9月2日。

今日は昼から映画を観ました。
華氏451 というタイトルのもの。

こないだ読んだ戸田山和久さんの
「教養の書」って本で紹介されてて

今日観たのはそれのリメイク版。
旧作がTSUTAYAで見当たらなかった、、


映画の原作はレイ・ブラッドベリのSF小説「華氏451度」で、これは本が燃え始める温度なのね。

ここからちょっと想像つくかもやけど、
徹底した思想統制のシステムがあって、
書物を読むことを禁じられた社会で、
それを焼き払う側の人間と、
本を守ろうとその内容を暗記して
自分が本になろうとしてる人間の話。

頭の中に入れておけば、そこだけは
何者にも侵すことはできない、って考えで

ずっと前に見たテレビの旅番組?で
ユダヤ人が、「昔からユダヤ人は迫害されて地を移り歩くことが多かった。だから住居や文化的な建物が壊されても、頭の中の思想だけは奪われることのないように、教育には力を入れたし金もかけた。頭の中のことが自分を支えるのだと子供に教えた。」っていう感じのことを言ってたのを思い出した。




強いなぁ。




これだけ考えられる頭があるのに
これだけ考えられる頭があるからこそ
その使い方は良いようにも悪いようにも
なり得るのだと






#ダイガクセイの日常
#9月