ファイルNo,686 RZ 市販スイングアーム+1KTホイール+3MAキャリパーサポート製作
UPS-TAKU 大塚です。
本日は晴れておりますが
風が強くて花粉もヤバい・・・
こんな日は事務所に籠ってお仕事です!!
さてとっくに納品済みなのですが
当店では初めての組み合わせだったので
画像を編集してアップする事にしました。
使用するスイングアームはRZ250/350用の市販品です。
17インチ化が第一目的なので1KTのホイールを使いますが、
更に3MAの純正キャリパーも使用できる様に
何とかなりませんか?
と言ったご相談を受けました。
手持ちのデーターで事前検証を行ったところ
何とかなりそうなので正式にお引き受けして
何とかしました(笑)
↑完成品です。
検証から設計製作まで
私が担当させて頂きました。
↑出荷前の点検です。
最近はこの状態でホイールを回して
ショート動画を撮るのですが
この時は動画撮影は無しです。
↑スイングアームに仮組。
ピロ付きトルクロットもワンオフとなります。
↑ピロボールの位置関係は画像の通り。
↑スイングアームに溶接されているステーそのままでは
ピロボールの固定ができませんので
スペーサーやカラーも用意して
ガッチリ固定できる様にしてあります。
↑1KTのスプロケットハブ座面の追い込みと
シールレス加工も施しました。
スプロケットは520仕様です。
スプロケットの固定には
キャップボルトとWロックワッシャーを
付属させました。
↑
ホイール右ベアリングとキャリパーサポート間の
アクスルカラーやスプロケットハブベアリングと
スイングアーム内側面間のスペーサー、
フロントにRZR用のスプロケットを採用する際に
スプラインの厚みを補うためのスペーサーも
ワンオフで付属させました。
キャリパーがブレンボのカニ仕様であれば
これまでも製作を行ってきましたが
3MAキャリパーとの組み合わせは初めてだったので
無事に済んで良かったです!!
3月も中旬に入りまして
色々な作業を同時進行しておりますが
早く安定して暖かい気候になって欲しいものです〜
ファイルNo,685 Z400GPにZXR400Lステム バリオス2にZXR250Aステム 流用
UPS-TAKU オオツカです。
本日は午後から旋盤加工を予定しておりますが
その前に納品済みの紹介をしておきます。
まずはZ400GPにZXR400L型のステム流用です。
車体お持ち込み無しでのオーダーです。
ステムストッパーやキーシリンダーフィッティングに関しては
お客様側で対処して頂く前提ですので
当店ではステムシャフトをワンオフします。
↑完成したステムシャフトとZXR400L型のアンダーブラケットです。
ステムシャフトは7075材+ハードアルマイト。
いつものようにハードアルマイトの皮膜厚を考慮して
シャフトの製作を行っております。
※製作担当は私。
↑続けてトップブリッジ側の加工です。
トップブリッジをNCフライスに固定し
位置出しピンを使ってセンター出しを行います。
↑5mmほど凹加工を行いました。
↑続けて凸型カラーを製作します。
↑加工した凹部に凸型カラーを取り付けて完了。
凸型カラーを取り付けた後でも
深さで3.5mmほどの凹を残しておく。
実車持込でベアリング&リングナットの
完全な位置出しができないので
ステムシャフトのネジ部がリングナットの上面から
飛び出しても凹部で逃がせる様に配慮しておくわけです。
↑ベアリングを取けて
↑完成です。
パイプハンドル仕様にしたい方は
市販のハンドルポストを取り付けられるように
加工する事も可能です。
続けてバリオス2にZXR250A型ステムの流用です。
こちらの仕様は年間に何度かオーダーが入りますね。
先のZ400GP同様にストッパーやキーシリンダーフィッティングは
お客様側で行う前提となります。
↑Aが完成したスチール製のステムシャフト。
こちらの製作担当も私です。
BはZXR250A型のノーマルシャフト。
旋盤でシャフトエンドの溶接部を切削し、
その後プレスで引き抜いた状態です。
毎回書きますが、
ZXR250のステムシャフトは
ロアベアリングを取り付けるD部の外径よりも
ブラケットに挿入されるC部の外径の方が若干細いので、
必ずブラケットの裏側からシャフトエンドを
プレス押して引き抜いて下さい。
↑シャフトエンドの溶接は店長の担当。
↑スペーサーカラーを取り付けます。
↑純正ワッシャーの取り付け。
↑ロアベアリングレースとシールを取り付けて完了!!
↑画像を撮り忘れましたが
ZXR250トップブリッジ裏側にも凹加工を施してあります。
※こちらは凸型カラーの製作は不要。
と言う事で
今回は2車分を同時にアップさせて頂きました。
ところで・・・
各お客様からオーダーの
車両メンテ&カスタムに関しましては
現在大幅な納期遅れが発生しております。
綿密に作業予定を組んでも組んでも
悪魔的に次々と発生するトラブルに対しては
あまりに一日は短く圧倒的に時間が足りません。
予算外の電装系のトラブル。
O/Hしても完治しないキャブ。
目に見えないフレーム内側の腐食による手直し。
お持ち込み頂いた市販パーツの不良。
注文した市販パーツが予定通り入荷しない。
経年劣化による想定外のパーツ破損。
見た目が良くても中身がボロボロのガソリンタンク。
その他諸々キリがありません。
20年前であれば部品取レベルであった車両が
今や貴重なレストアベース車となり
現状渡しの中古車としても売買される時代になりましたので
特に個人売買などで取引される車両に関しては
見た目で判断できない多くのトラブルを抱えていて
恐ろしいほどの作業時間を消耗して行きます。
結果的にトラブルの無い車両の納期にまで
悪影響が出てしまいますので
ショップオーナーとしては納期の約束が守れずに
大変心苦しく申し訳ない思いでおります。
皆さま本当に申し訳ございません。
これからも保管場所の空が出れば新規の受付を行います。
ですが納期につきましては当面の間確約できませんので
それをご理解頂いた上で
メンテやレストア、カスタムについて
お問合せを頂ければ幸いです。
最期にこの後の納車予定についてですが
月末までにK様3HM、N様SRX完成予定です。
続けてK様1KT完成予定です。
3月も完成予定車両が数台ありますが
私が主に担当するワンオフ系の作業予定も
詰まっておりますので頑張ります〜
2026.2.14 トヨタプログレワイヤレス助手席パワーシートスイッチ取り付け+江の島 横須賀
UPS-TAKU 大塚です。
2026年は1月4日から営業を始めて
まともな休みが取れないまま過ごしていましたが、
一昨日から昨日にかけてお休みを頂き
江の島で一泊してきました。
で今回の旅行に出かける前にどうしても
やっておきたかった作業が二つ。
その内の一つはプログレにブロアモーターの清掃。
もう一つは数年前に購入したままだった
ワイヤレス助手席パワースイッチの取り付けです。
個々に時間を作って無事に作業は終わっていましたが
まずはそこからアップします。
↑ブロアモーターに辿り着く前に
BOX関係を取り外し
右側に見えるサーボーモーターの
ジョイント部にグリスアップをしておきます。
↑ブロアモーターファンを分離させる際は
ヒートガンを使ってやりました。
↑モーターは恐らく一度も清掃されては
いないかと思いますのでエアーガンで吹くと
ブラシのカスが飛び散ります。
マスクは必須です。
軸受け部に給油して組み直しました。
慣れれば大した時間はかかりません。
給油する前にたまに発生していたヒュルヒュル音は
完全に止まりました。
続けてワイヤレスパワースイッチの取り付け。
↑こちらが購入しておいたキットです。
プログレ用としては販売されていませんでしたが
メーカーに直接問い合わせをして
取り付けられるであろう物を購入させて頂きました。
問題はAのBOXがシート側面のカバー内に
収まるかどうかです。
↑こう言ったツールは必須です。
↑まずはスイッチのカバーをツールでこじって取り外します。
↑3本のスクリューを取り外します。
シート左後方のスクリュを取り外します。
↑シートベルトアンカーを取り外し
シート側面のカバーを浮かせるのですが
もう知恵の輪状態で大変でした。
〇部のカプラーを外してキットを割り込ませれば
配線関係は終了です。
↑問題はAの配置です。
なかなか良いポジションが無くて
あーだこーだ試行錯誤して何とか納めました。
振動対策でAにはスポンジを巻きつけましたので
その分のスペースが余分に必要になった事も
スムーズに行かなかった原因の一つだと思います。
↑カバーの取り付けも完了。
↑リモコンスイッチは裏蓋を開けて
ボタン電池を仕込みます。
このスイッチをセンターコンソールボックスの右側面などに
張り付ける方も多いかと思いますが
一度張り付けると電池の交換がめんどいので
私は特に張り付ける事はしません。
使わない時はボックス内の小物入れの中です。
後席に人を乗せた時に
運転席側から助手席の前後調整や
リクライニング操作ができなかったのが
何気に不便だったのですが
無事に解消できて◎です!!
↑JAPAN AVEのFMトランスミッターも
今回の旅で使用してみました。
電波の悪い所ではノイズが入りますが
想像していたより音質も良く
個人的には満足できる物でした。
プログレの場合はセンターコンソール内に
一か所取り付け口があります。
↑もう一か所はセンターパネルのドリンクホルダー下ですが、
ここに取り付けた場合はドリンクホルダーが使えなくなります。
車の準備はOK!!
↑昨年の1月の注文して
8月に届いたライトニング別注のダナー製
サイドゴアブーツが今回の旅の相棒。
昨年の9月に還暦を迎えたので
その記念に購入したブーツです。
サイドゴアブーツの購入自体が初めてて
尚且つ「現物を見れない&履けない」ネット注文なので
サイズが心配でしたが無事にクリアしました。
まっさらなのでここから経年変化を
楽しんで行こうと思います。
↑江の島の駐車場到着。
ここへ来る前にサザンビーチカフェに寄って
昼食を取りました。
↑10年くらい前に江の島に来た時には
のらニャンがけっこういて
猫好きの私にはたまりませんでしたが
今回は観光客も多かったせいか
一匹も見かけず残念・・・
リスには「なんだお前」って顔で見られた(笑)
↑ホテルに到着後は夫婦で周辺の散策にでかけました。
↑お昼はハンバーガーだったので夕飯は和食。
↑魚の煮つけも後から到着。
濃い目の味付けですが美味しかった〜
お腹一杯になりました!!
↑昨日は三浦半島の観音崎経由で
横須賀港に寄ってきました。
↑海自の潜水艦や護衛艦。
天気も良くなり基本も上昇
かなり気持ち良かったです。
↑プログレは今回も絶好調!!
信号機のトラブルで20分以上待たされたり
渋滞にはまりつつ300キロ弱走って
リッター10.9キロの燃費でした。
そろそろタイミングベルトとウォーターポンプや
プーリー関係の交換時期かな・・・
次回は4月に二泊三日で四国に行く予定ですが
プログレは空港で待機ですね。
ファイルNo,684 VFR400R (NC30)に市販三又フィッティング
UPS-TAKU 大塚です。
これから旋盤加工に入る予定ですが
その前にH様オーダーパーツをアップしておきます。
オーダー内容は
NC30に他車用の市販三又フィッティングですが、
その三又は特殊な構造をしておりまして
本来はステムシャフトを前後方向に
可変できる様に製作された物です。
お持ち込み頂いた状態では
上下共にプラケットのみとなりますので
詳細な構造を把握する事はできませんが
いずれにしてもNC30にボルトオンできる様に
仕上げなくてはなりません。
(製作は私が担当しました)
↑設計段階で試行錯誤しながら
まずはステムシャフトと凸型カラーABCを製作して
アルマイトを済ませました。
ステムシャフトは7075材+ハードアルマイト仕様です。
ハードアルマイト皮膜厚を考慮して
仕上がり寸法より0.02mm減径して
シャフトを製作しております。
ABCのカラーは2017材+通常の黒アルマイト仕様です。
こちらはハードアルマイトとは異なり
皮膜厚を考慮して0.02mmも減径する必要はありません。
さじ加減は経験と言う事で・・・
↑次にトップブリッジとアンダーブラケットを
固定するジグを製作。
↑画像ではCとなっていますがAの間違いですね。
このカラーをアンダーブラケットに差し込み
クランプします。
↑こんな状態になります。
ブラケットは上下面とも凹形状になっていて
更に4mmのストッパーピンが圧入されています。
このピンに合わせてワンオフした凸型カラーの
フランジ部にもU字の溝を掘りましたが
いかせん元々の設計図があるわけではなく
現物から位置関係を図面化するのには
カラーを製作するよりも時間がかかりました。
↑そしてアンダーブラケットをジグに固定します。
ここからステムシャフトを圧入するための
穴開け加工を行いますが
凸型カラーのセンターに穴を開けるのであれば
こんな大げさなジグは必要ありません。
旋盤の加工だけで済みます。
今回はできる範囲でステムシャフトを
後方へオフセットさせたいと言うご要望もありまして
カラーをアンダーブラケットに装着した状態で
加工を行う事にしました。
※上下面の厚みが不均等のブラケットでは
この方法はNGです。
↑トップブリッジも同じようにピンに合わせて
凸型カラーを装着後に加工して行きます。
↑上下共穴あけ加工完了です。
各凸型カラーのセンターに対して
↓方向に2.3mmをオフセットさせてあります。
↑まずはステムシャフトを圧入しました。
上面←部は凹状態となります。
このままでシールやベアリングを装着すると
あからさまに水やゴミが溜ってしまいます。
↑そこでワンオフしたCカラーの登場です。
↑設計通りに装着できました。
↑純正シール
↑そしてベアリング装着
↑トップブリッジと取り寄せした市販ナットを装着。
↑先ほどステムシャフトは2.3mmほど
オフセットさせましたと書きましたが
これ以上オフセットさせると
↑部の肉厚が不足してしまいます。
シャフトの頭にはアルマイト時の
電極を取り付けるための穴を開けてありますが
貫通ナットの場合はここに水が溜ってしまいますので
納品時にはキャップを取り付けておきます。
これにて終了!!
ファイルNo,683 XJR400にZXR400(L型)の三又フィッティング UPS-TAKU
UPS-TAKU 大塚です。
XJR400にZXR400L型の三又フィッティングと
ポッシュのハンドルポスト、
市販の可変ストッパーフィッティングオーダーです。
※ポストとストッパーはお持ち込み品
※車体お持ち込み無し
↑画像上のステムシャフトはワンオフ品。
7075材+ハードアルマイト仕様。
ハードアルマイト処理後の皮膜厚を考慮して
製作しております。
画像下はZXR400L型のノーマル。
↑続けてアンダーブラケットの加工です。
まずは簡易ジグを使いNCフライスのX軸対して
平行になる様に固定しますが
簡易ジグなのでクランプした際の動きが大きく
平行出しは地道な作業の一つです。
平行出しの次はセンター出し。
最期に加工時のブレ防止のための
クランプを追加してセット完了。
まずは〇部を切削します。
↑ZXR400の上面にはRがついていますので
ノーマルストッパーを切削後に
面出しする作業までは行いません。
予め打ち合わせをしていた場所に
凹加工とボルト穴開けを行います。
※加工原点を基準に左右均等加工。
今回は車体やフレームお持ち込みで
可変ストッパーの取り付け位置を
検証できるわけではありませんので
加工後の位置関係に不具合が発生する場合は
フレームヘッドパイプ側のストッパーを
お客様側で加工して頂く前提となっております。
それから画像の↑部も凸型に加工してあります。
※XJRのシールを取り付けるため
↑表側の加工完了。
↑ブラケットをひっくり返して
表面側と同じ方法でクランプ後に
ボルト穴部に凹加工。
各部面取り処理を行って
アンダーブラケットの加工は完了。
↑次はトップブリッジの加工です。
アンダーブラケットと同じ方法で固定します。
↑ステムシャフトを通す穴を
拡大+凹加工を行います。
※凸型のスペーサーカラーを取り付けるため。
↑続けてポッシュのハンドルポストを
取り付けるためのボルト穴を開け
凹加工も行います。
↑凸型スペーサーをワンオフしました。
ZXR400のトップブリッジ穴径のままでは
シャフトとの相性が悪いための処理です。
↑凸型スペーサーの圧入完了。
圧入すると内径が縮む方向に変化します。
予め想定してスペーサーを製作しますが、
想定範囲を超えてしまった場合は
もう一度外してスペーサーの内径を拡大します。
↑完成しました。
すでに納品済みです。
昨年中に納品 納車済みで
ブログにアップしていないものが
多々ありますがご容赦下さい!!
















































































