ファイルNo,25 H様 R1Z カスタム&メンテ
H様のR1Zの作業に取りかかっております。
オーダー内容はNSRの湾曲ラジエターフィッティングと
フェンダーレスキットの製作。
そしてドリブンシャフトシールなどの交換メンテです。
R1Zでは非常に珍しい赤外装です。
フレームやチャンバーはメッキ処理されています。
H様とはUPS-TAKUオープン当初からのお付き合いですから
もう15年は経ちますね。
お互いに自分の愛車にコツコツと手を入れながら
現在に至っているわけですが、
あっという間にもう10年くらいは過ぎちゃいますよ(笑)
↑さてこのNSRのラジエターですが入庫時からすでに取り付けられていましたが・・・
↑アッパーステーが細すぎて折れていました。
↑アンダーステーはNSR本来のセンター固定ではなく、
指差したベロの部分にアルミプレートで固定されていました。
そのアルミプレートも振動で折れていましたので、
実質ホースだけでラジエターコアは支えられていた事になります。
↑R1Zのノーマルラジエターステー(アンダー)は
両サイドとも切除されていました。
切り口が錆びていますのでタッチアップしておきます。
↑う~む どうやって固定しようか・・・
↑NSRのコアをしっかり支えるためには、
やはりNSR本来の固定方法を守らないと厳しい様です。
つまり、アッパー部はしっかりとフレームにボルト固定させ、
アンダーは差し込みタイプにするという事です。
しかしながらこのフレームはメッキ処理されていますので
フレームのメイン部分にステーを溶接してしまうと、
仮にシルバーでペイントしても違和感が出てしまいます。
上の写真で指差している部分からステーを出せば簡単ですがね・・・・
↑↓ で 散々考えた挙句、結局上の様なステーを造りました。
↑フレームの正面プレートに溶接します。
それでシルバーにペイントすれば目立ちません。
↑コアアンダーの凸を差し込めるようにアンダーステーを製作します。
↑エキパイの間をぬってサブフレームにステーを溶接する予定です。
以上ですが続きはまた後日。