シーザー武志のド派手な演出に度肝を抜かれたS-CUP決勝戦/トランプの悪の王国誕生/他 | 舟木昭太郎の日々つれづれ

シーザー武志のド派手な演出に度肝を抜かれたS-CUP決勝戦/トランプの悪の王国誕生/他

 

<舟木昭太郎のトークとオークションの午後 PART3>

"藤原敏男の炎のキックボクシング講座"
◎日時:11月26日(土)13時~15時30分
◎会場:「セントポールズサロン銀座」(TEL03-6264-5672)
 中央区銀座5-5-1ニュー銀座千疋屋ビル6階
 ※東京メトロ銀座駅B5出口すぐ。
◎会費:食事&飲物付き 男性5,000円/女性3,500円※領収書発行
◎定員:40名。先着順、定員になり次第締め切りとさせて頂きます。
[お問合せ・お申込み]

メール/FAX/LINEのいずれかで「11・26参加希望」と明記の上、住所/氏名/年齢(任意)電話番号を記載以下まで御申込ください。
 ㈱アッパー 東京都渋谷区西原2-24
 電話:03-3469-0620 FAX:03-3469-0685
 E-mail:upper@lapis.plala.or.jp

 



S-CUP決勝戦後に勢揃いした選手、関係者たち。前列はラウンドガールたち。
※写真はシーザー会長のFacebookから借用。

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[随感]悪役トランプが勝った
~かくて悪の王国は誕生した!~
~メディアはクリントンの勝利を疑わず~
[試合]2016 S-CUP決勝戦
~多彩な演出!S-CUP制したのはザカリア~
~ベストファイトは内藤×植松戦!~
~期待のRENAは消化不良~
[ゴルフ]松山英樹の進撃
~大志を抱くものは成長する~
<今月の流行歌推薦曲>

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[随感] 悪役トランプが勝った

かくて悪の王国は誕生した!

米大統領選挙は、差し詰めヒール(悪玉)役プロレスラーがベビーフィス(善玉)役に勝って、咆哮している場面を想像させる。アメリカ・ナンバーワン!それに民衆はUSA,USAを連呼する。トランプ、悪の王国誕生の瞬間だ。今後が思いやられる。

民衆はより刺激的な言葉に反応し易い。イスラム教徒は入国させるない!メキシコとの国境に壁を作る!TPPなぞくそくらえ!日本は守って貰いたいなら、駐留費を増額せよ!それが出来なくば、日本と韓国は、核を保有して自国を守れ!

何とも勇ましいアジ演説。8年間の民主党政権にフラストレーションが溜まっていた白人中間層は、トランプのこの強烈なメッセージに、心動かされた。


メディアはクリントンの勝利を疑わず

それにしてもだ、アメリカメディアはどうしたのだろう。開票が始まってもまだクリントン有利と予想、些かの疑問もなく推移していた。ところが時間が経つにつれて、トランプが勢いを増し予想外の結果に陥って、動顛した。

こんなことは私の知る限りかつてなかったことだ。今回ばかりは、通信社も新聞もテレビも、どこもトランプの勝利を予想した社は一つもない。悪玉トランプが、勝利しないと決め込んでいた。ときに「惡貨は良貨を駆逐する」のに。

さてどうする日本!荒くれトランプが、拍車の付いたブーツ履き、足音高く恫喝、略奪の傍若無人で襲い掛かる。北朝鮮も煩く付きまとうと、核を1発ぶっ放してやれ!とトランプなら言うかも知れない。何を仕出すか分からない、実はこれが選挙民を駆り立てた。

私自身、トランプ内閣は1期4年を待たずに、その矛盾した発言の連発から遅かれ早かれダッチロールするとみるがどうだろう。

いずれにせよ、アベノミクスが、成長戦略の柱と位置づけるTPPなぞ芥子粒みたいに吹っ飛ぶぞ。アメリカ第一主義の始まり始まり、他国はどうでもよい、アメリカさえ良ければと。日本もこの辺で腹を括って、自主路線に舵を切る事だ。


[試合] 2016 S-CUP決勝戦

多彩な演出!S-CUP制したのはザカリア

11月11日、シュートボクシングの試合にシーザー会長からご招待を賜り、初めて東京ドームシティホールに入った。

会場をざっと紹介してみよう。一歩足を会場に踏み入れるとそこは、まるでオペラハウス、後楽園ホールの1.5倍の収容人員で、アリーナ席地下二階から地上3階までの観客席は急斜面の棚田のようであり、吹き抜けるタコツボのような景観だ。

音響がすこぶるいい、女性オペラ歌手と思しき方がオープニング前に歌ったが、腹に響くド迫力、この演出は中々憎い。そこへ開会を告げる鎧兜の戦国武士を従えて、シーザー会長の武将が登場!雄叫びを挙げ開会を宣した。


ベストファイトは内藤×植松戦!

試合はS-CUP決勝戦、一回戦から始まった。試合が進み決勝戦ザカリア(モロッコ)×マサヤ(シーザージム本部)は、ザカリアが圧倒して3度のダウンを奪いTKO、連打もあればとび膝蹴りもある、往年のK-1選手アルバート・クラウスを彷彿させる好選手。

私が当日の全試合のうちベストファイトに挙げるのは、第9試合目SBスーパーバンタム級タイトル戦、C内藤大樹×挑戦者植山征紀、勝負は3回に決まったが劇的などんでん返しの結末だった。

好調の植松は切れのいいパンチでぐいぐい押し、優勢な試合展開で3回、KOと思いる痛烈なカウンターを内藤の顔面決めダウンを取る。

辛うじて立ち上がる内藤、傘になって襲い掛かる植松、ところが、パンチを放った一瞬はやく何と内藤の左が顔面を直撃した。植松はこの一発にキャンバスに沈んだ。劇的な逆転KO、勝負は一寸先が闇をまざまざと証明、内藤の防衛なる。逆転KOはまさに格闘技の華だ。


期待のRENAは消化不良

RENAは初のメインイベンとに力みすぎ消化不良の3-0判定勝ちだった。最もキンバリー(ブラジル)は総合格闘技を戦う選手なだけに、粘り強く倒すには難しい相手。やっと最終間際に、ラッシュして明白な判定を得た。

何事も経験、RENAの戦いのロードは始まったばかりである。暮れのRIZINにも出場するようだ。注目の2戦目だ。期待しようぜ。

会場をはほぼ8割の観客だった。「アリーナ席は全部売れましたが、2階、3階席に少し空きが出て。」と緒方社長は無念そうだってが、冷たい雨の中よく埋まったではないか。

「シュートボクシングを世界に広めたい」シーザー会長の壮大な構想は、30年を経て第二段階に入った。カラフルなスパッツが世界のリングで躍動する日もそう遠くはあるまい。

5時半から10時半まで、この日はたっぷりシーザーワールドを楽しんだ。少々長過ぎるのが課題のようだけど。時間の短縮もまた、お客さんへのサービスになる。シュートボクシングは進化しながら頂上を目指す。


[ゴルフ]松山英樹の進撃

大志を抱くものは成長する

VISA太平洋マスターズは、松山英樹が23アンダーで優勝した。大会記録、2位に7打差は無敵の強さである。先の日本オープンに続き国内2連勝、その間に中国での米ツアー世界選手権優勝があるから、内外股に掛けての快進撃だ。世界ランク7位!

三日目を終えてて2位と6打差が有ったにも関わらず彼は、過去に6打差をひっくり返された、と気を引き締めた。器が一回り大きくなったような気がする。当然彼の視野には、常にメジャー制覇の気持ちがあるに違いない。大志を抱くものは成長する。


<今月の流行歌推薦曲>

・会津山の神(津吹みゆ)
・阿吽(あうん)の花(島津亜矢)
・哀愁の酒(キム・ヨンジャ)
・紅の傘(大月みやこ)
・九頭竜川(五木ひろし)


武将姿で登場、大会を宣言したシーザー武志会長!


リング上、左よりS-CUP優勝者ザカリア、RENA,MIO選手。(写真/竹井克彦)


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