に大が小を兼ねると言うことばかりではありません。自分の扱える適切なサイズというのがあります。今後もそういったことに注意して生活していきたいと思います。