日曜日だけど
ほぼ丸1日仕事をしていた昨日。
晩御飯の後、
ふと手に取った小説が
「ランチ酒」だった。
あっという間に
物語の世界に引き込まれ
気づくと2時間がたっていた。
主人公、犬森祥子は
バツイチで一人娘は元夫のところ。
見守り屋という
不思議な仕事をしている。
お楽しみは勤務後のランチ酒
料理がおいしくて
お昼からお酒が飲めそうな
お店を吟味する。
昼間からお酒を飲むのは
気分を和らげるため、
現実逃避するため、
ひとりの家ですぐに眠るため。
解説で中江有里さんの書いていたとおり。
いわば本書の半分は、美味しさ、
残り半分は切なさで構成されている。
人には、いろんな過去があり、
様々な思いを胸に外食をしているんだな
ということに改めて気づかされた。
続編が2作あるようなので、
これから読もうと思います。
この著者の本、「3000円の使い方」も
とても好きでした!