母校が今日明日と文化祭らしい。
ここ数日、とっくに卒業した自分もなぜか
文化祭モードになってしまい、
当時の写真やLINEのトーク履歴まで遡って見てしまう。

今夜もそれをしてしまって眠れない。

あの青春はいくら泣いてもいくら払っても
戻ってこない。再現もできない。

たかが文化祭、2日間の学校行事。
必要最低限、クラスの企画にさえ関わっていれば、準備期間の負担もほとんど気にならない程度だろう。

でも生徒会執行部の一員として、
またいっ時は文化部長という文化祭のプロデューサーとして経験したあの時間は、
きっと自分以外の何者にも触れない、
自分の中だけに生き続ける時間。


私のインスタのストーリーに
「明後日になれば終わってしまう」とコメントをくれた後輩。

椎名林檎の「青春の瞬き」という曲を共有した。

今日と明日という瞬きが、
永く彼女を支える、
内なる力になりますように。



青春の瞬き/椎名林檎


美しさと正しさが等しくあると
疑わないで居られるのは若さ故なんだ
子供みたいに疲れを忘れて寄り掛り合えば
僕らはたった独りでいるよりも有りの侭になる
時よ止まれ 何ひとつ変わってはならないのさ
今正に僕ら目指していた場所へ辿り着いたんだ

新しさと確かさを等しくもとめ
生命をほんの少しだけ前借りしたんだ
大人になって恥じらい覚えて寄り掛り合えば
僕らはきっと互いの重さを疎ましく思うだろう
いつも何故か 気付いた時にはもう跡形も無い
伸ばす手の先で消え失せる物程欲しくなるんだ