死中に活を求める”炎の男”輪島功一/マスターズ遠景・ガルシア待望の優勝/他
4・29「キックボクシング祭り」
猪狩元秀氏も来たる!
伝説のキックボクサー集結!
残席10!お申し込みはお早めに!!
4月29日(土・祭)13:00~15:30 定員50名
於 渋谷区幡ヶ谷「中華料理店名菜館」
藤原敏男、玉城良光氏や伝説のキックボクサー集結!
※食事&飲物(持ち込み自由)オークション+7名にお米のプレゼントあり!
[お問合せ・お申し込み]
メール/FAX/LINEのいずれかで「参加希望」と明記の上、住所/氏名/年齢(任意)/電話番号(携帯も可)を以下まで御連絡ください。
㈱アッパー
〒151-0066渋谷区西原2-2-4
upper@lapis.plala.or.jp
TEL.03-3469-0620/FAX.03-3469-0685
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■[随感] 桜、桜、霞か雲か
~今年も元気で花見ができた~
■[空爆] 荒くれ者、トランプの一撃
~軍備増強は防衛大臣の交代~
■[匠達] マスターズの遠景
~我が贔屓のガルシア待望の優勝~
■[駅伝] 箱根で燃え尽きる
~駅伝とマラソンは異質のもの~
■[死中] 舟木塾で語ったこと
~死中に活を求める~
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[随感]桜、桜、霞か雲か
今年も元気で花見ができた
桜の満開は、東京で6日、足並みが嘘のように揃って代々木公園がパッと花園になった。当日は時折強風に見舞われたが、家内と弁当、ビール、赤ワインを持参、前面に菜の花、後方に桜が眺望できる場所に弁当を広げた。よかよか。夫婦元気で今年も花見ができた。
花曇りの10日は近所のJICA裏の空地で、朝の太極拳仲間4人で、花見会としゃれた。昼過ぎ2時間弱だったけれど、風が吹くとさっと花吹雪、グラスに花弁が舞い降りて風流な一時を楽しんだ。今年ほど長い期間桜を愛でた年も記憶にない。かくて東京の今年の桜シーズン終る。
死に支度いたせと桜かな 一茶
[空爆]荒くれ者、トランプの一撃
軍備増強は防衛大臣の交代
アメリカ軍のシリア空爆、相変わらず危険な遊びを続ける北朝鮮、調子に乗って嫌がらせしていると、とんでもな代価を払う事になる。何しろ相手は西部の荒くれ者、トランプだ、この辺で鉾を収めた方がよかろう。シリア攻撃は、北朝鮮と海洋進出を続ける中国への見せしめともみれる。問答無用の一撃もあるかも知れない、風雲急だ。
こんな風雲急を告げる時下に、自衛隊全体を統監する防衛大臣が稲田朋美氏では何とも心もとない。国会答弁では野党の質疑にしばししどろもどろの不甲斐なさ、軍備を増強する前に、先ず防衛大臣を替えることの方が、先決だ。それが取りも直さず戦力増強になる。
[匠達]マスターズの遠景
我が贔屓のガルシア待望の優勝
今年のマスターズはプレーオフでジャスティス・ローズを下して、スペインのセルシオ・ガルシアが優勝した。メジャー初制覇、セベ・バレストレスの後継者とみられた”神の子”の劇的な勝利は、長年私も贔屓にしてきただけに嬉しい。この勝利で一皮むけメジャーで勝利を重ねていくことだろう。
天使のフェアーウェーと悪魔のグリーン、その中で今年も幾多のドラマを演じてくれた。我が松山英樹は-1のスコアで、11位だったが、最終日67のプレーは堂々たるもの。残り3つのメジャーに十分期待できるものだ。
余談ながら相撲からプロレスに転向した輪島大士は、プロレス修行で渡米する際、御大ジャイアント馬場にこういった。「馬場さん、あのマスターズのオーガスタでプレー出来ないですかね、アッハハ。」まだゴルフ覚えたての頃の話だ。馬場さん「お前、バカか。」と一蹴された。オーガスタ番外編!
[駅伝]箱根で燃え尽きる
駅伝とマラソンは異質のもの
第3回舟木塾は、4月5日9時30分から渋谷区代々木八幡駅前のカレー店跡で開かれ、5名が出席してくれた。その中には、スポーツライター近藤隆夫君氏の姿も前回に引き続きあった。
かつて同じ釜の飯を食った仲で、彼は私が編集人の時ゴング格闘技編集長であった。時空を経て再び席を同じくするのは、法外の喜びある。尚、土屋ジョー、竹井克彦、勝又厚男、市川敦史の各氏も参加してくれた。
ということで、せっかくだから私の講座を前に「箱根駅伝は何故五輪のメダリストを生まないのか」をテーマに語ってもらうことにした。近藤氏は同駅伝の著書をを数多く世に出している。同氏と私の結論はこうだ。
近藤氏「箱根駅伝は選手権でもないのに、ランナーにとっては最高の晴れ舞台、ここで走ることで燃え尽きてしまう」舟木「駅伝は団体競技、マラソンは個人競技と全く異質、よって駅伝がマラソンランナーを育むという思考は幻想であり、寧ろ有望なランナーをスポイル(だめに)している」
おりしも、元東洋大”山の神”柏原竜二さん(富士通陸上部・27才)は、4月3日、怪我に泣きひっそりと現役を退いた。箱根の活躍が華々しかっただけに、寂寥感漂うものだ。富士屋ホテル前で見た、韋駄天の走りは、いまだ私の脳裏に焼き付いている。ご苦労さま、柏原選手!
[死中]舟木塾で語ったこと
死中に活を求める
私の心の筋トレで、今回題材に拝借したのは、かつての”炎の男”輪島功一さん(現輪島ボクシングジム会長)で、彼が如何に絶望的な中で、活路を見い出したか、謂わば、死中に活を求める姿、をエピソードを交えて話を進めた。
輪島さんは、26才でプロデビュー、世界J・ミドル(現スパー・ウェルター級)王座3度獲得、2度返り咲き、連続6度防衛を果たした伝説のボクサー。46年10月カルメロ・ボッシに挑戦した。ボッシはアマチュア出身、正統派のチャンプ。一方輪島は、リーチも上背も全て劣っていた。
この王者をいかに攻略するか、輪島は腐心した。結果編み出したのがあっち向いてホイ、カエル飛びの奇襲戦法だった。輪島はどんな苦境のときもプラス思考、相手の弱点を攻める事よりも、長所をいかに削ぐかを試行錯誤した。
アルバラード戦、柳斎斗戦、再戦で見事雪辱した。その陰には、諦めない「死中に活を求める」気持ちがあったと。「世界の大偉業の大半は、もはやこれまでと思われた時にも、なお仕事をやりつづけた人々の手によって成し遂げられた。」デール・カーネギー、この諺を〆とした。次回テーマは何にしようか。
代々木公園の菜の花と満開の桜!

舟木塾に集まった面々、私の後ろが近藤氏。

太極拳仲間との花見会。

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