「プロレスが死んだ日。」ヒクソン×高田戦の顛末を白日の下に晒す"20年目の真実"/他 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

「プロレスが死んだ日。」ヒクソン×高田戦の顛末を白日の下に晒す"20年目の真実"/他

<イベントの御案内> 

舟木昭太郎のトーク&オークションの午後PART11
CAESAR’S DAY!

「シーザー武志の日 Ⅱ」

 

舟木昭太郎(アッパー社長)×シーザー武志(シュートボクシング創始)
のガチトーク?

 

諸君!シュートボクシングの今を熱く語ろう!!

団体の枠を超えてOB&ファンがシュートボクシングを語り合う2時間30分!
今回は舞台を花の銀座に移してのトーク、オークション&カラオケもある。
シーザー武志創始の自慢の歌も聴けるかもしれない。
「シーザー武志の日 Ⅱ」は贅沢な午後となる!


開催日:平成29年10月28 日(土)12時30分~15時00分
    (注:30分早まりました!)
会場 :銀座「セントポールズサロン」
所在地:〒104-0061中央区銀座5-5-1 ニュー銀座千疋屋ビル6階
    東京メトロ銀座線銀座駅B5出口すぐ。
    電話:03-6264-5672 FAX:03-6264-5673
     st.pauls.saloon@gmail.com
    www.st-pauls-salon-ginza.com
参加費:男性5,000円 女性4,000円(食事&酒・飲み物付き)
定員 :40名 ※先着順、収容人数に限りがありますのでお申し込みはお早めに。
お問合せ・申し込み メール・FAX・LINEいずれかで申し込みください。
「10・28参加希望」と明記の上、住所・氏名・電話番号・年齢(任意)を忘れずに以下のアドレスまで。
★アッパー
 [TEL]03-3469-0620
 [FAX]03-3469-0685
 [EMAIL]upper@lapis.plala.or.jp
 〒151-0066東京都渋谷区西原2-2-4
★シュートボクシング協会
 [TEL]03-3843-1212
 [FAX]03-3843-7272
 [EMAIL]info@shootboxing.org
 〒111-0033東京都台東区花川戸2-2-8



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[随感]自公大勝利へ戦犯は小池&前原
~淡き夢みし希望の党~
[試合]22日(両国国技館)は注目の世界戦
~村田の世界奪取、比嘉のKOシーンに期待~
[出版]ヒクソン×高田20年目の真実
~プロレスが死んだ日~

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[随感]自公大勝利へ戦犯は小池&前原

淡き夢みし希望の党

総選挙も目前に迫った。希望の党は熱風何処へ、失速したまま投票日を迎える。小池百合子代表が都民を蔑(ないがし)ろにして、国政に走った「つけ」である。豊洲移転、東京五輪と問題山積、なのに国政にうつつを抜かす。民進党合流に見せた、あの踏絵、排除の傲慢、過信であなたは信を失った。首都が燃えずば、地方に伝播せず、沈黙の葬送、希望の党の始まりは、終わりの始まり。都民ファーストを立ち上げまでが、小池百合子の生命線なのに、背伸びし過ぎた。都政を捨て、国政を牛耳る野心や、思い上がりも甚だしい。

この躓き、3年後の五輪のメインスタジアムにその姿は無いかも知れない。こんなはずじゃなかった、と小池旋風を当てにして立候補した諸氏の悶々たる心の内側が透けて見える。総選挙と共に小池百合子の政治生命は終わった。いまさら国政で敗北だから、都政に専念しますじゃ、都民も納得しまい。国政に未練あるなら、いつでもそちらにどうぞ、既に都民はあなたを見限った。

政権選択選挙と位置づけた此度の選挙、与党は300議席を伺う勢いだそうだ。となれば国民に信任されたと安倍一強内閣は、益々強権を振り回す厄介な存在になる。野党勢力は分断乱立で、政権を託す受け皿もなし、野党共喰いのあとに与党は易々と漁夫の利を得た。この現状に、国民が自公を選ぶのも当然か。小池百合子も前原誠司も、何のことない、与党にアシストした戦犯。淡き夢みし、邯鄲の夢、嗚呼、希望の党よ、小池百合子よ、さらばじゃ。

己の道を貫いた立憲民主党は国民の支持を得て、枝野幸男代表は、災い転じて福となす、かれこそ正義と大衆の目は捉えた。人心を甘くみた、小池の野望はかなし、当然の帰結だ。渡り鳥政治家小池百合子、次は、自民党の誰の懐に飛び込む。嗚呼、この先何年、安倍晋三の忖度政治に付き合わされるのか、俺はウンザリだ。


[試合]22日(両国国技館)は注目の世界戦

村田の世界奪取、比嘉のKOシーンに期待

22日は注目されるボクシングのビックマッチが控える。村田諒太×アッサン・エンダムのWBA世界ミドル級タイトル戦でこの試合は、5月の再戦だ。村田が勝った試合だ、とエンダムの微妙な判定勝ちに騒然となった曰く因縁つきリマッチ。

村田は、ダウンを奪い圧倒的に試合を支配していながら、詰めを欠き手数でエンダムにタイトルをスチールされた。苦いその経験を活かしきるかどうかは、村田の果敢な攻撃にかかる。前回と同様に手数のエンダムに、打力の村田で試合の構成は変わらずとみるから、好機到来とあらば鬼神のごとき一気前呵成に捻じ伏せたい。前車の轍を踏まずは、村田のもう一歩の勇気である。

セミファイナルには具志堅2世、比嘉大吾が登場してWBC世界フライ級タイトルマッチの初防衛戦。相手はフランスからのトマ・マソン。13戦13勝無敗、オールKOの剛腕は師匠具志堅会長が、スピードとタイミングで敵を圧倒したが、比嘉は力で相手を粉砕するタイプと凡そ違う。

比嘉は顎は張っていて見るからに打たれ強そう。筋骨隆々、鍾馗様似、試合も風貌も迫力満点。だからKOシーも荒々しく観客を酔わせる。日本選手の連続KO記録は浜田剛史の13、目前に迫る。比嘉の豪快なシーンが此度もみられようか。22日は衆議院選挙の投開票日、村田よ、比嘉よ選挙の喧騒を粉砕して、雄叫びを挙げよ。


[出版]ヒクソン×高田20年目の真実

プロレスが死んだ日

近藤隆夫氏が「プロレスが死んだ日。」~ヒクソン・グレイシーVS高田延彦20年目の真実~(集英社1600円+税)を上梓した。著者はヒクソンに最も深く密着取材したスポーツジャーナリストとして知られる。私が編集局長時代、ゴング格闘技編集長を務めて貰った。退職後はPRIDEのオフィシャル誌の編集にも携わり、総合格闘技黎明期のど真ん中を歩み、その豊富な取材歴で本書を著した。

1997年10月11日東京ドームでのヒクソン・グレイシー×高田延彦のガチンコ対決に焦点を絞り対戦過程、顛末を「20年目の真実」として白日の下に晒す。プロレス、総合格闘技の勃興衰退の歴史でもある。グレイシー柔術が勝ち、高田は惨敗してプロレスは滅んだとの結論。安生の道場破り事件のヒクソン証言もなまなましい。

ヒクソンはなぜ、強く、負けないのか、その謎がインタビューに隠されている。「試合が近づくと食事は6回にする。闘いに勝つには完璧なテクニックを優先的に身に付けるべきだ」は、ヒクソンの闘いの流儀としても興味深い。現役の格闘家、格闘技を志す者にお勧めの1冊。欲をいえば、敗れた高田の、ここがヒクソンの攻撃のポイントだ、を聞き出して欲しかった。


近藤隆夫著「ブロレスが死んだ日。」

 

秋雨に沈む我が住む街(16日夕刻)


DVD『カンムリワシ具志堅用高』 第1部 絶賛発売中!!

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