至極当然のことですが、人間には「気持ち」という他の生き物はあまり持っていない特殊な能力があります。
そして、この「気持ち」によって、その人の人生の充実度が変わるのもまた事実。
僕は釣りが大好きなのですが…何回か、先輩に無理やり釣りに連れて行かされたことがあります。
僕は本当は釣りに行きたくありません。
するとどうでしょう?
釣り場についても
釣りをする気にならない
し、ワクワクもしなかったです。
まぁ、当たり前といえば当たり前ですが、やはり仕事も趣味も同様に
「楽しい」
と思って行くのと、
「しんどい」
と思って行くのとでは、全く幸せを感じる時間が異なります。
そして、これはゴルフも同様と思います。
例えば、ミスショットをしたとして、
練習場では上手く打てるのに!
あんなに練習したのに!
なんでナイスショットできないんだ!
もっといいボールが打てるのに!!
と思ったとしましょう。
(こう思う時期がありますよね、誰でも)
すると悔しい!と思います。
そして、そのまま次のボールに向かうとどうなるのか
力まないことが
あろうか
いや、ない
となり、ミスショットを誘発してしまいます。
悔しい!と思うのはすごく当然の話ですし、その「悔しい」が練習のエネルギーになるので、その気持はすごく大切です。
でも、やはりゴルフに来ているからにはいいスコアで回りたいじゃないですか。
それに、イライラしているのが同伴競技者に伝わると、それもまた良くないことになります。
ということは、イライラしないように自分の気持ちをコントロールする必要があるとあります。
まさしく、
セルフマネジメント
です。
これが本当に難しいのですけどね…
でも、これができるのとできないのとでは、1ラウンドで数打違いが出ます。
間違いありません。
じゃぁ、どうすればいいのか。
厳しい話をすると、
先に書いた「練習場ではいい球が打てるのに」とか「あんなに練習したのに」とか言う事自体、
自分に甘い
のです。
(いやー、手厳しい(泣)自分が苦しくなりますw)
練習場ではいい球が打てるとか、あんなに練習したのに、とか言ってもゴルフ場でその球が打てないということは、
練習が足りない
ということです(断言)。
「あんなに練習したのに」という言葉の裏側には、自分的にしっかり練習した、という「自分的に」という意味合いがあります。
だから、あなた的に練習したかもしれないけど、それは所詮「あなた的に」でしょ?
本当にうまい人はあなたのまだまだ数倍練習しています。
それなのに「あんなに練習したのに」と言って、イライラしている事自体、恥ずかしいことです。
だって、まだまだ練習量が足りないのに「あんなに練習したのに」と言ってイライラしているのですから。
自分にナイフを突き刺しているような気持ちになってきましたが、これは事実です。
でも、良いスコアで回りたい!
では、どうすればいいのか。
ミスショットを
受け入れる
しかありません。
悔しいですけど、「これが自分の実力だ」と。
そして、どう思えばいいのかというと
俺にしては上出来だ
前に行ったからOK!
むむ。まだ練習が足りないのか。
と、考えるようにしてみてはいかがでしょう。
「こんなはずではない」とかそういう負の気持ちが次のミスショットを引き寄せます。
そうなると、せっかく楽しみだったゴルフが楽しくなくなります。
楽しくない上にお金を払うなんて、どれだけドMなんでしょう(泣)
それだったら、楽しくなるように、力が抜けるように、そして、同伴競技者の方々の気分を害さないようにしたほうが良くないですか?
僕たちはアマチュアの中のアマチュアです。
ゴルフは人生を豊かにするものの一つであり、生活がかかっているわけではありません。
せっかく「ゴルフ」に出会えたのですから、みんなで楽しくゴルフをしつつ、このような考え方を手に入れることで、本当に人生も変わるかもしれません。
楽しんでいきましょう!