僕は小学生のころ、先生に食らったげんこつで頭がへこんだ記憶があります(実話)
昭和の先生なんて、そんなもんですよね?
このブログに来ている皆様でしたら分かっていただけると思います(笑)
おそらく同年代の方が多いのではないかと僕は推測しています。
もし、僕よりももっと若い方が訪問されているのでしたら、それはそれで僕としては非常に嬉しいです。
僕の世代にとっては、ガンダムがオーソドックスアニメでエヴァンゲリオンはオタクアニメという認識ですが、若い人は逆らしいので。
ガンタンクファンとしては、悲しい限りです(泣)
いや、話がそれてしまいそうですので、元に戻ります。
ピッチマーク=ボールが自らの勢いで作ってしまった穴やくぼみのこと
です。
その中でもグリーンについたピッチマークのことをボールマークと言います。
このボールマークですが、もちろんほったらかしにしておくとその凹んだところは枯れます(当たり前)。
というか、どうやってもそのボールマークのついた芝は枯れます。
では、それをどのように治せばいいのか…
みなさん、ご存知かもしれませんが、改めてご説明差し上げます。
グリーンフォークを使って
ボールマークの周りを
寄せます。
知っていますよね?
再度書きますが、
周りの芝を寄せます。
持ち上げたらダメ
です。
では、なぜ寄せるのでしょう?
理由はベント芝と呼ばれる芝の特徴にあります。
ベント芝と呼ばれる芝は「匍匐性」という特徴があります。
この匍匐というのは、匍匐前進と同じ言葉です。
いわゆる、横に生える、ということです。
横の芝を寄せることで、周りに隙間ができてしまいます。
しかし、その隙間をこの匍匐性という特徴で埋めることができます。
さらに言うと、周りの芝を寄せることで、土の中に少しですが空気が入る隙間ができます。
この隙間も芝にとって非常に重要で、活性化されます。
そして、ボールマークを食らってしまった芝は土の中で枯れ果ててしまいますが、表面は周りの芝が元気よく生えます。
よって、ボールマークがきれいに治るということになります。
だからこそ、できる限り全方向から芝を寄せて治したほうが好ましいです。
では、逆に持ち上げた場合。
最初に説明したとおり、ボールマークができてしまった芝はどうやっても枯れてしまいます。
その枯れた状態のまま、地面を持ち上げると、その芝の根が切れてしまいます。
ワンチャン助かった芝の株があったとしても、この地面を持ち上げる行為によって、100%枯れます。
さらに持ち上げた場所は表面の下に大きな空洞ができてしまいます。
雨が降ると、持ち上げられた表面がまた凹んでしまい、ボールマークができたままになってしまいます。
グリーンの到着して、ボールくらいの大きさで白く枯れている場所は持ち上げられた場所か、全く治してもらえてない場所です。
あ、冬は枯れていても枯れたように見えない(染められている)ので、注意してくださいね。
ちゃんと寄せて直されている場所は、きれいに治っています。
寄せて直す
ということは結構みんな知っていると思っているのですが…未だに持ち上げるひとがいます。
かなりゴルフ業界も周知を図るために、ポスターなどで説明をしていますが、あまり見ないですものね…
もう一度言いますが、
持ち上げる
ではなく、
寄せる!
リピートアフターミー
あ、◯ラジャーではありません。
ゴルフ場に来られたお客様が全員、できる限り平等にプレーできるよう、コース保全にも興味を持っていただけると嬉しいです!