今では非常にメジャーとなったゴルフ宅急便。
利用したことがある方も多くいらっしゃると思います。
便利ですものね。
だって、ゴルフバッグを持っていかずに着替えさえ持っていけばゴルフできますもの。
でも、結構トラブルがあります。
あまり知られていないと思いますので、みなさんも他人事と思わずに読んでいただけたらと思います。
まずは仕組みについて説明します。
もちろんですが、ゴルフバッグを宅急便の窓口に持っていきます。
クロネコヤマトが一般的です。
バッグを持っていくと、ゴルフバッグのカバーを購入(概ね500円くらい)するように言われます。
※今はカバーがないと郵送できません。
そして、送りたいゴルフ場の住所とあなたの氏名を伝票に記載します。
そこで、往復の「往」の控えの伝票をもらいます。
そして、ゴルフをプレーします。
帰りももちろん郵送で送ることができます。
送り先のゴルフ場と同じ県内であれば、どこからでも郵送することができます。
ここで問題が起こります。
ゴルフが終わっておつかれのお客様。
色々と次することや今日のゴルフの反省などで頭が一杯なのでしょう。
最もよくあるトラブルが
お客様が宅急便の
処理をしていない
です。
往復の「往」のときに控えの伝票をもらいましたよね?
それと同様に往復の「復」の控えの伝票を貰わないといけません。
でも、その控えをもらうことを忘れてしまうお客様が結構いらっしゃいます。
ゴルフ場もキャディさんやスタート室周りのスタッフとかにお声掛けするように徹底していますが、それでもお客様は忘れます。
結果、スコア集計などでバタバタしているスタート室がお客様の携帯に電話をかけて、控えはゴルフ場が預かった状態で郵送することになります。
キャディ付きの場合は、キャディさんが怒られます。
「ちゃんとお声掛けしたのか」
と。
もし宅急便をお使いの方がいらっしゃったら、覚えていてください。
必ず往復の復の伝票も控えを貰わないといけない、と。
でも、、、まだこのパターンならどうにでもできます。
もっとめんどくさい問題があります。
伝票を無くして、さらに処理をせずに帰るお客様。
まじか…
ゴルフ場は思います。
ずっと宅急便コーナーにゴルフバッグはあって、業務終了時でもまだ置いてあるからどうしたのかと思って見てみると、宅急便のカバーに入っているけど、伝票がない…
めんどくさっ!!!
お客様に事情を聞いて、さらに宅急便に照合して…とむちゃくちゃ手間がかかります。
ぶっちゃけ、手間賃くれよ、とまで思います。
なんでゴルフ場がここまでしないといけないんだ。
とも思います。
過去に聞いた例で言うと
◯気づかないうちに伝票が風に飛ばされた
◯伝票が無くなりそうだからと言って、お客様が手荷物の中に伝票を入れてしまってそのまま帰ってしまった
◯伝票についているゴムの紐がちぎれてどこか行った
などがあります。
みなさんも気をつけてくださいね。
また、宅急便は概ねゴルフ場に16時くらいに荷物を受け取りにきます。
ということは、今日ゴルフをして、明後日もゴルフ…という場合には、今日の16時までに宅急便に取りに来てもらわないといけない、ということになります。
この16時という時間ですが、これもゴルフ場によって様々です。
この時間を過ぎてしまうと、翌日便になってしまうので。
宅急便の時間に間に合わせたい場合には、ゴルフ場に相談してみてください。
この件に関しても、先日のお客様が
「間に合わないだと??」
と言って憤慨されていました。
結局、お客様がご自身で宅急便の集荷所に持っていかれました。
でも、宅急便の仕組みまでゴルフ場が先にお客様にご案内しないといけないでしょうか?
50個とか送られてくる宅急便の管理をしつつ、そのお客様に事前に説明することなんて可能でしょうか??
(しているゴルフ場もありますが)
なんでもかんでもゴルフ場が説明しないから悪いと言われる筋合いはありますか?
と僕は思います。
宅急便に慣れていないお客様もいらっしゃるかもしれませんが、宅急便で送るのか持ってくるのかはお客様の自己判断によるものであり、ゴルフ場が推奨しているわけではありません。
それなのに憤慨するお客様…
おかしくない?
まぁ、このお客様は自分で持っていかれたので、まだいいですが、酷い人はゴルフ場の責任だろうが!とか言ってゴルフ場従業員に運ばせたりする人もいます。
それを受けるゴルフ場もゴルフ場ですけどね。
県外でのゴルフは非常に楽しいものでもありますし、羽目を外せる場かもしれませんが、宅急便のしくみもちゃんと理解した上で円滑に旅行が楽しめるようにしてください。