アタリとハズレ、どっちが好きですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、アタリですよねw

 

 

 

 

 

 

だからゴルフのダブルペリアもアタリが多く設定してあります。

 

 

ダブルペリア…よーく聞く言葉と思います。

通常のコンペでよく使われるこのダブルペリア。

なんとなーく知っている方が多いとは思いますが、今日はガッツリ勉強してみましょう。

 

 

そもそもダブルペリアとはなんぞや?という話ですが…

上手い人と下手は人が一緒にゴルフをすると、いつも上手い人が勝って当たり前です。

だって、上手いですもの。

 

それじゃー、下手な人が面白くない、ということで、作られたハンディキャップの算出方法です。

 

例えば、グロスが90の人が居たとします。

その人のグロスから算出されたハンディが10とします。

すると、どうなるかというと、

 

 

 

 

 

グロス-ハンディキャップ=ネット

90-10=80

 

 

という計算になります。

この80という数字がネットと呼ばれ、このネットでコンペの順位が決まります。

 

なので、例えば、グロスで100だった人のハンディキャップが「22」ついたとすると、

 

 

 

 

 

100-22=77

 

 

 

 

となり、この90の人よりも100の人のほうが順位が上位になります。

 

これがハンディキャップの仕組みです。

 

そして、このハンディキャップを計算する方法の一つがダブルペリアです。

 

ダブルペリアですが、アタリホールとハズレホールがあります。

 

 

 

アタリホールとは、たくさん打つとハンディキャップが増えていくホール

ハズレホールとは、たくさん打ってもハンディに反映されないホール

 

 

 

です。

 

とすると、アタリホールでたくさん打ったほうが有利ですよね。

このアタリホールのことを「隠しホール」と言います。

ハズレホールのことは、名前がついていません。

 

では、ここからアタリホールではなく、ちゃんと隠しホールという言葉で説明します。

 

この隠しホールでたくさん打つとどうやってハンディキャップが増えていくのか、というと…

 

 

 

 

 

 

 

(グロス✕1.5-パー)✕0.8

 

 

 

 

という計算です。

 

 

 

 

 

例えば、隠しホール(ミドルホール)で、Aさんはパー、Bさんはダボとします。

 

では、このホールだけでのネットを計算してみましょう。

 

 

 

 

 

       グロス               パー               ハンディキャップ

Aさん 4 ✕1.5= 6 - 4 =2 ✕0.8 = 1.6

Bさん 6  ✕1.5= 9 - 4 =5 ✕0.8 = 4

 

 

 

 

となります。

では、ネットはどうなるか計算してみましょう。

 

 

 

           グロス  ハンディキャップ   ネット

Aさん   4 - 1.6 = 2.4

Bさん   6  - 4.0 = 2
 

 

 

 

 

結果、パーのAさんより、ダボのBさんの方がネットがいい(上位になる)ということです。

 

 

どうですか?

隠しホール激アツですよね。

 

でも、隠しホールで何打打ってもハンディに計算してもらえるのか、というと、そうではありません。

もし、そうなら、ミドルホールで27打打った場合、ネットは-0.6になります。

言ってしまうと、そのホールで1打も打っていない、いや、それ以上の-0.6ということになるからです。

 

そこで、隠しホールにはハンディとなるオーバー数の上限を設定するのが通例です。

36打ち切りが一般的です。

この36打ち切りというのはハンディの上限が36を超えたら36で計算するということになり、ひとつのホールで計算するとダブルパー、もしくはトリまで、ということになります。

 

だから、

 

 

 

 

 

 

 

 

隠しホールでは打ってもトリまで

 

 

 

 

 

 

 

 

にしていたほうがいいです。

 

 

そして、この隠しホールですが、実はハーフ9ホール中、6ホールあります。

なんと

 

 

 

 

 

 

 

 

隠しホールの方が多い

 

 

 

 

 

です。

そして、この6ホールの内訳ですが、

 

 

 

 

 

 

ショート 1ホール

ミドル 4ホール

ロング 1ホール

 

 

 

 

 

です。

 

なので、ハーフでは、ショート2ホール、ミドル5ホール、ロング2ホールという内訳なので、隠しホールの割合は以下のようになります。

 

 

 

 

 

 

ショート 50%(1/2)

ミドル 80%(4/5)

ロング 50%(1/2)

 

 

 

 

 

 

ということです。

 

なので、ダブルペリアでは隠しホール(アタリホール)の方が多いということです。

 

 

 

さて、計算方法についてですが…

 

色々と調べると正しくは、

 

 

 

 

 

隠しホール(12ホール)のスコアの合計打数に1.5を計算し、

そこからパーの合計数を引いて、その数字に0.8を掛ける

 

 

 

 

 

という計算方法です。

上記で説明してあるとおりです。

 

 

でも、この隠しホールですが、スタート室はもちろんプレーヤーにとって、どこが隠しホールなのかわかりません。

全部スコアを入力して、成績表を出して始めてわかります。

でも、ある程度の傾向があるのも事実。

 

 

 

 

ハンティキャップの高いホールは隠しホールになりやすい

 

 

 

 

と言われています。

でも…その確率は高いように思いますが、実際のところゴルフ場のコンピューター内のアプリが決めているので、スタート室は操作できません。

僕の経験では1つのゴルフ場で6パターンくらいあるような気がします。

 

このダブルペリアですが…ちょっとした裏技がありますが…それはまた今度♪

コンペの幹事さんとかにとっては重要なことかもしれませんので、お知らせします♪