ファイルNo,297 RZ250事故修理 その1
↑6月に事故見積りを完了させたK様RZです。
保険のやり取りで色々とありましたが
対物超過特約を使って直す事になりました。
フロント足回り、外装、チャンバー等 損傷大です。
↑アウターチューブが割れるくらいなので
ヘッドパイプへのダメージも大きくストッパー部はご覧の通り。
以前に一度修理した痕跡がありますが
今回の事故で根元からちぎれかかっています。
こうなるとフレーム本体も怪しいので
外注にて基本骨格の点検及び修正を行ってもらいます。
↑ヘッドは完全に捻じれていますね。
↑修正完了。
↑シートレールも完了。
↑戻ってきたフレーム
ここから細部の修正を当店で行います。
↑どうにもならなくなったストッパー部を切り落としました。
↑表面を整えます。
↑裏から見るとこんな感じです。
ここから現物合わせで整形した鉄板を溶接していくわけですが、
ベアリングレース圧入面と被っていますので
なかなかめんどい作業となります。
※店長担当で本日中にはほぼ完成する予定。
明日からはT様TDRの作業に戻ります。
因みにフレーム関係の板金作業が終わりましたら
一度保険会社のアジャスターに現物を確認してもらいます。
対物超過特約は通常車両の査定+50万を限度として修理を行えますが、
修理の過程はしっかり報告する必要がありますし、
完全に修理が終わるまで保険金もおりません。
アジャスターの確認が終わり次第
今度は外装品共々ペイント業者行となります。
11月にはすべて完了させて立て替え分の清算を済ませたい所です。
さて私はこれからC様オーダーのカラーを仕上げて
A様オーダーの400刀ステムの検証見積もりに入ります。
その後S様RZRの追加作業分の検証と見積もりに入ります。
加工用の材料や純正&市販パーツの発注も行いたいのですが
それは明日になりそうです。
蒸し暑いけど頑張ろう!!