僕は先日のブログの記事の中でも、遅い人に限って
自分が遅いと
分かっていない
悪いと思っていない
と書きました。
ですが、
遅い=悪
です。(本当に)
全国的にゴルフ業界で一番の問題になるのが、この進行(プレースピード)に関する問題です。
ハーフあたり2時間15分でラウンドしてください、というポスターを貼ったりして、ゴルフ場は進行に対する啓発活動を行っていますが、、、
そもそも、遅い人は自分が遅いことに気がついていない、という前提があります。
もう一つのパターンは遅れていることに対して、急がない人、のパターンです。
今日は遅い人のパターンについて紹介します。
もしかしたら、自分が当てはまるかも、と思った方は頑張って修正してください。
お願いします。
1)アドレスが長い
僕も見たことがありますが、アドレスが30秒くらいかかる人。
アドレスしたまま、止まってしまい、、、僕は「寝たのかな」と思って、覗き込んだことがあります。
他には、一度アドレスをしたけど、毎回、一回外してもう一度アドレスし直す人。
たまにならいいんですが、ほぼほぼ毎回する。
または、アドレスして、打ちたい方向を見て、ボールを見て、足踏みして、また打ちたい方向を見て…を繰り返す人。
はたまた、納得の行く素振りをするまで、何回も素振りをしてアドレスに入る人。
はよ、打てや!!
ったく。
何回確認するルーティンを取ってるんだよ!
ショットに要する時間として40秒以内に打つ、という時間制限もあるのに、何をしてるんだか…
ミスしたくない、という気持ちがそうするとは思いますが、そもそもそのアドレスがミスですからね。
まじで早く打てや
二回目
2)打つ準備が出来ていない
初心者の方に多いのですが、ベテランの方にもいらっしゃいます。
ゴルフは基本的にカップから遠い人からボールを打ちます。
グリーン上も同様です。
そして、自分が打つ番になってからラインを読み始める人。
何してたの?
今まで
他の人が打っているときに、邪魔にならない程度で自分のラインを読んで、スパット(目標)まで決めておく。
プレーを早めるために当然の動きです。
一番近くでアプローチして、ミスショットしてしまったがために自分が一番カップから遠くなってしまった、などのパターンはしょうがないとして、それ以外のとき。
魂が抜かれていたのか、電源がキレていたのかは知りませんが、本当に困ります。
同伴競技者の邪魔にならないよう注意しながら、先にラインを読みましょう
昔、なにかで見たゴルフ川柳で
「おい新人、ライン読まずに 空気読め」
とありました。
かなりお気に入りの川柳なので、未だに覚えています(笑)
3)効率が悪い
僕の後輩とかにも居ますが、これ。
本当にイラッとします。
ちょくちょくいらしゃるようですが・・・
ボールを探しに行って、
カートに戻ってきて
クラブを持っていく人
最初から持っていけ!
これ、本当に迷惑です。
大体使うクラブの3本くらいを持って、ボールを探して欲しいです。
むちゃくちゃ効率が悪いし、あなたがクラブを取りにカートに戻ってくる間、カートも動かせません。
そして、その間、他のプレーヤーはあなたを待たないといけません。
本当に効率悪い
です。
あ、俺もそういうとき、ある!と思った方は是非、5番、7番、ピッチングなどの3本のクラブを持ってボールを探しに行くようにしてください。
ちなみに、僕はこの5番、7番、ピッチングのセットを「トラベルセット」と読んでます(笑)
ボールを探す旅に行くイメージです(笑)
5番→低い球を打ちたいとき
7番→そこそこの高さが欲しいとき
PW→高い球で戻したいとき
に使います。
【総評】
お客様が悪意をもって、遅くプレーしているわけではないことはゴルフ場は分かっています。
でも、進行が悪くなると
○あなたの後ろの組のお客様がイライラする
○ゴルフ場従業員の残業代がかかる
○時間に追われているお客様からクレームが来る(飛行機の時間など)
○お風呂のボイラー代もかさむ
などなど。
本当にプレーが遅いのは、ゴルフ業界にとって「悪」です(断言します)
そして、プレーが遅い人は、自分がプレーが遅いと認識していない人が非常に多くいらっしゃるような気がします。
そういう人にとってさらに問題なのは
周りに遅いことを
注意してくれる
人がいない
こと。
例えば、どこかの会社の社長だったり、かなり年配の方だったり…注意されることがない人が多い気がします。
注意されないので、自分が遅いことも自覚していない…
だから、進行車で遅いお客様のところに行って
「すみません、前の組と離れているので少し急いでいただけますか?」
と注意すると
「遅くねーだろーが」
と言って来るのだろう、と思います。
何回でも言いますが、
プレーが遅い=悪
です。
OBを連発したり、ロストをしてしまったり、前の組とどうしても離れてしまうことがあるのは分かります。
問題はその後です。
お願いですから、
前の組に追いつくよう、
急いでください。