陽はまた昇らずRIZIN9/25のお粗末すぎる内容/気力に満ちていた豪栄道/佐竹氏も神輿を担ぐ/ | 舟木昭太郎の日々つれづれ

陽はまた昇らずRIZIN9/25のお粗末すぎる内容/気力に満ちていた豪栄道/佐竹氏も神輿を担ぐ/


「舟木昭太郎のトークとオークションの午後」パート2は、シュートボクシング創始者シーザー武志会長を迎える「CAESAR'S DAY!」(シーザーの日)

「舟木昭太郎トーク&オークションの午後」PART2は、シュートボクシング協会シーザー武志会長の全面協力を得て、10月22日(土)午後1時~3時30分、渋谷区富ヶ谷「麗郷(レイキョウ)富ケ谷店」で”シーザーの日”開催の運びとなりました。限定50名、先着順ですので、お早めに、シュートボクシング協会並びに㈱アッパーにお申し込みください。

シュートボクシングは昨年2015年、創立30周年を迎えました。「創業は易く守成は難し」の言葉通り団体が生まれては消えゆくなかで、シーザー武志会長率いるシュートボクシングは続いています。花も嵐も踏み越えての30年、共に語れば、歴史が見える。皆様の参加をお待ち申し上げます。

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[大相撲]豪栄道全勝優勝の要因
~気力に満ちていた~
~覚悟で一皮剥けた!~
[祭り]雨に祟られた2週間
~恒例「田吾作」の焼肉パーティ~
~佐竹雅昭さんも神輿を担いだ~
[RIZIN]お粗末すぎる内容
~陽はまた昇らず~

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[大相撲]豪栄道全勝優勝の要因

気力に満ちていた

9月場所、豪栄道の初優勝は殊の外痺れた。私は大相撲にはそれほど造詣が深いわけではないのに、豪栄道の今場所の土俵に連日、これぞ相撲と満腔の感激を味わい得た。日本人では貴乃花以来の20年振りの全勝優勝だという。

彼は爪先から頭のてっぺんまで気力に満ち溢れ、いかなる敵であろうと薙ぎ倒すといった鬼気迫るものを感じ、頼もしかった。

漲(みなぎ)る闘魂は、いままでの豪栄道には見られなかったことだ。優勝インタビューでいみじくも語っている。「気合いだけは誰にも負けたくなかった」

白眉の試合はなんといっても13日目の横綱日馬富士との一番、これは負けたと私が観念した瞬間に、起死回生の首投げを放って勝ち星をもぎ取った。まさに執念の逆転劇。


覚悟で一皮剥けた!

勝負を最後まで諦めない、食らいつく豪栄道の攻めの精神が見事に開花した一番だった。怪我に泣かされ、今場所もカド番で、本人心に期すものがあったのだろう。

心に期すものとは、俺はこのまま終われない、という覚悟・発奮だったのではないか。覚悟を決めた瞬間、彼は一皮剥けて、本来有していた潜在能力を引き出した。

そんな風に思える。この調子で迷うことなく横綱を目指して欲しいものだ。日本人の横綱が見たい。モンゴル勢3横綱時代はもう辟易(へきえき)だ。白鵬を倒して横綱だあ~!

ところで私がちょっと贔屓(ひいき)にする稀勢の里はどうした。横綱一番手と目されながら、大関の位置に満足しているようだ。

綱取り場所なのに(今場所10勝5敗)、覇気がなかった。豪栄道と対比すれば一目瞭然、そのうちにと考えているとしたら、チャンスは疾(と)くと去る。過ぎ去ったものは戻らじ。目覚めよ、稀勢の里!


[祭り]雨に祟られた2週間

恒例「田吾作」の焼肉パーティ

秋雨前線が壁に貼りついたように、この二週間は雨が降った。何しろ日が差したのは、この間たったの6時間というからこんな長雨は記憶にない。身体にも悪い。

早朝の太極拳、ラジオ体操も出来ずに、一日の始動もエンジンのかかり遅く、仕事にも勢いが付かない。鬱になるは天候不順であることが多いと精神科医は言う。

22、23日の代々木八幡宮の秋の祭礼も雨に祟られ、とうとう23日は神輿が町内を練り歩かなかった。平日とあって担ぎ手が集まらなかったこともあるようだ。祭り囃子の聞こえない町は死んでいた。


佐竹雅昭さんも神輿を担いだ

そのかわり、22日はすっぽん「田吾作」の恒例の焼肉パーティーが昼からあって我々夫婦も御相伴に預かった。燐家のガレージを借りて、お店の常連や友達を招いた盛大なものである。

有名な方南町の焼肉店主が出張して肉を焼いてくれるから、味も一味違う。1時半頃、格闘家・佐竹雅昭さんも合流して一段と賑わった。

彼は神輿を担いで、担ぎ手さん仲間にも喜ばれた。祭りが終わると秋が一段と深まる。歩調を合わせるかのように、虫の声が夜のしじまに響き渡る。


[RIZIN]お粗末すぎる内容

陽はまた昇らず

25日、さいたまスーパーアリーナで開催された総合格闘技無差別級トーナメント1回戦は、PRIDEを踏襲するものだが、内容はお粗末で、三試合ほど見てTVのスイッチを切った。

PRIDEの頃は華やかで、試合もスリリングだった。因みに今回のフジテレビの視聴率(ビデオリサーチ=Y!ニュースより)は平均8・5%だったという。

昔の光いまいずこ、だ。藤田×バルト戦は、似た者同士、バルトのお腹は、荒い呼吸とともに激しく波打ち、藤田もタックルさえできず、お互いが見合ってばかり。

タレントに転向してバラエティー番組を梯子するバルトに、いくら相撲で培った体力と言っても稽古もしない元力士に本来いい試合を求めても無理な話だ。その相手に負けた藤田、プロレスラーは総合格闘技はやるべきでない。

RENA×山本美優はよかった。美優は片足タックルで倒してグランド戦で優位に試合を進めたが、RENAに逆転された。流れを変えたのは、RENAの右ストレート。美優は顔面に受けて怯(ひる)み、絞め技に持ち込まれギブアップ。

しかし、美優には往年の体のキレもないし、戦うスピリットも感じられないた。峠を過ぎた。リングを去るときだ。41歳、3度結婚して、2男1女の母親。格闘家アーセンは長男。時は過行くままに。



【祭り、焼肉パーティーの雑感】 ワッショイ、ワッショイ!神輿を担ぐ佐竹さん。


田吾作親方(左から二人目私の隣)と佐竹さん等とパチリ!



親方夫人(右端)と御子息(左端)も揃った。


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