具志堅選手は何故7ラウンドKOが多いのか?/春爛漫の季節到来/他
3月25日(土)”紅蓮の炎”其の壱
銀座「セントポールズサロン」での
”紅蓮の炎”其の壱[女子プロレスラー決起!]
3月25日(土)13:00~15:00。定員30名、先着順。
※当日は真琴、結奈、泰里の他にもレスラーが参加予定。食事&飲物付き+レスラーとのカラオケもあり。
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㈱アッパー
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■[随感]辛夷、木蓮、桜花
~春爛漫の季節が到来する~
■[矜持]朝鮮半島は揺れ動く
~いまこそ民族の誇り持つべき~
■[現象]Nマークのシューズ
~何故流行っているの?~
■[舟木塾]第2回テーマは「勝負師」だった
~具志堅選手は何故7RKOが多いのか?~
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[随感]辛夷、木蓮、桜花
春爛漫の季節が到来する
御存知千昌夫唄う「北国の春」、辛夷(こぶし)が春の訪れを告げる。都会の街路にも、辛夷がシルクのような気品を漂わせて凛と咲く光景は、思わず目を開かせる。
辛夷が花開くと、いよいよ桜の季節になる。謂わば辛夷はマラソンの白バイ、桜花への先導に当る。辛夷、桜が散ると、今度は辛夷より大きく花被片に厚みがあり、存在感があるハクモクレン(白木蓮)が躍り出る。
辛夷は果実が握りこぶし(拳)ような形をしていることからその名がついた、在来種。一方木蓮は、蓮(ハス)の花に似ていることから「白木蓮」(中国原産)と呼ばれる。また蘭に似ていることから「白木蘭」とも。花言葉は、気高さ、高潔な心、慈悲とか。
小鳥が枝に止まるがごとぞっくり並ぶ木蓮の花姿は、壮観である。しかし、木蓮は陽の当たる南方向には、何故か花を向けない。一方、辛夷は、きっと南へ花を向ける。似たもの同士でかくも違うのは面白い。(芥川龍之介、辛夷と木蓮より)
赤紫色の木蓮(交雑種=サラサモクレン)もよく見かける。これはビロードのような趣がある。例年、地元商店街の玉川上水跡の遊歩道に贅沢なまでに咲き乱れ、しばし足を止め見とれてしまう。
朴木(ホオノキ)、ユリノキ、花水木と続き足早に季節は初夏へと移行する。3月下旬から5月は、まさに、森羅万象、草木の歓喜の合唱だ。外に出よう、もったいない。(資料/散歩の樹木図鑑)
[矜持]朝鮮半島は揺れ動く
いまこそ民族の誇り持つべき
朝鮮半島は揺れている。北朝鮮は金正男を殺害したり、ミサイル4発を日本海に打ち込んだりと、狂乱状態を醸し出している。一方燐りの韓国は朴大統領が罷免され大統領不在の異例の事態だ。
古(いにしえ)渡来した朝鮮民族、就中百済や新羅の王族・貴族(主に亡命)から我々民族は多くの知識や技術を学んだ。これら帰化人は高貴な人として尊敬を集めた、わが民族の謂わば先生であった。
その高貴な民族も見るに堪えない。特に北朝鮮は、拉致したり、兄弟を殺害に及び、更には危険極まりのないミサイル発射で威嚇と狼藉たるや、目にあまるものがある。韓国とて、日本大使館や領事館前に慰安婦像を設置するなど、とても成熟した国民のやる仕業とは思いない。
慰安婦像の問題は、韓国政府が国民に向かって、恥ずべき行為であるから、止めよう、と何故言わぬ。それがとりもなおさず、韓国民の矜持だ。像の撤去は国と国との約束、守らなくてはならない。
ケント・ギルバートが一蹴する。「結局お金でしょう!」外国人からこんな事言われて、屈辱ではないのか。かつて朝鮮民族は儒教の国で、礼節を重んじた。その誇りを失なうなかれ。
[現象]Nマークのシューズ
何故流行っているの?
公園や街中で目に付くのが”N”マークの運動靴です。私は不思議です。何故は流行っているのか、教えてください。そこには理由があるでしょうから。倅に聞いたら、世界的に流行している、とだけでした。
若者から老人まで、件のシューズを履いているその年齢幅の大きさだ。ラジオ体操に見える叔母さん、叔父さんも圧倒的に多い、外国人観光客もしたり。ニューバランス社はアメリカでしょう、何故日本で、世界で。
私も2足持っている。常時ラジオ体操に履くものと、ちょっとした外出用のもの、私が愛用している理由はそもそも右足が外反母趾で、かつ甲が高く挙句に平べったい足型である故中々合うものがない。
ある時、運動靴専門店であれこれ探していたところ店員が見えて、訳を言うとNシューズを持ってきた。試着してみたらすんなり履けた。以来N靴の虜になった。公園で見る御同輩も同じであろうか。
ニューバランス社には、何やら隠れた戦略のようなものがあるのではないか。あるいは、ヒットしたドラマの主人公が履いていたとか、私の素朴な謎である。
[舟木塾]第2回テーマは「勝負師」だった
具志堅選手は何故7RKOが多いのか?
前回の舟木塾は「勝負師」というテーマだった。引き出しは、竹中半兵衛の逸話より拾った。御存知のように半兵衛(本名・重治)は安土桃山時代、信長・秀吉に仕えた軍師である。
秀吉が天下を取れたのもこの人の力が大きい。彼を師と仰いだのが黒田官兵衛、早死にした半兵衛の役割を担って、秀吉を覇王に導いた、智謀の人。
さて半兵衛は、いつも座すると膝を小刻みにゆする。仲間は、そら半兵衛の貧乏ゆすりがまた始まった、と揶揄した。ところが彼は歯牙にもかけず続けた。
理由は咄嗟の闘じょうにも、飛び出せるように、足の筋肉を馴らしていたものだとわかって、さすがは半兵衛と評価を新たにしたそうな。常在戦場、これが勝負師。火坂雅史「軍師の門」に書いてあった。
半兵衛エピソードは枕詞、ボクシング13度防衛の具志堅用高さん(現・白井・具志堅スポーツジム会長)に話を振った。具志堅選手はなぜ13度防衛できたのか、である。
そこには周到な戦略があった。初めて公にする真実で、これはつい最近本人より聴いた。初めて耳にして私も驚いた。
ボクシングの世界戦は以前、15回制であった。最近は12回制。具志堅選手はその世界戦を15度戦って、13連続防衛した。13度防衛の中で、7RKO勝ちが4回もある。偶然ではない、これは何故かというのが、本題である。
15回の半分は7R辺り、マラソンでいうところの折り返し地点か、ボクサーはこの辺りがきつく「あと7Rもあるのか」と気が滅入るらしい。
休みたいな、阿吽の呼吸でお互いに感じるものらしい。そんな心理戦観客は知る由もない。俺も疲れているから、相手も疲れている。今がチャンス、ゴングと同時に、具志堅選手は渾身の力で襲い掛かる。虚を突かれた敵は脆い、KOできた。
7回KO作戦、これ企業秘密だから現役時代は語れなかった。因みに試合前の控室で具志堅選手は、いつも震えて、逃げ出すことばかり考えていたという。「何回防衛してもそれは変わらなかった」
ところが控室を一歩出ると、不安はもう消えていたというのだ。「あれだけ練習した、大丈夫」と晴々として、リングに上がる。ゴングが鳴ると、エンジン全開、カンムリワシの如く敵に襲いかかった。私の取って置きのネタを披露した。
スポーツライター近藤隆夫氏も参加してくれた。次回はどんな話題にしようか。語ることは己も学ぶことだ。4月5日(水)午前9時30分から渋谷区代々木八幡駅前で。幹事・竹井克彦、勝又厚男両氏。志ある者よ、来れ!
代々木郵便局横に見つけた辛夷。

■今日の一言■
『今日を楽しめ、今日を惜しめ』 淀川長治
渋谷区幡ヶ谷「中華料理店名菜館」での[キックボクシング祭り]
4月29日(土・祭)13:00~15:30。定員50名。
藤原敏男、玉城良光氏や伝説のキックボクサー集結!
※食事&飲物(持ち込み自由)オークション+7名にお米のプレゼントあり!


