山中慎介防衛戦・記録か人の命か、敢然と後者を選んだ大和心トレーナーの勇気は称賛に値する/他
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■[随感] 記録より人の命
~タオル投入はファインプレー~
■[狂宴] 好評だった真夏の狂宴に続くもの
~次回は9月30日を企画中!~
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[随感]記録より人の命
タオル投入はファインプレー
具志堅用高さんの連続13度防衛に並ぶ大記録を目前に山中慎介(34=帝拳)は4回TKOで敗れた。リング上で手で顔を覆い、流した涙は、計り知れない喪失感、悔しい血涙ではなかったかと心情察して余りある。
だが、記録達成か人間の命かと二者択一を迫られたとき、敢然と後者を選んだトレーナーの勇気は称賛されるとも、非難されるものではあるまい。
勿論、彼の背中を押したのは、かつてのリング禍(帝拳)ジム所属 辻昌建選手の死亡にあったと十分考えられる。(※2009年3月21日、辻選手は、日本ミニマム級王座決定戦で最終回、金光祐治にロープダウンを受けKO負け、その3日後死亡。)
タオルを投げ入れたことで、セコンドの大和心トレーナーは本田会長の逆鱗に触れた。
「あそこから盛り返すのが山中のボクシング」(本田会長=朝日新聞)
「(トレーナーは)個人的な感情が入った。最悪のストップ。」(本田会長=日刊)
「セコンドは取り返しのつかないことをやってくれた。」(本田会長=サンスポ)
ざっと揚げた本田会長のトレーナーへの叱責、憤怒の数々、せめて腹に封印して、ご苦労様ですの一言申せば、愛弟子も救われただろうに、不憫なことよ。
ところであの場面、本田会長のいう逆転勝利の可能性は果たして如何程あったのか。
挑戦者ネリの圧倒的なパワーとスピードに、山中の足が止まり、ロープに釘付けにされた。後は猛攻に晒されるだけと大方の人には見えた。禍(わざわい)を察知したのは自然かもしれない。辻の轍を二度と踏んではならない、その恐怖が大和心トレーナーの頭をよぎったのだろう。
「(タオルを入れなければ)恐らく滅多打ちされ担架で運ばれていただろう」(古参のジム会長)。タオルを入れたのは賢明な処置であると私も得心する。山中選手のトレーナーとしての、本人を最もよく知る彼が、このままでは危険だ、と体を張ってタオルを投げ入れた。これこそ真のファインプレーではないのか。
[狂宴]好評だった真夏の狂宴に続くもの
次回は9月30日を企画中!
8月19日(土)は渋谷区西原「浜屋」での[真夏の狂宴]が開催された。浜屋は、私の近所の小さな居酒屋で、25人が満席の宴席部屋が他にあり、昼から営業しているので都合がいい。で当初、ここでいつもイベントの手伝いをしてくれる仲間と暑気払いでやろうかと、話を振ったら「折角やるなら、格闘家やファンを集めてやりましょう」となった。
藤原敏男さんにも来ていただいた。参加費も極力抑え安くした。お酒もふんだんに出した。結果、評判が良かったので、年に2回ほど素朴な「真夏の狂宴」のごとき親睦会を開きたいと思うようになった。その際は馴染みのファンや仲間を優先して、例えば「舟木昭太郎インビティーション」の呼称のようなものを考えている。
なお、次回は9月30日(土)13時から15時30分、銀座「セントポールズサロン」で”紅蓮の炎PART2”「女子プロレスラー+藤原敏男のコラボ」を企画中です。イベントも、数えて10回目、皆様のご協力を得てこれからも格闘技の素晴らしさをイベントを通して広げていくつもりです。
山中の王座転落を報じる日刊とサンスポ

真夏の狂宴のワンシーン!「ギャングと情婦」ただいま上映中!

「真夏の狂宴」に集まった狂った人々。

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