地獄の幕開けから一夜明け、今日は仕事を休んで夫の様子を見に行くことにした。


病院に着くと、弱々しくベッドに横たわる夫。気力も体力もないと言った感じで、見ているこっちが辛くなるほどだ。ただ、痛みは多少和らいでいるようで少し安心できた。

 

その数日後、仕事帰りに病院へ行くと看護師がいたので夫の病状を聞いた。その日は、内科的治療の他に精神科の診察も受けていたらしく、”アルコール依存症”だと言われた。聞いた時は、そのセンセーショナルな言葉の響きに心臓がバクバクショック!鼓動しているのがわかるくらい動揺し、心も深く深く沈んだ。しかしその反面、これまでのゴタゴタ全てに説明がついてスッキリしたという感覚にもなった。

 

実は正直、衝撃的すぎてこのときの事をあんまり明確に覚えていない・・・。