ファイルNo,24 M様 ハーレーホイールコンバート加工
定かではないのですが
年式不明のFLSTFのフォークに年式&型式不明のホイールコンバートオーダーです。
因みにベース車両は`95のFXDLだそうで
三又ごと換装されるそうです。
↑これが完成状態です。
ブレンボレーシングとキャリパーサポートはお持ち込みです。
なんでもこのホイールのデザインとサイズが良いという事で
駄目もとで購入されたようですが、
ローターラインが外側すぎてキャリパーが全く固定できません。
また、フォークオリジナルのホイール&カラーセットが無いため、
まずホイールのセンター出しから行ってアクスルカラーを製作後、
ローター座面の追い込み加工量を決めなくてはなりません。
↑まずはダミーカラーを製作して左右均等厚で配置したところ
フェンダー取り付け面に対してホイールが若干オフセットされてしまいました。
フェンダー取り付け面もどこまで正確かは判りませんが、
他に基準になる面もないため、
カラー厚を左右で調整し、ホイールの位置を決めました。
次座面加工ですが、
↑なぜかと言いますと、キャリパーサポートとローターのクリアランスが
これだけしかないのです。
なのでローター座面を予め深めに追い込んで
シム調節でキャリパーを固定する事になりました。
写真は加工後のものですが、パットを目一杯広げてあります。
現状でホイールを空回しする限りでは特に問題無い感じですが、
パットの銘柄や厚みがわずかに変わるだけでもNGとなる可能性があり、
そう言った意味では皆さんにお勧めできるわけではありません。
しかしながらフィッティングに関しては自己責任という事で
ご了承頂いておりますし、今後どうなるのか非常に楽しみではあります。
そうそうコンバートしたホイールですが
ローターボルト径が左右で異なっておりましたので
もしかするとリヤホイールかもしれないとの事です。
確かにそう言われてみればそうですね(笑)
いや~ 本日はブログ三連発アップです。
他にR1Z関係、
TDRにR6のフロント回り換装オーダー関係、
SV1000にアッパーカウルステー取り付け関係をアップしようかと思いましたが
流石に疲れましたのでこれにて終了。
これから一休みしてTWカスタムの加工に入ります。
因みに店長はRZカスタムのフレーム加工オーダー(なんと2本)の
粗加工に入っております。
ハンドグラインダーで必要の無い部分を切り取って慣らす作業です。
恐らく二日後には握力が失われている事でしょう(笑)