週末恒例(!?)の料理タイム。

野草のように成長してしまった豆苗くん。


さすらいの建築家、時々月光浴

ヘアーカットすべく、豆苗を使ったレシピを検索。

パラパラと料理本をめくると、豆苗と梅雨始めの初夏らしい味覚、アユを使った料理を発見。

でも、アユってスーパーで売っているの?・・・という疑問を抱きつつ、

とりあえず、一番可能性のありそうな明治屋に。

訪れてみると、あっけなく、発見。

しかも養殖アユと天然アユの品揃え。

天然アユ一匹1400円、養殖アユ1匹340円。

この違いは何じゃらほい?

ここは、秋刀魚対決生姜対決 に続いて、アユ対決か!?

と勇み足を踏みそうになったけれど、ここはガマン、ガマンと自分に言い聞かせ、

魚売り場を眺めると、生イカ発見。

日中よく歩いたので、冷えたビールビールとイカの刺身が美味しそうだな想像した瞬間、

購入を決意。

赤イカ580円、ヤリイカ480円。

ここはちょっと奮発して、赤イカを選択。

店員さんが紙に包んで渡してくれた値段のラベルに、1403円とあった。

あれっ?と思い、価格表をよく見てみると、

100g580円とあった。

ちなみに、ヤリイカは1パイ480円と書かれていた。

となりに並べられているのに、この単位の違いはズルくない!?

赤イカが一パイ1403円、ヤリイカが一パイ480円ということは、100円の違いと思いきや、

3倍ちかい価格差!

悔しかったので、ヤリイカも追加購入。

こうなったら、

イカ対決だ!



さすらいの建築家、時々月光浴

左が赤イカ、右がヤリイカ。

先日、三浦半島に遊びに行ったときに、イカのさばき方を教えてもらったばかりなのに、

一人でやってみると、なかなか苦戦。


さすらいの建築家、時々月光浴

切って並べてみる。

なんとなく、左の赤イカのほうが、身がふっくらと白い。

食べてみると、モチモチした食感があるのが赤イカ、ちょっとコリコリした食感があるのがヤリイカ。

で、肝心の味の方は・・・

どちらもそれぞれ美味しい!

本日の結論

イカの種類の違いで、3倍の値段を出す必要は全くないでしょう。

ーーー

続いて、アユ。


さすらいの建築家、時々月光浴

レシピにならって、尾ひれ、頭、ウロコをとり、内蔵、骨ごとミンチ状に。

それをオリーブオイル、ニンニク、唐辛子でソテー。

パスタ、豆苗を絡めて完成。


さすらいの建築家、時々月光浴

アユをミンチするのに苦労した割には、なんとなく、見た目も味もポロネーズに近く、

これだったら、ひき肉で代用できたのでは?と思わずにはいられなかったガーン

少なくとも天然アユを使わなくてよかったべーっだ!


さすらいの建築家、時々月光浴

ついでに、モロヘイヤとナメコのねばねばコンビ。


さすらいの建築家、時々月光浴

デザートはアルプスのモカロール。

「の」字がくっきりで、甘さ控えめで、美味。

相変わらず、ダイエットは程遠い週末の食事でした。
週末の午前中。

雑誌をパラパラとめくっていると、とろけるチーズと熟した真っ赤なトマト、さわやかな緑のバジルが

のったピザの写真が目にはいってきた。

その写真の店は中目黒にある ピッツエリア・エ・トラットリア・ダ・イーサ」。


記事を読んでみると、この店のオーナー山本尚徳さんは、世界ピッツェリア選手権なる大会で

イタリア人も成し遂げたことがない、大会二連覇を果たしているという。

ちなみに山本さんの師匠は、ナポリサミットでクリントン米大統領がお忍びで訪れたというピッツェリアの主。

記事によると、味も雰囲気もナポリそのままという。

ひそかに告白すると、ボクはピッツァ(あえてピザでなく)には一家言を持っている。

山本さんは、ナポリで食べたピザに感動して、その場で弟子入りを志願した(その時は断られる)というが、

ボクの場合もまた、ナポリ、ローマで食べたピザに恋してしまい、イタリアを発つ前日、

金銭的ギリギリだったボクは、ホテル代とピザを天秤にかけて、迷うことなくピザくんを選択した。

ピザに有り金を全てはたいてホテル代がなくなってしまったボクは、戦友ピザくんとともに空港の椅子で

夜を明かしたことがあるほどのピザファンなのだ。

そんなピザファンが、ナポリ本場の味と雰囲気を持つという当店に訪れないワケにはいかない。

そんなワケで、開店と同時に訪れてみた。



さすらいの建築家、時々月光浴

店の前まで来てみると、開店3分後にも関わらず、行列ガーン

普段のボクなら、絶対に並ぶことはないけれど、戦友を目の前にして引き返すのは気が引けて、

とりあえず、待ってみることにした。

開店直後だったので、一回転するまで結構時間がかかると思いきや、路上(テラス?)に次々と

テーブルがセッティングされ、すぐに順番が回ってきた。


さすらいの建築家、時々月光浴

このカンジ、確かにナポリっぽいんじゃない~、と思いつつ着席。

まずビールとともにタコのマリネとナポリ名物のゼッポリーネ(ピザ生地に青のりを入れて揚げたもの)。

さすらいの建築家、時々月光浴
(デジカメ電池切れで、ケータイ撮影のため、画質ダウン・・・)

そして、ボクちんの大好物、クワトロ・フォルマッジ(四種類チーズのピッツァ)。


さすらいの建築家、時々月光浴

窯焼きのためか、注文してからわずか2~3分で出てきた。

太陽のもと食べるピッツァは、やはりうまい!

そして、そのあとすぐ、王道のマルゲリータ登場。

さすらいの建築家、時々月光浴

味だけでなく、大きさもナポリサイズ!!

食べ終わる頃には、動けなくなるほど満腹状態。

さて、この店の講評タイム。

味、店の作りはまさにナポリ。

ただ、サービスはやはり、いろんな意味で「ザ・日本」。

昼時の混雑とあって、かなり忙しそうで、店員は店内を文字通り走って

駆け巡っていた。

よく言えば、お客さんを待たせないため、悪く言えば、見ていて落ち着かない。

そして回転率をあげるため(?)、食べ終わらないうちに次から次へと料理が

運ばれてきて、テーブルに乗り切らないので、急いで皿を空けなければならず、

とても「スローフード」とはいかなかった。

まぁ立ち食いのピッツェリアと思えば、そんなものかなとも思ったりもしたけれど、

休日のランチには、もう少し落ち着いて、冷えた白ワインとともに味わいたかったかな。

やはりイタリア料理には、慌ただしい雰囲気よりも、楽しげで陽気な笑い声の響きが似合うと思うなぁ~。

ちなみにこの店のテラスで食事していたところ、友人から電話がかかってきた。

車からたまたまピッツァを頬張るボクの姿を見かけたそうだ。

不特定多数の雑踏の中から、瞬時に見つけるとは、もしかしてボクの体型のせい?

我ながらダイエットに励もうと誓った直後にピッツアをたらふく食べている自分の姿を発見し、

ピッツエリアを評論している場合じゃないぞ、と気づいてしまった週末ランチでした。
 

 

日々忙しくしている友人が、

「春が来たから、散歩しようと外に出たら、すでに秋だった」

と言っていたことがあった。

ホント、時が経つのは早い。

歳を重ねる毎に、サクラの開花を見る周期が短くなっていく気がしている。


さすらいの建築家、時々月光浴

今年は、大震災があったけれど、いつもどおり、明るい花が咲くとホッとする。

自然界の花まで開花を自粛しなくてよかった。



さすらいの建築家、時々月光浴

震災の光景だけでなく、この平和的な花の季節の風景を、海外の人に見せてあげたい。


さすらいの建築家、時々月光浴

この春に、事務所を明治神宮近くに移転。


さすらいの建築家、時々月光浴

満員電車横目に、木漏れ日のある通勤は、なかなか気持ちがいい。

公私とも心機一転の


さすらいの建築家、時々月光浴

おまけ (新事務所からの風景。なんと、山手線総武線が合体列車!)